上手く干さないと逆効果? 枕を干す際におさえておきたいポイント

まくら

枕を干す際には、しっかりとポイントをおさえて干さないと逆効果になることがあります。

でも、そのポイントを知らない方もすごくたくさんいることでしょう。

そこでここでは、枕を干す際のポイントについてみていきたいと思います。

以下のことを参考に正しく枕を干していき、それにかけた労力や枕を無駄にしないようにしていきましょう。



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お昼12時頃に干すようにする

枕を干す際には、まず干す時間帯がすごく重要になります。

たとえば、湿度を感じるような時間帯に干していっても、その効果はあまり出ないと言えるでしょう。

なので、出来れば枕はある程度空気が乾燥している時間帯に干すべきなのです。

では、空気が乾燥しているような時間帯とはいつになるでしょうか?

それは、お昼の12時頃だと言えるでしょう。

もちろんそれは12時ぴったりということではなく、11時頃でも良いですし、13時頃でも問題ないと言えるでしょう。

いずれにしても、だいたいそのくらいの時間帯に干していくことが、枕をより衛生的に保つことに繋がるでしょう。

枕を干すのは乾燥させるため

でも、なぜ湿度の低い、12時頃の時間帯に枕を干すべきだと言えるのでしょうか?

それはそもそも枕を干すのは、枕を乾燥させるためだからです。

枕は、湿度が溜まるとへたりやすくなります。

それはたとえばタオルを想像するとわかりやすいでしょう。

全く濡れていないタオルを枕にしてみると、ふわふわで弾力もあるでしょう。

しかしお風呂上りに髪の毛や身体を拭いたタオルを枕にしてみると、弾力もなく、しっかりと頭は沈んでいくでしょう。

そのように、湿度と言うのは、何かをへたらせる力があるのです。

へたっていけば、当然ながら枕は枕としての効力を失っていきます。

だから、へたらせないように、定期的に湿度を抜かないとならないのです。

湿度がこもると虫や雑菌も増える

また、枕に湿度がこもると、そのせいで虫や雑菌も増えていくといえます。

おおよそほとんどの雑菌は、乾燥している状態では死滅する物です。

ではどういう状況でより活発になり、増えていくかというと、それはその逆で、湿度がこもっている環境です。

だから、枕に湿度をこもらせておくと、雑菌がどんどん繁殖してしまうのです。

また、増えていくのは雑菌だけではなく、虫なども増えていくことになるので、そうならないように、枕からは湿度を抜いていかないとなりません。



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干す時間は2時間程度にする

また、枕を干す時間と言うことで言えば、干す長さもすごく大切になります。

枕は、長く干せば長く干すほど良いのではないかと思う方もいるでしょう。

確かに枕は、ある程度長く干した方が、湿度を抜くことは出来るでしょう。

ということは、その方が雑菌も減らしていくことができますし、虫がいる場合には、虫を殺すことにも繋がるでしょう。

でも、それはあまりおすすめできないのです。

では何時間くらい干すのが理想なのでしょうか?

それは、だいたい2時間くらいになるでしょう。

なので、2時間くらい干すように心がけて、枕を干すようにしていきましょう。

なぜ長く干すのはだめなのか

でも、何故枕を長く干すのはだめなのでしょうか?

それにはいくつかの理由があります。

まず1つは、枕のかたちがかわってしまうということです。

どういう干し方をするにせよ、枕を干すということは、ある程度枕を無理なかたちにするということになります。

そんな無理なかたちで長時間放置していたら、枕がその形になってしまうこともあるでしょう。

枕は、形もすごく重要です。

なので、形が変な風になってしまっていたら、それはもはや枕としての機能がダメになってしまうこともあるでしょう。

また、長時間干していると、枕の中身が日焼けしてしまうこともあります。

太陽光で日焼けするのは、何も肌だけではありません。

繊維なども当然日焼けするのです。

なので、長時間外に干していると、枕の内容物も、太陽光によって焼かれてしまうことになるでしょう。

そうして太陽光によって焼かれてしまうと、そのせいで枕の質感が変わってしまうことがあります。

質感が変わってしまえばやはり、それは枕としての機能がいまいちになるということになります。

それもあって、枕を長時間干すのは良くないと言えるのです。

時折向きを変えて干す

枕を干す際には、時折向きを変えて干すということも大切になります。

枕を干す際の干し方には色々あります。

たとえばハンガーを2つ使って、その間に枕を差し込むようにして干すこともあるでしょうし、枕が置けるようなハンガーの上に枕を置いて、それで干すこともあるでしょう。

もしくは物干しざおや紐などに枕をかけて、それを大きめの洗濯バサミでとめて干すという干し方もあるでしょう。

ただいずれの干し方であっても、太陽光が当たるところと当たらないところ、そして風通しが良いところと良くないところが出てきてしまいます。

なので、ずっとその向きのまま干しておくのは、やはり枕の干し方としては良いとは言えないのです。

しっかりと枕の全ての面に対して太陽光があたり、そしてすべての面に対して風通しがよくなるように、枕は時折向きを変えて干すようにしていきましょう。

日焼け防止にもなる

そうして向きを時折変えて干すことは、太陽光による日焼けの防止にも役立ちます。

たとえば夏場などの紫外線がすごく強い時期には、2時間干しているだけでも日焼けしてしまうことがあります。

とはいえ、じゃあ干す時間を30分くらいにするかと言うと、それではやはり干す効果も出づらくなると言えるでしょう。

なのでそれもおすすめできません。

だから、向きを変えるのです。

時折に向きを変えていけば、そうして向きをかえることで、太陽光が直接あたるところを適度に変えることができます。

そうなれば当然日焼け防止も出来るようになるでしょう。

確かにいちいち向きを変えたりするのは手間ではありますが、手間をかけた分だけ状態が良くなることは間違いないのです。

是非時折向きは変えてあげてください。

1週間に1度くらいは干すようにする

枕を干す際のポイントとして、1週間に1度くらいは干すようにするということも挙げられます。

枕を干す際には、1ヶ月に1度くらいの頻度で干しているという方が多いのではないでしょうか?

でもそれでは、やはり枕に湿度が溜まり過ぎると言えます。

そうして湿度が溜まり過ぎて、すでに雑菌や虫が繁殖しすぎてしまうと、たとえ枕を干してもそれはあまり退治できなくなってしまうでしょう。

そうなったら枕を干す意味もあまりなくなってしまいます。

もちろん全く意味がなくなることはないですが、どうせならばより効果的に干していきたいところです。

なので、1週間に1度くらいは干すようにするのがおすすめなのです。

1週間に1度干せばルーティーンになる

1ヶ月に1度では、間が空きすぎて、枕を干すのを忘れてしまうこともあるでしょう。

しかし1週間に1度であれば、日曜日の昼に干すと決めることが出来るので、ルーティーンになりやすくなります。

なので、枕を干すのを忘れることもなくなるでしょう。

まとめ

枕を干す際のポイントは、以上の通りになります。

ただ枕を干すだけなのですから、この様に色々なポイントがあるのです。

枕はそれだけデリケートだし、大切に扱わないといけないものだということになります。

特に、ある程度枕にお金をかけている方は、その分だけしっかりとケアしてあげないと勿体ないと言えるでしょう。

是非参考にしてみてください。






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