合わない枕に要注意!しわやたるみを増える原因と理想の枕

まくら

睡眠を支えてくれている寝具の1つが枕です。

高さや硬さなどが合っていない枕を使っていると、実は老け顔になりやすいです。

顔がむくんでしまったたるみが目立ちますし、首にしわが寄ることもあります。

睡眠は肌を回復させる大切な時間ですから、枕にもこだわらないといけません。

枕が原因で起きる肌や老化の原因と、改善するのに最適な枕のタイプについて介しましょう。



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睡眠は肌の回復に欠かせない

かさついた肌や小じわ、ニキビなど、女性なら色んな美容の悩みを抱えているものです。

肌が回復しているのは実は寝ている時ですから、睡眠の質を落とさないようにぐっすり安眠するのが大切です。

合わない枕をしていると首や肩、頭部などに負担がかかってしまい、睡眠の質が下がってしまいます。

肌に回復が追いつかず悩みは改善されませんし、ますます肌の悩みが深刻になります。

老けないいきいきとした美肌を保つためにも、正しい姿勢で寝られて睡眠を妨げない枕を使うのがおすすめです。



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たるみやしわが増える

高すぎる枕や硬すぎる枕を使っていると、頭の方が体よりも高い位置に来てしまいます。

自然と肌は重みで下に下がりますから、たるみやほうれい線、二重あごの原因になります。

首の部分に負荷がかかって圧迫され、血流もリンパの流れも悪くなります。

肌に老廃物が残された状態で代謝が落ちますから、自然としわも深くなってしまいます。

むくみで顔が大きく見える

水分やお酒を飲みすぎたり、塩分を取りすぎてしまうと翌朝、顔がパンパンにむくんでしまいます。

普段でも寝起きに顔がむくむとお悩みなら、枕を疑ってみましょう。

心臓から遠い顔は老廃物の流れが悪くなりますから、むくみやすい部位です。

そのため、血流やリンパの流れが阻害されないように、正しい寝姿勢を保たないといけません。

枕が低すぎたり柔らか過ぎると、頭が心臓の位置よりも低くなってしまいます。

低い位置に余分な水分などが溜まりますから、自然と顔がむくんでしまって顔が大きく見えるようになります。

首のしわやデコルテの老化が加速する

首は年齢が出やすい部分だと言われるように、様々な過酷な環境にさらされていて老化が進みますいです。

くっきりと深いしわが寄りやすく、回復するのにも時間がかかります。

枕もそんな首のしわの原因になっていて、高すぎる枕だと自然と首にしわができやすくなります。

高さが合わないだけで肩やデコルテ周りの筋肉に負担がかかって、しわやたるみを増やしてしまいます。

寝起きに肩こりがひどいなら枕が合っていない可能性が大きいです。

肌の悩み改善につながる理想的な枕

たるみやしわ、むくみなどを増やさないためにも、体に負担をかけない理想的な枕を使うのがおすすめです。

正しい寝姿勢を保てる高さ

枕が高すぎても低すぎても安眠できず、肌の調子は低下したままになります。

理想的な枕の高さは、立っている時と同じ正しい姿勢を保てる高さのものです。

頭からつま先までの重心が一直線になり、背骨や首が自然なS字カーブを描けるのが条件です。

個人差はありますが、一般的には女性の平均の高さは3cmから5cm程度です。

適度な硬さのもの

高さだけでなく硬さにも注意が必要です。

硬すぎる枕は首や頭に負荷がかかりますから、肩こりや頭痛、首のこりなどを起こしてしまいます。

血流が悪くなって首やデコルテなどに負担がかかりますから、しわを増やす原因にもなります。

柔らかすぎる枕は逆に頭が沈み込んでしまって、心臓の位置よりも頭が低くなってしまいます。

寝返りが打てなくなりますから、肩や首、頭部などが疲れてしまいますし、肌にもよくありません。

適度な硬さがあり体に負荷がかからず、スムーズに寝返りが打てるタイプがおすすめです。

十分な大きさ

頭がちょこんと乗るくらいの小さな枕では、肩などに負担がかかり肩こりを起しやすくなります。

肩口まですっぽりと包み込んでくれて、寝返りを打っても頭から枕が外れない十分な大きさがあるものを使いましょう。

シングルサイズが主流ですが、美容のためにはもう1サイズ上の50㎝×70㎝の大きさだと、スムーズに寝返りを打つことができます。

好みの素材で寝心地がいいもの

人によって枕の素材の好みは違っています。

丸洗いできる高めのパイプ素材が好きな人もいれば、フィット感の高いビーズが好きな人もいます。

昔ながらのそば殻やふわふわ感のある羽毛など、素材はたくさんあります。

自分の好みに合っていて、寝心地がいいと感じられる素材のものを使いましょう。

快適に朝まで寝られることが毎日の美容につながります。

また、夏と冬で素材を変えるのもおすすめです。

素材によって吸湿性や通気性がいいものと、保温性がいいものがあります。

寝苦しい夏場は熱がこもらず通気性のいいものを使って、冬場は保温性の高い物を使うなど、使い分けしましょう。

寝る時には仰向けを意識する

枕だけでなく、寝る時の姿勢によってもしわやたるみが増える原因になります。

理想的な寝姿勢を保てる枕を使っているなら、仰向けで寝るように意識しましょう。

うつ伏せは一番よくない寝方で、呼吸しにくく首や肩だけでなく、背中や腰が反ってしまって腰痛の原因にもなります。

枕のしわが肌にくっきり残ってしまって、一時的なしわが癖によるしわとして刻まれてしまうこともあります。

さらに、うつ伏せで首だけ横向きにしている場合は首のゆがみまで起きてしまって、首痛や肩こりがひどくなります。

横向きで寝るのもしわやたるみが増える原因になります。

首の骨がゆがんでしまいますから、負担がかかって血流やリンパの流れが悪くなります。

一方だけ圧迫されていますから、片側だけたるみやほうれい線ができたり、しわがくっきり刻まれてしまいます。

体に負担がない仰向けが一番ベストで、老けない顔を作ってくれます。

枕カバーは毎日取り替える

寝ている間に汗や皮脂がたくさん出ていますから、枕カバーも汚れてしまいます。

そのままにしておくと雑菌が繁殖してしまって、ニキビや肌荒れの原因になります。

肌に触れる枕カバーは毎日取り替えるようにして、いつも清潔に保つようにしましょう。

枕カバーを毎日取り替えていても肌荒れしてしまうようなら、使っている洗剤の刺激が強すぎる可能性があります。

低刺激な無添加タイプの洗剤に変えて、肌に優しいものを使いましょう。

毎日枕カバーを取り替えるのは無理なら、その上にタオルを巻いてタオルを交換する方法もあります。

枕カバーそのものよりも洗濯しやすいですし、タオルなら余分なものが何枚かあるという人も多いはずです。

枕本体のメンテナンスも忘れずに

枕カバーだけ毎日洗っていても、汗や皮脂は枕内部にも浸透してしまいます。

枕本体も洗ったり干したりして、清潔な状態を保つようにしましょう。

ウォッシャブルタイプの枕なら、定期的に洗って干すのが大切です。

洗えない素材のものは、こまめに干して日光消毒しましょう。

干しただけでも雑菌やダニ、カビなどを退治できますし、掃除機でゴミを吸ってあげれば大丈夫です。

ウレタンなどの一部の素材は日光に当てると劣化してしまいますから、説明書や表示をしっかり確認して陰干ししましょう。

まとめ

人は1日6時間以上は眠っていますから、良質な睡眠が得られてこそ肌もきれいになります。

そんな睡眠の質を左右する枕にもしっかり気を配って、睡眠美容を実践していきましょう。

正しい姿勢でぐっすり熟睡するだけでも、若さと美肌につながります。

人生の3分の1を共にする枕ですから、妥協しないで健康と美容にいいものを使うのが大切です。






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