マットレスに除湿シートを使うときのポイントは?4つの注目ポイント

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除湿シートは、マットレスの余計な水分を吸い取ってくれます。

そのため、常に湿気の少ない状態を維持するためには便利なアイテムです。

ただし、除湿シートを利用するなら、あまり適当に使うのはおすすめできません。

しっかりポイントを押さえて、なるべく上手に使うようにしましょう。

では、そのポイントについて、詳しく説明していきます。



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使いやすいものを選ぶ

除湿シートを使うなら、まず購入しなければなりませんが、どれを選らんでもよいわけではありません。

「どれも似たようなものだろう」と考えていると、値段だけ見て適当に決めてしまうこともありますが、それはよくない選び方になります。

ひとくちに除湿シートといっても、いろいろな種類があるので、よく考えずに買ってしまうと、思うように効果が得られず、困ってしまうこともあるのです。

失敗を防ぐには、使うときのことをよく考えて、便利なものを選ぶようにしましょう。

除湿力

除湿シートの除湿力は、その製品によって違いがあるため、どれを使っても同じ効果が得られるとは限りません。

そのため、除湿力については、買う前にしっかり確かめておく必要があります。

ここで重要になってくるのが、除湿剤です。

除湿力を判断するには、どんな除湿剤を使っているか見てみることが、最も確実な方法になります。

使用されている除湿剤によって、水分を吸収する力が違ってくるのです。

よくある一般的な除湿剤としてはシリカゲルがありますが、さらに吸収量の多いものが欲しいときは、モイスファインやベルオアシスといった除湿剤がおすすめです。

それらを使った除湿シートは、除湿力がとても高く、かなり長く敷いておくことができます。

大きすぎて動かしにくいマットレスなどに使うなら、なるべく除湿力が高いものを選ぶようにしてください。

それほど長く敷いておく必要がなく、とりあえずどんなものか試してみたいようなときは、スタンダードなシリカゲルのものにしておきましょう。

センサー

除湿シートは、いくらでも水分をためこんでおけるわけではありません。

いっぱいになってしまったら、吸収した水分をいったん蒸発させないと、除湿力が低下してしまいます。

そのために役立つ機能が、吸湿センサーです。

吸湿センサーの色の変化を見ることで、どれくらい水分を吸収したかわかるようになっているのです。

この機能は、多くの除湿センサーについているものですが、一部例外もあるため、安心しきっていると足元をすくわれる可能性もあります。

「この除湿シートにもついているはず」といった思い込みをせず、本当についているかどうか、しっかり確かめてから購入するようにしましょう。



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最も効果的な位置に敷く

除湿力の高い除湿シートを選んだとしても、使い方によっては、効果が変わってくることもあります。

敷く場所が悪かった場合は、せっかくの優れた除湿シートも、うまく力を発揮できないことがあるのです。

湿気によるデメリットをきちんと防ぐためには、除湿効果を最大限に得られるように、セッティングをよく考えてみることが大切です。

ベッドの場合

マットレスをベッドで使うとき、除湿シートが最も効果を発揮するのは、ベッドの床板とマットレスの間になります。

ベッドパッドなどの下に挟む方が、寝汗などを吸い取るには効果的なイメージもありますが、その方法はおすすめできません。

除湿シートが体のすぐ下にあると、寝心地を損なう可能性が高いのです。

これは、除湿シートの機能が湿気の吸収をメインにしているためです。

余計な水分を吸い取る効果は高くても、その素材は硬めであり、気持ちよく眠るためには、あまり向いていません。

そのため、硬さが気になってしまい、睡眠の妨げになることがあります。

除湿シートを敷くなら、体にあまり影響のないマットレスの下がベストです。

寝汗は基本的にベッドパッドなどで吸収し、それでも吸いきれずに下がってきた水分は、除湿シートでカバーするようにしましょう。

その方法なら、湿気の対策をしつつ、寝心地のよさもしっかり確保することができます。

床の場合

マットレスは、ベッドだけでなく、床に敷いて使うこともあります。

そのときは、除湿シートを床とマットレスの間に入れるようにしてください。

マットレスの上になるような敷き方だと、寝心地が悪くなる可能性が高いので、位置には十分注意しなければなりません。

これは、床との間に発生する結露の対策としても、重要なポイントになります。

床に直接敷いてしまうと、体温と床の冷たさによる温度差で結露が発生し、マットレスを濡らしてしまうことがあるのです。

しかし、床とマットレスの間に除湿シートがあれば、その水分を吸収することができます。

濡れて湿気が増えすぎると、カビやダニが繁殖してしまい、マットレスを使えなくなることもあるので、しっかり対策をしていきましょう。

洗濯する

除湿センサーは、ベッドパッドなどが吸いきれなかった水分をしっかり吸収してくれますが、汚れには注意しなければなりません。

汗による水分が多量に蓄積されていけば、除湿シートはどうしても汚れてしまいます。

そのままの状態で長く放置していると、臭いがしてくる可能性もあるのです。

なるべく清潔な状態で使うためには、ときどき洗うようにしてください。

洗濯して汗の汚れなどを落としておけば、余計なデメリットが発生することはありません。

洗濯方法に注意

除湿シートを洗濯しながら使うのは大切なことですが、製品によって推奨されている洗い方が異なる場合があるので、洗う前の確認を忘れないでください。

洗濯機に入れて普通に洗えるものもあれば、手洗いで優しく洗わないと劣化するものもあるため、方法を適当に決めたりすると、失敗してしまいます。

手入れをするつもりで逆にダメージを与えてしまうようだと、すぐに使えなくなり、何度も買い替えが必要になることもあるのです。

劣化を極端に早めたりしないように、適切な洗濯方法を確かめてから洗うようにしましょう。

マットレスの敷きっぱなしはNG

除湿シートを使うときは、湿気の対策をしたことに安心してしまい、思わぬ失敗をすることがあります。

それが、マットレスを長く敷きっぱなしにしてしまうことです。

「除湿シートが吸い取ってくれている」という油断があると、マットレスを乾燥させる作業を怠けてしまうことがあります。

しかし、敷きっぱなしはよくありません。

いくら除湿シートを使っていても、敷きっぱなしにしていると、湿気はこもりやすくなります。

裏面が常に隠れた状態になるため、湿気の逃げ道がなくなり、除湿シートもすぐいっぱいになってしまうのです。

そのため、除湿シートを使うときは、敷きっぱなしを避けることも重要なポイントになります。

空気に触れる機会を

除湿シートを敷くときは、マットレスを敷きっぱなしにせず、きちんと干すようにしてください。

ときどき日光に当てて乾燥させる作業を行えば、普段は隠れている裏面も空気に晒すことができるため、湿気がこもりすぎることはなくなります。

日光に弱いマットレスでも、風通しをよくしておけば、日の当たらない場所で乾燥させることができるので、積極的に干すようにしましょう。

また、ローテーションで敷き方を変える方法もおすすめです。

定期的に裏表を入れ替える使い方をしていれば、どちらか一方だけが空気に触れないような状態は避けることができます。

除湿シートで湿気対策をするなら、そうした工夫もしっかり取り入れていきましょう。

まとめ

マットレスに除湿シートを使うときは、ただ何となく敷いてしまうこともありますが、あまり適当に使うのはよくありません。

選び方を間違えたり、敷く位置が悪かったりすると、思うような効果を得られず、ストレスを感じてしまうこともあるのです。

そのような失敗をしないためにも、ここで紹介したポイントはしっかり押さえておいてください。

除湿シートを上手に使えば、湿気の少ない快適な環境で眠ることができます。