入浴剤を入れないなんてもったいない!お風呂を変える6つの効果とは?

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お風呂に浸かるときに使う人も多い「入浴剤」ですが、そもそも入浴剤は何のために入れるものなのでしょうか?

エンターテイメント性の高い入浴剤もあれば、腰痛や肩こりなどに効くと謳われている入浴剤もあります。

人によって入浴剤を入れる目的もそれぞれでしょう。

そんな中そもそも入浴剤を入れることにどんな効果があるのか?

と分からないで使っている方も多いはずです。



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入浴剤を入れたお風呂は効果が変わる?

お風呂に浸かることはそもそも健康効果が高いとされています。

昨今はシャワーだけで済ませることが多くなった人も多い中で、だからこそきちんと湯船に浸かろう!

と言われることも多いです。

それにプラスして入れる入浴剤は、単にバスタイムの楽しみのひとつなのでしょうか?

「楽しい」というような気分だけの効果で、入浴剤を入れているのでしょうか?

けれどもその一方で色々な効能が書いてある入浴剤があるのも事実です。

よく温泉療養なんて言葉がありますよね。

温泉は温泉自体の含有成分などから、温泉を利用する人の持つ症状を改善したり回復させたりする効果を期待できます。

温泉がハンセン病の治療に使われていたのはとても有名な話です。

温泉は自然由来の成分ですが、入浴剤は人の手で作られた成分です。

その温泉に相当するような人工の成分が、お風呂の効果を高める作用があり、より一層バスタイムが体にプラスに働いてくれるようになります。



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お風呂の効果UP!欠点も補う入浴剤の6つの効果

では具体的に入浴剤を入れたときの入浴の効果について見てみましょう。

特に効果の記載されていない入浴剤であっても、私たちの体に良い効果をもたらしてくれていることがあります。

さらに、入浴剤にも色々な種類があり、それぞれが強みとしている効果もまた違います。

そんな入浴剤の成分によって異なる効果も併せてご紹介していきます。

1一番風呂の乾燥対策に入浴剤が効果的

お風呂に浸かると、肌が潤ってしっとりと保湿されたような状態になりますよね。

けれども一番風呂は逆に肌の乾燥を促進してしまう危険があることを知っていたでしょうか?

沸かしてから誰も入っていない一番風呂のお湯は当然きれいです。

きれいというのは不純物が少ないお湯ということです。

これに対して誰かが入った後のお風呂は、その人の汗や汚れなどがお風呂に溶け込んで、純度の低いお湯になっています。

一見すると純度の高いお湯の方が肌に良さそうですが、そうではありません。

一番風呂に入った場合、お風呂の濃度と自分の体の濃度の差を近づけようと、多くの皮脂などが流れ出てしまいます。

この時に体の表面にある保湿成分が、お湯に溶け出てしまうんですね。

そうするとお風呂から上がったときに、肌の保湿能力が弱くなってしまい、肌の乾燥が加速してしまいます。

それなら一番風呂に入らなければいいとも思いますが、どうしても一番風呂に入らなければいけない人も多いでしょう。

そんなときに役立ってくれるのが入浴剤です。

一番風呂でも入浴剤を入れておけば、それが不純物となりお風呂の濃度が上がります。

そうすれば、自分の保湿成分が流れ出ることもなく、お風呂から上がっても肌が乾燥しにくくなります。

2皮膚の汚れを落としてくれる清浄効果

お風呂に入っている時点で体をきれいにする目的で入ってはいますが、入浴剤自体にも体をきれいにする効果があります。

具体的に言えば皮膚表面の汚れを落としてくれる効果が入浴剤にはあるんですね。

ただし、これはすべての入浴剤に共通する効果ではありません。

こうした清浄効果を持っているのは、「炭酸水素ナトリウム(重曹)」がまずあります。

これは石鹸と同じように、皮膚の汚れを乳化して落としてくれる効果があります。

また「酵素系」と言われる入浴剤も清浄効果が高い入浴剤です。

酵素系の入浴剤というのは、たんぱく質分解酵素などを配合した入浴剤で、パイナップルやパパイヤに含まれる酵素が使われています。

酵素はたんぱく質などを分解して消化や洗浄を助ける働きをするので、皮膚に負担がかかることなく表面の汚れをとることができます。

3温泉由来の成分で保温の効果も

入浴剤には人工的につくられた温泉由来の成分が入っているものも多くあります。

そうした入浴剤に含まれる成分は、肌表面のたんぱく質と結合して膜をつくり、膜が体の熱が出ていくのを防いでくれます。

つまり湯冷めしにくくなり、保温効果が長く続くようになるんですね。

こうした入浴剤に含まれる成分には、「硫酸ナトリウム(芒硝)」「硫酸マグネシウム」「炭酸ナトリウム」「炭酸水素ナトリウム」「炭酸カルシウム」「塩化ナトリウム」などがあります。

こうした成分が入った入浴剤は、「○○の湯」など各地の温泉地の名前が書かれた形で売られているものも多いです。

4血行が良くなるシュワシュワ系入浴剤

お風呂に入れたときにシュワシュワと溶けていくのが「炭酸ガス系」と言われる入浴剤です。

炭酸ガスはお湯に溶けると、お湯との濃度差の関係で皮膚から体の中に入ってきます。

そうして直接血管の収縮に関わっている筋肉に働きかけて、血行を促進してくれる効果があります。

血行が良くなると、コリの改善につながったり、新陳代謝が促進されたり、血圧が下がるなどの二次的な効果もあります。

ちなみに炭酸ガスの入浴剤の場合、シュワシュワと出てくる泡を体に当てた方が効果が大きいと考えている人もいるようです。

けれども実際に泡を体に当てたからと言って効果があるわけではなく、お湯に溶けたガスが体の中に入ってきています。

5より肌のことを考えたスキンケア効果

ホホバオイルやセラミド、スクワランなどの保湿成分を強化した入浴剤もあります。

保湿に効果のある有効成分が、入浴中に皮膚に張り付いて浸透し、スキンケア効果が大きくなります。

特に入浴中の肌は、浸透圧の関係からこうした成分を取り込みやすくなっています。

ですから、単に肌に乗せてあげるだけよりもより皮膚の中に有効成分が入っていけるので、乾燥のひどい肌や、乾燥しやすい季節には非常に効果的な入浴剤です。

6心理的要因、リラックス効果も大きい

入浴剤というとお気に入りの香りや色などがありますよね。

特に香りは効果的な入浴剤であったとしても、苦手な香りだとバスタイムがいまいち楽しくありません。

その日の気分によっても、使いたい入浴剤の種類は変わってくるはずです。

基本的に入浴は肩ひじ張ってするものではありません。

一日の疲れを落とすために、しっかりと肩の力を抜いて、体を落ち着けることが大きな目的です。

もちろん単に入浴をするだけでもこのリラックス効果がありますが、より一層その効果を大きくしてくれるのが入浴剤です。

好きな香りを選び、好きな色の入浴剤を選ぶことで、リラックスできる時間を作ります。

リラックスの方法としてアロマオイルなどがしばしば取り上げられることがありますが、香りは人の心理状態を大きく左右する要因でもあります。

リラックス効果の大きい入浴剤を選ぼうと思った場合には、自分の好みの香りや色を重視して選んであげることがおすすめです。

まとめ

入浴剤は単にバスタイムの楽しみというだけでなく、実際に入浴をより効果的なものに変えてくれそうです。

また、入浴でほしい効果は人によって様々だと思います。

そのため、自分が欲しい効果を確認した上で、入浴剤の成分や香りなどをきちんと選んであげられるとよりよいですね。

季節によっても選ぶ入浴剤は変わってくると思いますし、贈り物をするときにも効果を考んであげると喜ばれるかもしれません。






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