古いマットレスを適切に処分すれば、新品購入をスムーズに行うことができる

マットレス・敷き布団

使用中のマットレスが劣化して買い替えを検討する場合は、古いマットレスの処分方法についても考える必要があります。

マットレスの処分には費用がかかるケースも多いですが、できるだけ労力を削減して効率的に行いたいものです。

処分方法について知っておくことで、古いマットレスの処分をスムーズに行うことができ、新しいマットレスの購入を問題なく進めることができるでしょう。



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マットレスの交換時期の判断

マットレスは長年の使用により、少しずつ劣化していきます。

劣化したマットレスをそのまま使用していれば、寝心地の悪さにつながり、快適な睡眠を妨げる要因になりかねません。

あまり手入れをしていないマットレスの場合は、衛生面での不安もあります。

健康的な生活を送るためにも、適切にマットレスの交換時期を判断しておくことが大切です。



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劣化を感じるサイン

マットレス劣化を感じるサインは様々です。

「以前に比べて寝心地が悪い」「熟睡までに時間がかかるようになった」など、心身の要因がなければ、マットレスが影響している場合も考えられます。

マットレスにへこみができたり、反発力がなくなったりするような場合も、マットレスの買い替えを検討する時期と考えられます。

また、購入からどの程度の年月が経過しているかによっても判断が可能です。

購入してから10年以上経過したようなマットレスであれば、一定の耐用年数を過ぎていると考えていいでしょう。

もちろん品質や使用状況によって違いがあるため、全てのマットレスにおいて同一の耐用年数を線引きすることはできません。

スプリング入りのマットレスとそうでないマットレスとの比較でも、耐用年数に違いがあります場合によっては5年から7年程度で買い替えが必要なこともあるため、ケースバイケースです。

購入したマットレスが品質で劣るものなら、さらに早い段階で劣化する可能性もあります。

マットレスの処分方法

私自身、マットレスを処分した経験が何度かあります。

コンパクトなマットレスを使用していた時は、自分で解体して通常のゴミとして処分しました。

この場合は処分費用がかからないため、最も経済的な方法です。

しかし一般的にマットレスは大きさがあるため、解体は難しいケースも多いです。

典型的なのはベッド用のマットレスです。

これは大きさと重量があり、下手に自分で解体しようとすると収拾がつかなくなる可能性があります。

マットレスの中にスプリングが入っていれば取り外す必要もあり、自分で行うにはハードルが高いです。

自分でできるとしても時間がかかるため、早く処分したい場合には適当な方法とは言えません。

大きなマットレスに関しては、粗大ゴミとして回収依頼をするのが適切な方法です。

不用品の回収依頼としては、大きく分けて「自治体を利用する方法」と「不用品回収業者を利用する方法」があります。

それぞれで利用方法や料金に違いがあり、事前によく理解しておくことが大切です。

それぞれのメリットとデメリットを総合的に判断して決めるといいでしょう。

自治体を利用した処分

自治体を利用した粗大ゴミの回収は、処分費用を安く抑えることが可能です。

利用料金については、各自治体によって異なるため確認が必要ですが、一般的に業者を利用するよりも低コストで利用できます。

無料で捨てることができない以上は、できるだけ安い費用で処分する方がいいのは当然です。

しかし費用面だけではなく、総合的に考える必要もあります。

料金面ではメリットが大きい自治体回収ですが、同時にデメリットもあります。

自治体回収の場合は、自分自身でマットレスを外に出して回収場所に持っていく必要があります。

回収場所が自宅近くにあっても、マットレスの大きさや重量を考えると、単独で運ぶのは難しいこともあるでしょう。

単身世帯や高齢世帯の場合であればなおさらです。

協力してくれる人がいない場合は、運び出すこと自体が不可能なケースも考えられます。

また、マンションのようにエレベーターを利用する場合はさらに困難が増すこともあります。

自治体による回収を依頼する方法

自治体回収を利用する場合は、ホームページや電話から粗大ゴミ回収の依頼をする必要があります。

その後、粗大ゴミシールをコンビニなどで購入します。

粗大ゴミにそのシールを貼り付け、指定された場所へ、指定された日時に持っていくという流れになります。

不用品回収業者を利用した処分

自治体を利用した処分はコスト削減につながるものの、手間がかかるデメリットもあります。

しかし、不用品回収業者を利用すれば、この手間を大幅に削減することが可能です。

私自身も不用品回収業者を利用してマットレスを処分した経験があります。

その時はベッド用のマットレスであり、しかも2階に設置していたものです。

そのため自力で運び出すことができず、不用品回収業者を利用することが最も適切と考えました。

私のケースでは依頼した当日に回収してもらうことができたため、非常に早い対応でした。

しかも自分では何もする必要がなく、不用品回収業者のスタッフがマットレスの持ち出しから回収まで全て行ってくれます。

大きなマットレスがあっという間に片付くため、労力や手間を省きたい人にとっておすすめです。

その一方で、デメリットとしては自治体回収に比べて料金が高いことが挙げられます。

マットレス以外にも捨てるものがあって同時に処分してもらう場合は、相対的に料金を抑えることができる可能性もあります。

ただ、料金面もそれぞれの業者によって違います。

各業者のホームページで確認し、比較サイトなども利用しながら料金比較をしてみるといいでしょう。

不用品回収業者に依頼する方法

不用品回収業者を利用する場合は、ホームページや電話などで最初に見積もりを取ることが大切です。

処分にどの程度の費用がかかるのか事前に確認しておけば、安心して利用ができます。

数社に見積もりをとって最も安い業者を利用する方法もありますが、その場合は処分するまで時間がかかるため、急いでいる人にとっては不向きです。

時間的余裕がある場合は、何社かに見積もりを取ってみると、よりコストの削減につなげていくことができます。

私の場合は、マットレスを急いで処分をしたかったため複数の見積もりを取ることはしませんでした。

しかし、事前にインターネットで各社を比較検討して、信頼性が高く料金も据え置きの業者を探して依頼しました。

見積もりに納得すれば、回収日時を指定し後は待つだけです。

料金は回収時に現金払いが多いですが、業者によっては後日の銀行振込を選択できる場合もあります。

料金面でトラブルにならないように、事前に総額でどの程度になるかをしっかり確認しておくことが必要です。

許可を受けている業者に依頼すること

言うまでもないことですが、その業者が不用品回収の許可を得ている業者であるかを確認しておくことが大切です。

無許可の業者を利用すれば、不法投棄などの問題が起こる可能性があります。

家庭から粗大ゴミを回収できるのは、「一般廃棄物処理業の許可」を得ている業者です。

ここでの注意点としては、「産業廃棄物処理業の許可」や「古物商の許可」では一般家庭から廃棄物を回収することができないということです。

ホームページで、一般廃棄物処理業の許可業者であるかどうかを確認しておきましょう。

まとめ

マットレスの処分は意外に頭を悩ませる問題です。

中古マットレスでも、長く使用していないものなら、場合によっては買取値段がつくケースもあります。

マットレスの寿命を見極めた上で、効果的な処分方法を考える必要があります。

気分よく新しいマットレスを使用するためにも、古いマットレスの処分をスムーズに行うことが大切です。

自分の家庭状況や処分費用などを考慮しながら、処分方法を考えるといいでしょう。