入浴剤入りのお風呂から上がる時にはシャワーで流すべき?

入浴・入浴剤

入浴剤を使っている人が意外と悩む事の一つとして、入浴剤入りのお風呂に入った後、最後にシャワーを浴びてそれらを流してから出るべきか、あるいはそのままシャワーで流さずに出てしまうかということです。

なんとなく流している人もいれば、流さない人もいることでしょう。

そこでここでは、その際には流すべきか流さないべきかを見ていきます。



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最後には流さないのが基本

まず結論から見ていくと、入浴剤入りのお風呂に入った後、最後にシャワーで身体を流さないで出るのが正解だと言えます。

そのため、今まで流してしまっていたという方は、これからはそのまま流さないで出るようにした方が良いでしょう。

でも、何故流さないで出た方が良いと言えるのでしょうか?

なんとなく流さないで出るのには不衛生な印象がある人もいるでしょう。

だから、理由が分からないとソレをする気がしないということもあるかもしれません。

成分を肌に残すべきだから

その理由はすごく単純なことです。

それは、成分を肌に残しておく為です。

入浴剤にはいろいろな物がありますが、大体の入浴剤で、肌への保湿成分が含まれているものです。

そしてその保湿成分は、洗い流してしまうよりもそのまま浸透させた方が肌をすべすべにしてくれると言えるでしょう。

たとえば、保湿クリームなどを想像してみて下さい。

保湿クリームをつけていくときに、最後にお湯で洗い流すという方がいますでしょうか?

そんなことをしたらせっかくつけたクリームの成分が浸透する前に落としてしまうことになりますし、まずそんなことをする人はいないでしょう。

入浴剤だってそれと同じことなのです。

つまり、最後にシャワーで洗い流さない方が、より入浴剤の効果を感じやすくなるのです。

より入浴剤の効果を感じやすくなるのであれば、当然ながらその方が良いに決まっています。

だから、入浴剤入りのシャワーにはいった時、最後にシャワーで洗い流すのは止めた方が良いでしょう。



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3分の1くらいの人は洗い流していた

入浴剤を使った後、最後にシャワーで洗い流すかそれとも洗い流さないかということをアンケートしたデータがあるのですが、そのデータによる、約3分の1位の人が入浴剤を使ったお風呂に入った後、最後にシャワーで洗い流していました。

たしかに何も考えないで入浴剤を使っていたら、最後にシャワーで洗い流して出るというのは納得できる話です。

なんとなくお風呂のお湯をそのままつけたお風呂から出るのは汚いイメージがある人もいるでしょうし、普段入浴剤を使っていない時にもそうして洗い流してから出る人は多いはずです。

だからそのまま勢いで流してしまっているのでしょう。

ただ、残念ながらそれではせっかくの入浴剤の効果をあまり感じられなくなってしまうわけですから、洗い流さないようにして出ないとなりません。

もし自分がその3分の1に当てはまると思う人がいたら、これからは洗い流さないようにしていってください。

理由をしっている人は半数以下だった

3分の1くらいの人が洗い流さないで出ていたというと、意外と多くの人が正解を選んでいたのだなと思う人もいるかもしれません。

しかし実は、入浴剤入りのお風呂に入った後最後にシャワーで洗い流さないでいたという方も、別に洗い流さない方が良い理由を知っていたわけではないのです。

ただただ何となくそうして洗い流さないようにしていたのでしょう。

洗い流さないで出た方が良いという理由を知っている人は、なんと半分くらいしかいなかったのです。

もちろんその理由を知っていようがいないが、結果さえ合っていれば別に良いことは良いのですが、一応その理由も知っていた方が、確信をもって行動できるというものです。

だから、この機会にしっかりその理由も覚えていってください。

洗い流しても問題ないものもある

基本的には入浴剤が入っているお風呂に入った時には、洗い流さないで出た方が良いと言えますが、実は別に洗い流してもあまり問題ないものもあります。

だから全ての入浴剤において、洗い流さないで出ないと効果が感じづらいというわけではないのです。

もちろんそういう洗い流しても問題タイプの入浴剤であっても、最後に洗い流すことは問題ありませんが、洗い流さなくても良いものがあるということは一応知っておいた方が良いでしょう。

では、どういったものが洗い流しても問題ないタイプの入浴剤なのでしょうか?

保温効果がメインの入浴剤なら問題ない

それは、保温効果をメインとしている入浴剤になります。

そういう入浴剤は、別に肌に成分を残して、それで保温効果をもたらしているというわけではありません。

お風呂にいる間に効果を聞かせるタイプの入浴剤になるので、別に最後に流して出ても全く問題はないのです。

もちろんそういう入浴剤にも多少の保湿効果などが含まれていることがありますから、洗い流した方が良いか洗い流さない方が良いかで言えば、基本的には洗い流さない方が良いことは間違いないですが、別に無理して洗い流さないでいる必要はありません。

別にそういうちょっとした保湿効果を求めていないという方もいるでしょうし、そういう方が保温効果のある入浴剤を使った時には、洗い流して出ても良いでしょう。

洗い流した方が良い時もある

そんな入浴剤ですが、実は洗い流した方が良い時もあります。

それが、一つの入浴剤を何日も使うといった場合です。

入浴剤を使う場合、1つを1日で使い捨ててしまったら勿体ないからと、その1つを使った翌日もそのままのお湯でお風呂に入るという方もいるのではないでしょうか?

1日くらいであれば成分も持ちますし、そうすることは別に悪い事ではありません。

しかし、初日のお風呂と二日目のお風呂では一つ違うところがあります。

それが、雑菌の量です。

初日であれば、基本的にはそこまで雑菌はいないでしょう。

でも二日目の場合はどうでしょうか?

二日目の場合は、どうしても多少の雑菌が繁殖してしまうものです。

洗い流さないと雑菌を身体につけてしまうことに

もちろんその雑菌の量は、そこのお風呂に何人入るか、誰がはいるのかによっても変わってくると言えるでしょう。

ですから、ちょっとしか繁殖していないこともあれば、大量に繁殖してしまっていることもあるでしょう。

ただいずれにしても、二日目のお湯からそのまま洗い流さないで出てしまったら、その雑菌を身体につけたまま出てしまう事になる可能性が高くなってしまいます。

それが直接肌荒れを引き起こしたりするほどの量ではなくとも、なんとなくそれは不快だという方もたくさんいるでしょう。

だから、二日目の入浴剤の場合は、洗い流してから出る事をおすすめします。

もちろんその分その入浴剤の効果は落ちてはしまいますが、そもそも二日目になっている時点である程度落ちていることは間違いないわけですから、二日目の場合はあまり効果を求めない方が良いでしょう。

効果を求めると言うよりは、お湯の色による見た目の効果などを期待するのが正解でしょう。

まとめ

入浴剤入りのお風呂に入った後、最後にシャワーで流してしまうと、入浴剤の保湿効果が失われてしまいます。

せっかくの入浴剤をみすみす無駄にすることになってしまいますから、そうならないようにそのまま出るようにしていくのが基本です。

是非参考にして、正しく入浴剤を使っていってください。

良い入浴剤を使っている場合は、なおさらです。






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