人生の一部である睡眠の重要性とまくら選びで安眠へ！
睡眠は私たちにとって、切っても切れない必要不可欠なものです。
人生の3分の1は睡眠時間であると言われており、質のいい睡眠を手に入れる事はとても重要な事柄なのです。
睡眠とは人生の一部であるように、より良い睡眠時間を過ごせるかどうかは、個々のメンタル面や体調、まくらやベッド（布団）にまで大きく影響しているといえます。
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そもそも睡眠とはどれほど大切なものなのか
睡眠への考え方
私たちの人生において、“良い人生”とは何か。
人生の事を考えるうえで、起きていない時の事を考える人は果たしてどれくらいいるのでしょうか。
少なくとも私は、睡眠について、“次の日眠くならないように早めに寝る”くらいにしか考えていませんでした。
睡眠とは人間の三大欲求に含まれており、睡眠を疎かにすればその他の事にも支障を来すであろう事は間違いありません。
人生で私たちが眠るべき時間とは
人生の3分の1を占める睡眠ですが、なぜ3分の1なのでしょうか？
それは、人間が必要とする睡眠時間は個々で差はあるものの、おおよそ8時間と言われています。
1日は24時間なので、1日の3分の1は眠っていることになります。
2016年時点での日本人の平均寿命は、男女平均で84歳と、世界一長寿な国です。
84年の中で、約28年もの時間を眠りに費やしているのです。
数字にすると、いかに長い時間を睡眠に使っているかという事に気づいて頂けるでしょう。
活気ある生活を送る為に必要不可欠！
睡眠の重要性について大人になるにつれて気づいていきます。
よくある失敗にあげられるのが、仕事が溜まってしまい睡眠時間を削っての仕事をしてしまう。
普段の勉強や受験勉強で睡眠時間を削って勉強してしまっているという姿勢です。
少しでも起きて勉強、勉強と頑張ってしまう学生さん。
頑張っている時ほど気づきにくいのですが、睡眠時間を削る勉強法は作業効率を下げるだけでなく、身体の不調へも繋がっていきます。
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睡眠不足が引き起こす恐ろしい影響！
睡眠不足が引き起こす影響は、本当に恐ろしい事が沢山あるのです。
それはすぐ目に見えて現れず、長年かけて影響を及ぼすものも存在します。
まず、体内時計が乱れる事により、発がんを抑えるメラトニンが低下し、前立腺がんにかかるリスクが3.5倍も上がります。
次に、起きている時間が長いと空腹になりやすく、ホルモンバランスの乱れにより食欲が増し肥満になりやすいのです。
他にも睡眠不足が続くことにより、精神状態が不安定になり鬱（うつ）を引き起こすこともあります。
精神面が崩れてしまうと、自分の感情の制御も不安定になるだけでなく、他人の感情を読み取る事も難しくなってきます。
それから、よく知られている免疫力の低下。
睡眠不足だと風邪をひいたり、疲れやすくなったりと免疫力が弱まり感染リスクが高まります。
膵臓から分泌されるインスリンの効果が弱まる事で、血糖のコントロールが困難になる事で血糖値が上昇し、糖尿病へのリスクが高まる事もあります。
良質な睡眠で美肌にと言われるように、良質な睡眠がとれないと多くストレスホルモンが分泌され、コラーゲンを破壊する事により皮膚の老化を早めてしまいます。
脳細胞の修復、損傷した神経部分の排除は寝ているうちに行われる為、睡眠不足は十分にそれを行えず脳機能の低下、脳卒中の危険を高めます。
睡眠時間が長くても短くても死亡率が20％も上昇する事はあまり知られていません。
予防接種の効果も睡眠不足時には効果が薄れてしまいます。
睡眠不足によるストレスは様々なホルモン分泌を促し、中には心臓発作を起こさせるものも含まれ、6時間以下の睡眠だと48％も心臓病のリスクが高まります。
睡眠不足による判断力の低下は、緊急時の対応能力を低下させたり、パニックに陥りやすくしたり、明らかに分かる様な事にまでおかしな判断を下してしまうほど危険なものです。
睡眠時間の短さによって自律神経のバランスが崩れ、脳の覚醒状態が続き高血圧が引き起こされる事もあります。
寝不足によるストレスは、時に全身の筋肉にも負担をかけることで、心臓のリズムを崩し不整脈を起こりやすくさせます。
寝る子は育つというように、寝ている間に成長ホルモンが分泌される為、慢性的に睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が悪くなり、成長不良や骨粗しょう症に繋がります。
寝不足では頭の回転率も下がってしまい、創造力が低下しアイディアをわかずに様々な事柄に対応できなくなる事が有ります。
あまり知られていませんが、睡眠不足は記憶力との関係もあり、睡眠不足時に記憶した事はすぐに記憶から消されていってしまいます。
テスト勉強を一夜漬けでしてしまうと、テスト後には忘れてしまうのはその為です。
そして、一番知ってほしいのが交通事故を引き起こしてしまうという事！
飲酒運転が危険なのと同様に、居眠り運転での事故も増えているのです。
体重60kgの成人男性が通常の睡眠時間を2時間削っただけで、アルコールに換算した場合、1000ml以上の飲酒をしたのと同等になるのです。
眠りの質は寝起きの気持ち良さ！
一度は“レム睡眠”“ノンレム睡眠”という言葉を耳にした事が有るでしょう。
しかし、普段自分の睡眠状態を確認する事は専門の機械が無い限り難しいです。
機械が無くても簡単に快眠できたか知る方法！
それは、寝起きがスッキリしていたかどうかが重要なポイントになってきます。
そして、目覚まし時計や人に起こされるのは実は望ましくありません。
自分のタイミングではないからです。
スッキリ起きられるのは、短時間でもぐっすり寝る事が出来たが故なのです。
まくらと睡眠の関係
睡眠の重要性が上記を読むと分かる事でしょう。
まくらが合わない事で寝苦しさや肩こり、寝違えを起こす事は知っていますか？
まくらをフルオーダーで作る人も増えてきているくらいです。
寝姿勢の理想というのは“自然な立ち姿をほとんどそのまま横にした姿勢”と言われています。
なので、立った姿勢の背面形状を測定し、まくらの高さを割出し、自分の好きな生地や中身（硬さや素材）を選びまくらを作っていきます。
まくら一つで眠りの質は格段に変わります。
まくらの選び方
首の骨はカーブしている為、寝ている時もそのカーブを保てると他に負担がかかりにくいので安眠へと繋がります。
仰向けに寝た状態で、顎と鼻の先を結んだ線が床に対して５度が目安です。
性別や体格や普段の姿勢によってまくらの高さは左右されます。
標準的な体重の人よりも、肥満気味の人はまくらが沈み込んでしまう為、少し高めのまくらがおすすめです。
猫背の人も、背中に丸みがある為少し高めがおすすめです。
横向きで寝る人は肩幅を考慮し少し高め、うつ伏せで寝る人は少し低めがいいと言えます。
また、柔らかいベッドで寝る場合は身体が沈み込むため、それを考慮し少し低めにするといいです。
まくらの高さを自分で調整するには限度があるのと、正確性にかけるので少々値は張りますがそれに見合うだけのまくらをオーダーするのがおすすめです。
まとめ
睡眠の重要性について分かって頂けたでしょうか？
よい人生を送るためには、起きている時だけでなく睡眠時にも目を向け、より良い睡眠ライフを送る為に自分に合ったまくら等の寝具選びに目を向けてみましょう。
自分に合った寝具を使う事で、身体のなんらかの不調を改善出来たり日中のやる気向上、日々の活力にも繋がることでしょう。