マットレスを処分するときはどうする?おすすめの6つの方法

マットレス・敷き布団

マットレスは、ぐっすりと快適に眠るための重要な寝具ですが、どんなに大切に使っていても、少しずつ劣化していくものです。

そのため、いつかは捨てなければなりません。

しかし、マットレスはとても大きい寝具なので、捨て方がよくわからず、困ってしまうことがあります。

では、マットレスのおすすめの処分方法について、詳しく説明していきましょう。



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粗大ゴミとして処分する

大きいマットレスの場合、粗大ゴミとして自治体に処分してもらう方法があります。

コンビニなどでゴミ処理券を購入してマットレスに貼り、指定の場所に持ち込むという方法です。

ゴミ処理券を買わなければならないため、お金はかかりますが、マットレスを処分するための費用としては比較的安い方なので、それほど大きな負担にはなりません。

自治体によって違いがありますが、平均的には1,000円前後です。

ダブルサイズの大きいものなどは、2,000円くらいかかることもあります。

持ち込む手間

粗大ゴミとして処分する方法は、一見すると簡単そうですが、指定の場所までマットレスを運ばなければならない点には注意してください。

なにしろ大きいものなので、外の指定場所まで運ぶには、かなりの労力が必要になります。

指定場所が遠い場合は車で運びたくなりますが、小さい車だと、大きすぎて乗せられないこともあるのです。

しかし、自治体が行うのは、あくまでも粗大ゴミを処理することであり、持ち込むためのサービスなどはありません。

高齢者や障害がある人の相談には乗ってくれますが、どうしても自力で運ぶ手段が見つからない場合は、他の方法を検討してみてください。

邪魔にならない出し方を

粗大ゴミとして処分するときは、マットレスの置き方にも注意しておきましょう。

指定場所まで運んだら、倒れて道を塞いだりしないように、きちんと置いてください。

無造作に放り投げて放置するような方法はNGです。

また、高反発マットレスなどは、広がると無駄にスペースを圧迫してしまうので、紐で縛ることをおすすめします。

他の人の迷惑にならないように、最低限のマナーはしっかり守ってください。



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解体して家庭ゴミにする

マットレスをそのままの状態で捨てるなら粗大ゴミになりますが、自分でバラバラに解体することができるなら、家庭ゴミとして処分する方法もあります。

可燃物・不燃物・プラスチックなどに細かく解体してしまえば、普通にゴミを出すとき、簡単に処分することができるのです。

この方法ならお金もかかりません。

ただし、大きなマットレスをバラバラに解体し、家庭ゴミとして処分できるようにするためには、それなりの労力が必要になります。

また、解体にはかなり時間がかかることもあるので、誰にでもおすすめできる方法ではありませんが、そうした作業が得意で、時間に余裕があるようなら、ぜひ試してみてください。

ウレタン・樹脂製なら簡単

中にコイルが入ったマットレスは、解体作業が大変です。

ポケットコイルは、ひとつひとつのコイルが布に入った状態であり、それを取り出す作業はかなり面倒なものです。

また、ボンネルコイルマットレスも、取り出したコイルを金属カッターで小さくカットしなければならず、慣れていない人は苦労することもあります。

しかし、ウレタンや樹脂製のものは、普通のカッターで地道に細かくしていくだけなので、あまりハードルは高くありません。

そのため、ウレタンや樹脂のマットレスを使っているなら、家庭ゴミとしての処分も選択肢に入れてみてください。

廃品引取業者に頼む

廃品引取業者に依頼する方法は、なんといっても手間を省けることがメリットです。

自宅まで回収しに来てくれるので、粗大ゴミとして出すときのように、自分で運ぶ必要がありません。

そのため、運搬する手段がなく、誰かの手を借りることも難しいようなときは、この方法をおすすめします。

ただし、手間がかからなくて楽な分、お金はかけなければなりません。

業者によって違いはありますが、10,000円~15,000円が相場なので、粗大ゴミで出すより出費は大きくなります。

かといって、あまりに激安なところは違法な業者の可能性もあるので、安さばかりを優先するわけにもいきません。

失敗しないためには、ある程度の出費が必要になるので、お金に余裕があるときに検討してみましょう。

業者選びは慎重に

よい廃品引取業者を選ぶときは、料金だけでなく、見積もりにも注目してください。

いい加減な見積もりしか出してくれないようなところだと、あとから追加料金を請求されることがあります。

また、一般廃棄物許可証の確認も必ず行ってください。

それを持っていれば、信頼できる正式な業者ということです。

悪質な業者に当たらないように、気をつけて選ぶようにしましょう。

リサイクルショップに売る

マットレスを売って処分したいときは、リサイクルショップを利用する方法があります。

売ってしまえば、費用がかかるどころか、収入が増えることになるので、お得に処分したい人にはおすすめです。

ただし、リサイクルショップで買い取ってもらえるマットレスは、かなり限られてきます。

他人が寝ていたマットレスを普通に使うことができる人は少ないため、ほとんど劣化のない美品でないと、売り物にならないことが多いのです。

極端に古いものや壊れたものは論外なので、その場合は別の方法を考えるようにしましょう。

ネットオークションで売る

ネットオークションでも、あまり汚いものや壊れたものは買い手がつきませんが、リサイクルショップよりは売れる可能性が高くなります。

そのため、ある程度きれいな状態なら、試してみる価値はあります。

ただし、ネットオークションはかなり面倒です。

日頃からよく利用する人なら問題はありませんが、初心者だと、登録するだけでもハードルが高い作業になります。

また、取引相手とのやり取りもあるので、そうしたことに抵抗を感じるような人にはおすすめできません。

とはいえ、売れればお金になることは確かなので、きれいなマットレスを持っているなら、選択肢のひとつに入れてみてください。

買い替え時に引き取ってもらう

マットレスは、新品に買い替えるとき、お店に引き取ってもらう方法もあります。

お金はかかりますが、1,000円~3,000円くらいで済むので、廃品引取業者に依頼するよりは安上がりです。

中には無料で引き取ってくれるところもあるので、買い替えるときは忘れずに確認しておくようにしましょう。

また、運搬までサービスで行ってくれる場合もあるので、その点もチェックしておくことをおすすめします。

運搬サービスを利用すれば、新しいマットレスが到着したと同時に、古いマットレスを運び出してもらうことができるのです。

普通なら、処分するまで古いものを置いておかなければならないことも多く、新しいものを買うと、スペースがかなり圧迫されてしまいます。

しかし、買い替えと同時に古いマットレスを処分することができれば、保管場所に困るようなことはないのです。

自分で運ぶ手間もかからないので、そうしたサービスはしっかり確認しておきましょう。

まとめ

マットレスは大きいので、買い替えたくても、どう処分すればよいかわからず、戸惑ってしまうこともあります。

そんなときは、ここで紹介した方法を参考にして、自分に合った処分方法を考えてみてください。

安さだったり運搬の方法だったり、優先したいポイントは人によって異なるので、最もメリットの大きい方法で処分するようにしましょう。