マットレスのシーツが寝心地を左右する? 抑えるべきポイントを紹介

マットレス・敷き布団

良質な睡眠を取りたい方たちの中には、マットレスを選ぶ際には慎重に検討しても、シーツを選ぶ際には慎重に決めない方がいます。

実際に、マットレスは寝心地を大きく左右する寝具である事に間違いはないのですが、シーツも寝心地を左右する寝具なのです。

そこで、マットレスのシーツを選ぶ際のポイントや、生地の種類などを紹介するので、参考にしてみて下さい。



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マットレスのシーツを選ぶ際のポイント

マットレスを選ぶ際には、サイズ選びと、2つのタイプの違いを把握する事が重要になります。

このポイントを抑えておかなければ、使いづらいシーツを利用する事になってしまうので、詳しく解説しましょう。

サイズ

シーツを購入する際には、マットレスと同じサイズの製品を選んでしまう方は多いかもしれません。

しかし、両方とも同じサイズの製品を購入してしまえば、サイズが足りなくなってしまう事もあるので、注意する必要があります。

理想としては、マットレスの厚みよりも、5cmほど大きなサイズのシーツを選んだほうが良いです。

ただし、サイズが大きすぎたら、シーツがたるんでしまうので注意して下さい。

2つのタイプ

マットレスのシーツは、大きく分けて2つのタイプがあって『ボックスシーツ』と『フラットシーツ』などがあります。

それぞれ、値段や特徴に違いがあるので、自分の好みに合うタイプを選ぶ事が重要です。

ボックスシーツは、底面にゴムが通っていて、マットレスを包み込むようなタイプになっています。

フラットシーツは、1枚の布状になっていて、マットレスの底面とベッドの間に、シーツの余った部分を挟み込むタイプです。

値段のほうは、ボックスシーツのほうが少し高くなっていて、フラットシーツのほうが安くなっています。



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シーツの種類

マットレスのシーツには、様々な種類があるので、シーツの特徴を把握しておけば、自分の好みに合うシーツを選ぶ事ができます。

これらの特徴が、寝心地を大きく左右するので詳しく紹介しましょう。

麻シーツ

麻シーツは、リネンシーツとも言われていて『吸放湿性』が優れていて、短時間で熱を吸収してくれる働きがあります。

利用していても、あまり熱くならないので、夏の季節でも利用しやすいシーツになっているのです。

実際に、夏の季節に熱くなりやすいシーツを利用していたら、睡眠の質が低下してしまって、寝不足に陥ってしまう可能性があります。

私たち人間は、眠る事によって、脳や体の疲れを取っているので、睡眠の質をキープする事は重要です。

そのような事を考えたら、暑がりな方は、夏場の季節には、麻シーツがおすすめです。

竹シーツ

竹シーツは、最近はあまり見かけない製品ですが、冷んやりとしているので、夏の季節に合いやすいシーツになっています。

夏の季節に利用しやすいという意味では、麻シーツと同じですが、冬場の季節には注意しなければいけません。

なぜなら、竹シーツはあまり暖かくならないので、冬の季節には不向きな製品だからです。

それに引き換え、麻シーツは冬場の季節でも利用する事は十分に可能です。

綿ガーゼシーツ

綿ガーゼシーツは、吸放湿性が優れているだけではなく『通気性』も優れているので、夏の季節や梅雨の時期などでも睡眠の質をキープしやすくなっています。

実は、マットレスとシーツの間に熱がこもりやすくなっていたら『ダニ』が繁殖していくので注意しなければいけません。

ダニが繁殖していったら『ダニアレルギー』を発症するケースがありますし、肌を刺されてしまうケースもあります。

そのような事になれば、睡眠の質が低下してしまうので、ダニ対策を講じたい場合には、綿ガーゼシーツを検討してみる価値があるでしょう。

マイクロファイバー

マイクロファイバーは『繊維』が細くなっているので、触り心地が柔らかくなっているので、半袖や短パンのパジャマを着用している場合でも、寝心地がよくなっています(個人差があるので注意)。

肌触りがよくなっているのは、マイクロファイバーの大きな魅力ですが、ほこりがたまりやすくなっているので、注意しなければいけません。

実は、ダニアレルギーを発症するケースでは、ほこりを多く吸い込んでしまった事が、原因になっている場合があります。

なぜなら、ほこりの中には、チリダニの死骸(しがい)や糞(ふん)が多く混ざっているからです。

そのような事を考えたら、アレルギーになりやすい方は、マイクロファイバーを購入するべきか、慎重に検討したほうが良いです。

湿気対策のポイント

良質な睡眠を確保するためには『湿気対策』を講じる事が重要になります。

そこで、どのような製品を選んだら、湿気対策を講じやすいのか、解説していきましょう。

ベッドパッド

シーツを利用していても、多くの寝汗がマットレスに染み込んでしまえば、ダニが繁殖しやすくなるので『ベッドパッド』を併用する事が重要になります。

ベッドパッドとは、マットレスの上から包み込むタイプになっていて、ゴムによって固定させます。

洗濯できるベッドパッドを利用すれば、定期的に選択をして、寝汗からマットレスを保護する事ができるので、ダニ対策を講じる事が可能です。

さらに、ベッドパッドはある程度の厚みがあるので、マットレスのへたりをカバーする事が可能です(マットレスのへたりを完全にカバーできる訳ではないので注意)。

マットレスの重量

マットレスのシーツまたは、ベッドパッドを併用しても、定期的にマットレスを立てかけたほうが良いです。

なぜなら、マットレスを立てかけておけば、湿気をある程度まで取る事ができるからです。

ただし、マットレスは人間の体を支える必要があるので、大型サイズになっています。

大型サイズのマットレスは、重くなっているので、ボリュームのある製品を選んだら、重すぎて立てかける事が難しくなってしまうのです。

湿気対策の事を考えたら、軽量タイプの寝具を選んだほうが良いでしょう。

おすすめのマットレスのシーツ

シーツの特徴を紹介してきましたが、数多くの商品が販売されているので、どれを購入したら良いのか悩んでしまう方は多いでしょう。

そこで、数多くある商品の中から厳選して、おすすめの物を2種類まで紹介しましょう。

厚手 フラットシーツ シングル

『厚手 フラットシーツ シングル』は、オックスフォード織になっていて、厚めの生地になっています。

生地が厚めになっていれば、耐久性が優れているので、長い間に渡って利用する事が可能です。

さらに『ダニ加工』を施しているので、失敬対策を講じる回数が少なくても、ダニが繁殖しづらくなっています。

カラーバリエーションは、3種類まで用意されていて、ブルー・ピンク・ホワイトなどがあるのです。

値段のほうは、楽天市場ではシングルサイズで、税込価格2,490円で販売されています。

べッドスプレッド シングル 幼児基準クリア

『べッドスプレッド シングル 幼児基準クリア』は、ダニが透過しづらくなっている製品なので、ダニ対策を講じる事ができます。

さらに『ホルムアルデヒド乳幼児基準』をクリアしたシーツにもなっているので、小さなお子さんを寝かせる際に重宝できる製品になっています。

カラーバリエーションは、アイボリー・コン・ピンク・ブラウンなどが用意されているのです。

これほど豊富なカラーバリエーションを用意している商品なので、あなたの好みに合う商品を見つけられる可能性は高いでしょう。

値段のほうは、楽天市場ではシングルサイズで、税込価格2,480円で購入する事ができます。

まとめ

マットレスの厚みや硬さは、寝心地を大きく左右しますが、シーツは肌に接する部分なので、両方とも重要な寝具になります。

実際に、肌がチクチクする製品やザラザラする製品などを利用していたら、睡眠の質が低下する恐れがあるので注意しなければいけません。

さらに季節に合うシーツもあれば、合わないシーツもあるので、マットレスだけではなく、シーツを選ぶ際にも慎重に検討したほうが良いです。

参考URL・参考文献・根拠など

https://www.furnituredome.jp/special/bedlinen_2016/
https://kaimin-times.com/recommended-bed-sheets-5853
https://kaimin-times.com/what-is-box-sheet-6502
https://www.receno.com/pen/school/u30/2018-05-18.php
https://item.rakuten.co.jp/esaki210/cv_oxsheets/#cv_oxsheets
https://item.rakuten.co.jp/fashioncenter/satin-box/