カビが発生しづらいマットレスを紹介!注意点はいくつもある?

マットレス・敷き布団

マットレスを利用していたら、寝具にカビが生えてしまって、困惑してしまった方は多いでしょう。

実は、カビが生えやすいマットレスや、生えづらいマットレスがあるのです。

さらに、部屋の状況によってもカビが生えやすくなるので注意しなければいけません。

カビは、健康面で悪影響が出てしまうので、カビや寝具について詳しく解説しましょう。



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カビが発生しやすいマットレス

カビが発生してしまった場合には、まずは自分が利用しているマットレスが、カビが生えやすい種類なのか把握する事が重要です。

それでは、カビが発生しやすいマットレスとは、どのような物か詳しく紹介しましょう。

極厚タイプ

マットレスは、ボリュームがあれば底つき感を緩和する事ができるので、寝心地がよくなります。

実際に、底つき感が出てしまえば、仰向けになっている時に背中や腰が痛く感じてしまうので睡眠の質をキープする事は難しいのです。

ところが、極厚タイプのマットレスは、内部に湿気がたまりやすくなっています。

なぜなら、極厚タイプは重量が重くなっているので、簡単にはマットレスを立てかける事が難しいからです。

マットレスは定期的に立てかけなければ湿気がたまってしまうので、注意して下さい。

フラットタイプ

日本国内で販売されているマットレスは、ウレタンを採用している製品もあれば、コイル(スプリング)を採用している製品もあります。

コイルであれば空洞になっている部分が多いので、熱を放出しやすくなっているのです。

しかし、ウレタンの場合には特殊な形状になっていない限りは、熱を放出する事が難しいので、湿気がたまりやすくなっているのです。

そのため、自分が利用しているマットレスでカビが生えてしまった場合には、どのような中材になっているのか確認してみる事をおすすめします。

生地の種類

マットレスの『カバー』もカビと大きく関係しています。

なぜなら、通気性が悪いカバーもあれば、通気性が優れているカバーもあるからです。

寝心地の良いマットレスを探している方は、肌触りの良いマットレスのカバーを選びたくなるかもしれません。

しかし、マットレスでカビが生えづらい場合には、肌触りよりも通気性が優れているカバーを選ぶようにしましょう。



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カビが発生しづらいマットレス

カビが発生しやすいマットレスの中には、寝心地が良い製品もあるので、利用したくなる方もいるでしょう。

実は、そのようなマットレスでもカビを発生しづらくしている製品もあるので、詳しく解説しましょう。

ベンレチレーター

極厚タイプのマットレスでも、側面に『ベンチレーター』が搭載されている製品があります。

このベンチレーターから熱を放出する事ができるので、ボリュームがあるマットレスでも通気性が優れている場合もあるのです。

そのため、底つき感を緩和しているマットレスを利用したい場合には、湿気がたまりづらくなっているベンチレーターが搭載されているのか確認したほうが良いです。

ただし、ベンチレーターが搭載されている製品でも、あまりにもマットレスを立てかける回数が少なかったら湿気がたまる場合もあるので、その効果を過信しないようにして下さい。

メッシュ生地

マットレスのカバーで、通気性が優れている素材として有名なのが『メッシュ生地』です。

このメッシュ生地は、熱を放出しやすくなっているので、湿気がたまりづらくなっています。

さらにメッシュ生地を採用しているマットレスは、暑い夏場の季節でも、あまり暑く感じません(室温によって違いがあるので注意)。

さらに『3Dメッシュ』を採用しているマットレスもあって、側面が全てメッシュになっている物もあるので、カビ対策を講じたい場合には、メッシュを採用しているマットレスを選ぶようにしましょう。

カビが発生しやすい環境

カビが生えづらいマットレスを利用していても、マットレスでカビが生えてしまう事もあります。

このようなケースでは、マットレスの他に原因があるので、詳しく説明するので確認してみて下さい。

ベッドの種類

マットレスの通気性がよくても、ベッドのほうで通気性が悪かったら、カビが発生してしまうので注意する必要があります。

通気性が優れているベッドを利用したい場合には『すのこ板』がおすすめです。

なぜなら、すのこ板のベッドであれば、隙間がいくつもあるので、熱を放出しやすくなっています。

このベッドであれば、通気性が少し悪いマットレスを利用していたとしても、カビが発生しづらくなっているのです。

マットレスにカビが生えた場合には、その問題がマットレスだけにあるとは思わずに、ベッドにも問題がないのか確認してみて下さい。

湿度の高さ

マットレスとベッドに問題がなくても、カビが生えてしまう場合には、部屋の『湿度』に注目して下さい。

部屋の湿度が高くなってしまえば、ベッドやマットレスだけではなく、様々な所でカビが生えてしまうので注意しなければいけません。

カビが発生しやすい湿度は『70%以上』なので、梅雨の時期のように湿度が高くなってしまう時は、特に注意して下さい。

そのような時期に、食べカスなどを床に落としていたら、カビの餌となるので、定期的に掃除をする事も忘れないようにしましょう。

室内干し

夏場の季節であれば問題はないかもしれませんが、雨や雪が降りやすい季節では、洗濯物を室内で干してしまう方は多いでしょう。

実は、洗濯物を室内で干したら、多くの水分が水蒸気となって放出されてしまうので、カビだけではなくダニまで繁殖しやすくなってしまいます。

そのため、室内で洗濯物を干したい場合には、定期的に部屋の窓を開けて換気するようにして下さい。

冬場の季節は寒いので、辛く感じるかもしれませんが、洗濯物が半乾きになるまでは、定期的に5~10分程度は換気したほうが良いです。

カビアレルギーの症状

カビが発生する条件や、対抗策などを紹介してきましたが、もしもカビが生えたら、どのような症状に悩まされるのか知りたい方もいるでしょう。

そこで、カビアレルギーを発症した場合の症状や病気などを紹介するので、参考にしてみて下さい。

喘息

カビが多く発生したら『喘息(ぜんそく)』になってしまう場合があります。

ただし、カビが多く発生したとしても、全ての方が喘息になる訳ではありません。

なぜ個人差があるのかと言えば、体力が低下して免疫力が低下しているほうが、カビアレルギーを発症しやすくなるからです。

そのため、カビアレルギーが心配な場合には、部屋でカビが発生していないのか注意しながら、免疫力が低下しないように注意してください。

免疫力をキープするためには、しっかりと食事や睡眠時間をとる事が重要です。

アレルギー性鼻炎

カビが多く発生したら喘息になるだけではなく『アレルギー性鼻炎』に悩まされる事もあります。

もしも鼻炎に悩まされるようになれば、寝つきも悪くなるので、睡眠の質をキープする事が難しくなってしまうのです。

実は、睡眠時間を確保しても、睡眠の質をキープできなかったら睡眠不足に陥ってしまいます。

そのような事になれば、体力が低下して、免疫力がさらに低下するという悪循環に陥ってしまうので、カビによって鼻炎にならないように気を付けたほうが良いです。

まとめ

マットレスにカビが生えてしまった場合には、寝具に原因があると思いがちです。

確かに、通気性が悪いマットレスやベッドを利用していたら、カビは発生しやすくなりますが、部屋の状況も大きく関係しています。

部屋の湿度はカビの発生率に大きく関係していますが、念のために通気性が優れているマットレスを選ぶ事は重要です。