座椅子で寝るのはアリ?座椅子があればベッドや布団は要らない?

座椅子

座椅子は、180度近くまで倒すことができるものも多いです。

そうして180度近く倒すことができるということは、それをベッド代わりにして使用することもできるということになります。

でも、実際に座椅子を完全にベッドや布団として使用していくのはありなのでしょうか?

座椅子があればベッドや布団は要らないのでしょうか?

ここではそれについて見ていきます。



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座椅子で寝ると腰や肩が痛くなりがちになる

まず結論から見ていくと、座椅子だけで寝るのはNGだということになります。

確かに座椅子は、ベッド代わりにして使用することも可能なものではあります。

しかもそれには適度な反発力がありますから、寝心地もそこまで悪くはありません。

なので、座椅子で寝るということ自体はなしではありません。

しかし、完全にそれをベッドや布団代わりにして、座椅子以外にベッドや布団がない状態にしてしまうというのは、おすすめできないのです。

座椅子以外にベッドや布団がない状態を作ってしまうと、身体はあまり休めなくなります。

座椅子は確かに寝心地は悪くありませんが、どうしてもサイズ感が足りないのです。

だから、寝ている間に肩や腰が痛くなりがちになります。

そうして、身体があまり休めなくなってしまうのです。

腰や肩に負荷がかかりっぱなしになる

サイズ感が小さいベッドや布団で寝ていると、その上で寝返りをすることが難しくなります。

寝返りをすることが難しくなるということは、肩や腰のあたりにかかってきている体重の負荷を逃がしていくことが難しくなるということです。

体重の負荷を逃がしていくことが難しくなるということは、次第にそこがその負荷に耐え切れず痛みを感じるようになってしまうということになります。

だから、サイズ感が小さいベッドや布団で寝るのはおすすめできないのです。

そして座椅子は、どう考えてもサイズ感の小さいベッドや布団に当たります。

人が一人寝るのにすら、不十分なサイズ感です。



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筋肉も固まりがちになる

座椅子をベッド代わりにしてしまうと、筋肉も固まりがちになります。

広めのベッドや布団で寝ていれば、寝返りをして姿勢を変えることが出来ます。

そうして姿勢を変えるのは、何も体重の負荷をいったん逃がしていきたいからというだけの話ではないのです。

寝返りをしていくことによって、固まりかけた筋肉をほぐしていけるようになるのです。

筋肉は、動かさないでいるとすぐに固まってしまいます。

それは、7時間とか6時間でも十分なのです。

筋肉が固まってしまうと、それは次第に痛みを発生するようになります。

だから、寝ている間にもなんとか筋肉を動かして、痛みが発生しないようにしていかないとなりません。

その為にできることが寝返りなのです。

しかし寝返りをするためには、ある程度のスペースが必要になります。

座椅子では寝返りはまず無理

座椅子で寝ていると、姿勢を変えることすら難しいです。

ということは、寝返りなんてさらに難しくなってしまいます。

結果、筋肉はどんどん固まっていってしまうのです。

確かに座椅子で寝るのは楽ですし、スペースもあまりとらないので、狭い部屋で生活している人にとっては、それは画期的な作戦のように思えるものです。

しかし、それは決して得策ではないのです。

寝返りができないところで寝るのはおすすめができません。

座椅子は仮眠に最適

もしどうしても座椅子で寝たいのであれば、仮眠にしておくのがおすすめです。

仮眠であれば、座椅子は最適になります。

身体をしっかりと横にして寝ることができますから、その分仮眠の効果が高くなります。

より深い睡眠をとることが出来る可能性が高くなるのです。

また、仮眠であれば、座椅子で寝ることのデメリットもあまり関係なくなります。

ちょっとの時間であれば筋肉も固まらない

仮眠くらいのちょっとの時間であれば、ずっと同じ姿勢でいても筋肉が固まってしまうということはありません。

また、ずっと同じ姿勢でいて、特に負荷がかかるところに強く負荷がかかるようになったとしても、その負荷がかかり続ける時間があまり長くないため、そこまで身体が痛くなることはないのです。

なので、座椅子で寝るデメリットはなくなります。

準備が必要ないというメリットが強くなる

逆に座椅子で仮眠をすれば、メリットの方が強くなります。

座椅子で仮眠をすることのメリットは、準備が必要ないということです。

布団の場合は、いちいち布団を敷いたりしないとなりません。

ベッドの場合も、いちいちベッドの方へ移動していかないとなりません。

それはいちいち面倒になりますし、しかもそれの場合は寝すぎてしまう場合も多いです。

仮眠は、あくまでも、15分くらいが理想です。

それ以上寝てしまうと、逆にだるくなることの方が多いです。

そうしてだるくなってしまわないためには、あまり長く寝すぎないようにしないとならないのです。

座椅子での仮眠であれば、あまり長く寝ていると身体が痛くなってしまうので、自然と起きれます。

また、準備も必要ないのですぐに寝ることが出来ます。

まさに仮眠としては理想的なのが、座椅子を利用して寝ることなのです。

仮眠を良くする人には、座椅子はすごくおすすめなアイテムになります。

あまり大きめの座椅子を買わないのがおすすめ

座椅子は、この通り確かにベッドとして使用することもできますが、それはあくまでも仮眠用のものだと考えるのがベストになります。

なので、座椅子を買う際には、あまり大きな座椅子を買わないようにするのがおすすめです。

あまり大きな座椅子を買ってしまうと、ほかにベッドや布団を買う際に邪魔になります。

大きめの座椅子は、ちょっとしたソファくらいのスペースを使ってしまいますから。

また、大きなサイズを買ってしまうと、どうしてもそれで本気寝ができるのではないかと考えてしまい、そこで寝ようとしてしまうようになるものなのです。

だからそれはおすすめできません。

大きめの座椅子では寝具としてはちいさい

大きめの座椅子をベッドや布団として使用するのであれば、別に狭いということはないのではないかと思うこともあります。

しかし、たとえ大きめの座椅子であっても、それは寝具としてはちいさいのです。

だからやはりそれで長時間寝ていると、腰や肩に体重の負荷がずっとかかるようになったり、あるいは筋肉が固まってしまって腰や肩が痛くなったりしていきます。

そうならないようにするためには、そもそもそこで寝るのは無理があるだろうと思えるようなサイズ感の座椅子を買うべきなのです。

部屋のスペース的にも、きちんと自分をベッドや布団で寝かせていくためにも、大きめの座椅子は避けるようにするのがおすすめです。

もちろん部屋がすごく大きくて、かつベッドや布団で寝ることにこだわりがあれば、座椅子を大きめにしても問題はありませんが、別に大きくしたところで大したメリットがないのが座椅子です。

しいて言うならば値段が高くなる可能性が高くなるということくらいです。

なので、やはりあまり大きいサイズの座椅子を買うことは推奨できません。

まとめ

座椅子をベッドや布団の代わりとして使用するのは無理です。

仮眠用のベッドや布団として使用するのは大いにありですが、本気で寝る際には、ベッドや布団を用いてしっかりと寝ないと身体にまず確実にガタが来ます。

なので、そうならないように、座椅子はベッドや布団の代用として使用しないようにして気を付けていってください。






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