今まで知らなかった! 枕の正しい選び方とお手入れ方法

まくら

皆さんは寝るときにどんな枕で寝ていますか?

皆さんのなかには、自分で選んだこだわりの枕を使っている人も少なくはないでしょう。

しかし、そんなこだわりの枕でトラブルが起きることも少なくはないのです。

それも、どう対処したらいいのかわからず、そのまま放置してしまう人が多いのです。

今回は、枕を正しく選び、快適な睡眠が出来るようになる方法を説明します。



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枕でのトラブルとは

せっかく自分で選んだ枕なのにぐっすり眠れない、体の疲れがとれない、などの悩みはよく聴きます。

では、実際に何が原因なのでしょうか。

簡単に言うと、それは、自分に合っていない枕を使っていることが原因です。

自分に合わないというのは、枕の高さが自分の首に合っていないと言うことです。

枕が高すぎると、首のしたに隙間が出来てしまいます。

そうなると、頭を支えるために肩や首の筋肉に負担がかかってしまい、肩こりなどの原因となってしまいます。

また、いびきの原因になり、良い睡眠ができません。

逆に、枕が低すぎると、頭と肩の位置が合わずに頭が沈んで首が伸びた状態になってしまいます。

これは、首を上手く支えることができず、寝違えの原因になります。

また、頭が下がっていて血液が頭の方へ下がっていきやすいため、それが脳を刺激し、睡眠が浅くなってしまいます。

枕をしない、という人もたまにいますが、それも実はあまり良くないのです。

枕がないと、枕の高さが低い時と同じ様に首を支えることができず、肩こりや寝違えの原因となります。



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正しい枕の選び方とは

良い枕と言っても、どんな枕が合うかは人それぞれです。

では、どのようなポイントから枕を選んでいけば良いのでしょうか。

良い枕の基本条件

自分に合う枕を見つけるには、大きく分けて3つのポイントが重要になります。

まず、高さです。

人それぞれ身長や体重が違うように、枕の高さも人によって最適な高さは違ってきます。

枕を使って寝ている時も、普段過ごしている時と同じ様な感覚で首を保てる高さが自分にフィットするものです。

また、横向きで寝る人はその姿勢をまっすぐ保つために、肩幅分の高さが枕にも必要です。

次に大きさです。

寝返りなどで動いても頭が枕から落ちず、しっかりと支えることの出来る大きさにしましょう。

大きすぎても小さすぎても良くないです。

理想のサイズは、横幅60センチ以上、奥行き40センチ以上です。

最後は素材です。

枕を作るのにも沢山の素材がありますし、自分にあわせて変えることも出来ます。

一般的に評判が良かったり、質が良かったりすることも重要かもしれませんが、一番大切なのは自分が寝る時に違和感を感じず、リラックスできるかです。

通気性が良いものはおすすめです。

自分に合った高さとは

枕は高さが重要といいますが、どのように自分にフィットする高さを見つけたらよいのでしょうか。

理想の枕の高さとは、私たちが普段立っているときの首の形をそのまま寝たときに再現できる高さです。

普通、人は首の部分がなだらかなS字になっています。

そのため、枕が無いとベッドや床など肩がついている平面から頭までの間に隙間が出来てしまいます。

これは、首に大きな負担を与えます。

そんな隙間を埋めて、正しい形が快適な睡眠がとれるように促すのが枕の役目です。

首の部分のS字は人それぞれ違います。

だから、枕を購入する時には必ず試すことが必要です。

枕を試す時には、正しく試す必要があります。

よく頭だけを枕に乗せている人もいますが、それは間違いです。

正しいのは、頭と首は全部枕に乗せ、肩が枕の下の部分につくくらいです。

枕の購入におすすめの場所

枕の選び方がわかったら、次は実際に枕を探しましょう。

最近ではオンラインでも沢山の高機能枕が売られていますが、今回は、皆さんに実際に店に行って、自分に合うものを見つけて欲しいので、あえてオンライン以外のショップを紹介します。

寝具の東京西川

寝具の東京西川では、店の名の通り寝具全般を扱っています。

枕も販売していて、オーダーメイドの枕を作ることができます。

また、オーダーメイドではないものの、自分で気軽に高さ調整が出来る枕もあります。

全国に店舗があり、気軽に寄ることが出来ます。

公式サイトやオンラインショップもあるので、一度見てみてはどうでしょう。

ピローウィーカフェ

ピローウィーカフェは先ほど紹介した寝具の東京西川の系列です。

女性をターゲットとしているため、若い女性におすすめです。

ここでのオーダーメイドは通常のものが1万円を切る安さです。

ウレタンフォームでも1万2千円と、他の店のものより安くプレミアムな枕をオーダーすることが出来ます。

一般的なオーダーメイドのように高さや硬さを選べるのに加え、色やインナーカバーのデザインなども選べます。

そのため、デザインまでこだわりたい人にもおすすめです。

タナカふとんサービス

タナカふとんサービスのオーダーメイド枕、じぶんまくらは値段が2万5千円と少し高額です。

しかし、全国に70店舗以上あり、行き渡ったサービスから今ではじぶんまくらの利用者は20万人以上いると言われています。

じぶんまくらはオーダーする時にじぶんまくらマイスターと言う枕の専門家に相談し、アドバイスを受けることが出来ます。

なので、オーダーメイドは初めてという人や、枕の知識が全然無くて不安と言う人も失敗せず、安心して選べます。

また、無料メンテナンスを受けることができ、枕の高さや中身など、気になった時に近くの店舗にもって行けば解決してくれます。

正しい枕の手入れ

枕はそんなに頻繁に変えるものではないですが、毎日使います。

どのような手入れをすれば長持ちし、毎日清潔に保てるのでしょうか。

枕は、頭や首などが直接触れます。

お風呂に入る前に触れるのはもってのほかですが、お風呂に入った後でも寝る時に汗をかくため、それによって黄ばんだり、嫌な臭いがしたり、カビが生えてしまったりしやすいのです。

そんな枕でも洗えるものとそうでないものがあります。

洗えるものは、ネットに枕を入れて洗濯機のやさしいコースで洗うようにしましょう。

洗えないものは、自宅で干すか、そうでなければクリーニングに出すことがおすすめです。

日光には消毒の効果があるので、クリーニングに出す時間がなくても干すだけで全然清潔さが違ってきます。

干し方にも素材によって適切なものがあります。

基本的に洗えるものは天日干し、洗えないものは陰干しですが、たまに違うものもあるので注意してください。

洗えないものでクリーニングに出す際も、店に確認してからお願いするようにしましょう。

クリーニング屋でもクリーニングできない素材もあります。

きちんと確認して、クリーニング後に後悔することのないようにしましょう。

また、洗えるものでもクリーニングに出すことはおすすめです。

自宅で洗うのはお金が掛からずにいいですが、やはりクリーニング専門の人に頼んだほうがよりきれいに出来ます。

なので、年に一度くらいはクリーニングすることをおすすめします。

まとめ

皆さん、どうでしたでしょうか。

枕は寝る時にしか使わないものですが、毎日使うものでもあります。

いままで自分で選らんだ枕なのにもかかわらず、満足した睡眠が出来ていなかった人は少なくは無いと思います。

枕は、以外にも重要な役割をしているので、枕がフィットしていないだけで睡眠の質が落ちてしまっていたのです。

これを機に、自分の枕をもう一度見直し、新しく変えたり、手入れをしてみたりしてはいかがでしょうか。






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