どう違うの?マットレスのダブルとセミダブルの違いとは

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マットレスには、セミダブルというサイズのマットレスもあれば、ダブルと言うサイズのマットレスもあります。

でも、そのセミダブルとダブルの違いについてはきちんとご存知でしょうか?

意外とよく分からないという方も多いのではないでしょうか?

そこでここでは、マットレスのセミダブルとダブルの違いについて紹介していきます。



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セミダブルのマットレスは120センチ

まずやはり当然ですが、ダブルのマットレスとセミダブルのマットレスではサイズ感が違うと言えます。

セミダブルのマットレスは、横幅が120センチ程度の物を指します。

たいしてダブルのマットレスのサイズは、横幅が140センチになります。

だから、セミダブルとダブルのマットレスは、だいたい20センチ違うと言えるのです。

この違いを聞くと、セミダブルとダブルでも20センチしか違わないのかと思う方もいるでしょう。

でも、実はこの20センチがすごく大きな違いになるのです。

20センチは寝返り分くらい

20センチと言うのは、だいたい寝返りで進む分くらいだと言えるでしょう。

ということは、セミダブルのマットレスよりも、ダブルのマットレスの方が1回分多く寝返りが出来るということになります。

もちろんそれは実際にダブルのマットレスの方が1回多く寝返り出来るようになるということではありませんが、一回分多く寝返りが出来る位のスペースがあった方が寝返りはスムーズに出来ることは間違いないでしょう。

なので、セミダブルのマットレスとダブルのマットレスの違いとして、ダブルのマットレスの方が寝返りがしやすいということが言えます。

寝返りがしやすい方が体に与える負荷は少なくなります。

寝返りがあまり出来ないでいると、そのせいで筋肉は固まっていきます。

そうして筋肉が固まっていくと、そのせいで身体がどんどん痛くなるのです。

だから、腰痛になったり、肩こりになったりすることも出てくるでしょう。

体を休めるために寝るのに、寝るせいでそうして腰痛になったり肩こりになったりするのはいやでしょう。

なので、基本的にはセミダブルのマットレスよりもダブルのマットレスの方がおすすめになります。



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セミダブルは1人用、ダブルは2人用

セミダブルのマットレスとダブルのマットレスでは、そもそもの使用用途が違うという違いもあります。

というのも、なんとなく名前から2人用に思えてしまうセミダブルですが、実はサイズ的には1人用だと言えるのです。

ダブルはその名の通り2人用に二なりますが、セミダブルは1人がゆったり使うマットレスになります。

だから、もしこれから2人暮らしをするに当たり、セミダブルとダブルで迷っているのであれば、ダブルのマットレスをおすすめします。

ダブルでも2人だと狭い

ただ、実のところ、ダブルでも2人で寝るにはやや狭いところがあるのです。

ダブルサイズのマットレスは確かに2人用ではあるのですが、それはあくまでも最低限のサイズと言えます。

だから、ダブルサイズのマットレスの上では、ゆったりと寝返りをしながら寝るというのは無理でしょう。

もし2人で寝つつ、ゆったりと寝返りなどもしたいのであれば、その時にはクイーンサイズやキングサイズと言う、ダブルベッドよりもさらに大きいサイズのマットレスを選ぶようにしていくとよいでしょう。

ということはセミダブルで2人は無理

ダブルでもそのように狭いと言えるのですから、セミダブルで2人で寝るのはまず無理だと言えるでしょう。

すごく密着して寝ることになることは間違いありません。

もちろんすごく密着して寝るのは問題ないかもしれませんが、毎日そうしてすごく密着していたら、当然寝返りもできませんし、すごく血行が悪くなるでしょう。

だから、腰痛や肩こりはひどくなる可能性がきわめて高いです。

今はそういう肩こりや腰痛に悩まされていないという方も、セミダブルに2人で寝始めたら悩まされるようになる可能性もあります。

だからやはりセミダブルは1人用と言えるのです。

セミダブル用のものはダブル用よりも少ない

セミダブルとダブルの違いとして、それ用のアイテムの違いもあるといえます。

セミダブルとダブルでは、ダブルサイズのマットレス用のアイテムの方が多いのです。

というのもやはりセミダブルは、1人用のマットレスとしてはシングルサイズのマットレスの人気に負けるのです。

セミダブルの方がゆったりは寝ることが出来ますが、そもそも一人で寝る場合には意外とシングルサイズでもゆったりと寝る事が出来ます。

なので、あえてセミダブルを選ぶ人はあまりいないのです。

ダブルサイズは、実際には2人で寝るにはやや小さいところがありますが、それでも2人用のマットレスとしてはお得な価格設定でもありますし、部屋の広さなどから考えても現実的な広さでもあります。

だから、2人用のものを探している方に選ばれることが多いです。

ということは当然、その分それ用のアイテムも増えていくのです。

それ用のアイテムとはたとえば、シーツや掛け布団等です。

丁度良いサイズのものが見つかるのは、やはりセミダブルよりもダブルサイズのモノになるでしょう。

ダブルの方がインテリアとして楽しみやすい

ということは、ダブルサイズのマットレスの方が色々な選択肢の中からシーツや掛け布団を選んでいくことが出来るようになるということです。

となれば当然、ダブルサイズのマットレスの方がインテリアとしていろいろ楽しみやすいということになります。

寝室のインテリアに特にこだわりがなければこれは特に大した問題にはならないかもしれませんが、もし寝室のインテリアにこだわりがあるのであれば、その時にはダブルサイズのマットレスを選んだ方が満足できる可能性は高くなると言えるでしょう。

セミダブルはそれ自体の選択肢も少ない

セミダブルとダブルは、それ用のアイテムの数に違いがあるだけではなく、そもそものマットレスの数自体にも違いがあると言えるでしょう。

先述の様に、セミダブルのマットレスは、シングルのマットレスに比べて1人用のマットレスとしては人気がありません。

そうして人気がないということは、それに対応するアイテムだけではなく、そもそもセミダブルと言うサイズのマットレス自体を作らない事も増えていくのです。

同じシリーズのマットレスで、シングルとダブルのサイズはあるけれど、セミダブルのマットレスはないという事も多々あると言えます。

固さにこだわりがある場合もダブルの方が吉

そうしてマットレス自体の選択肢もあまりないということは、セミダブルのマットレスを使用している場合には、あまり自分好みの固さのマットレスを選ぶことが出来なくなるという可能性があるということになります。

ダブルであれば、色々な選択肢があるので、固さも色々な中から選ぶことが出来ますが、セミダブルの場合は、そもそもの選択肢が少ないので、その選択肢の中にすでに自分が気にいるような固さのマットレスがないこともあるのです。

それでは困る人もいるでしょう。

だから、マットレスの固さにこだわりがある人には、ダブルのマットレスがおすすめになるのです。

まとめ

ダブルのマットレスとセミダブルのマットレスの違いについてはお分かりいただけましたでしょうか?

基本はセミダブルが1人用で、ダブルは2人用だと覚えておけば、大きな間違いをすることはなくなっていくでしょう。

1人でのんびり寝たいならばセミダブル、2人で寝るならばダブル以上。

それがマットレス選びの基本なのです。