本当につらい腰痛、一体どんな敷き布団を選べばましになるのだろうか?

マットレス・敷き布団

腰痛は何にせよ辛いものです。

歩くのも座るのも、荷物を持つのも辛くなってくると、本当に泣きたくなってくるものです。

それに加えて、寝ている時にも痛む、起きたら腰痛がというのでは、せっかくの睡眠で取れるはずの休息さえ、取れなくなってしまいます。

疲労がひどくなり、それによってまた腰痛がひどくなるという悪循環が生まれてしまうのです。

こうなった場合、敷き布団など吟味することで、腰痛緩和出来るものでしょうか。



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寝ている間の腰痛というものは

寝ている時に腰痛を感じるというのは、これはもうかなりのものです。

実際、敷き布団やマットレスの問題だけでなく、とにかく横になるだけで腰痛がということもあるのです。

また寝ることは出来るけど、寝返りをうつと腰が痛むという場合もあります。

寝返りを打とうとすると、腰が痛くて目が覚めてしまうのですね。

睡眠不足の原因にもなってしまいます。

そしてこれが高じると、身体が怖がって寝返りを拒否してきて、結果やはり熟睡できない事になってしまいます。

筆者この、身体が寝返りを拒否という腰痛を経験していますが、これは本当に痛みだけでなく睡眠不足の疲れも加わって、本当に辛いものです。



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寝て起きたら腰痛ということも

起きている間は大して腰痛など感じないのに、朝起きると腰痛がという人もいます。

一旦起きて行動開始すると、何時の間にか痛みが取れてしまい、でもまた朝起きると痛みがと言う、無限ループです。

この場合はもう、寝ている姿勢や敷き布団になにか問題がある、といって過言ではありません。

出来るだけ早く、敷き布団やマットレスを自分にあうものに変えたいですね。

というのも、起きた時に痛みを感じてもその後気にならなくなると放って置くと、結果悪化していくことがあるからです。

1日のうち8時間、は無理だとしても6時間位は寝ていることになります。

6時間、腰に負担がかかった状態が続くのですから、これが日々重なれば本物の腰痛に移行していく場合があります。

何時も通り起きた時に腰が痛む、というのがある日、起きようとしたら激痛がということにもなるのです。

本当に注意が必要ですね。

腰痛にも種類が色々とあります

一言で腰痛と片付けてしまっていますが、勿論この腰痛と言うのは原因も症状も様々です。

椎間板ヘルニアや脊柱菅狭窄症のような、神経部分の問題から起きる腰痛もあります。

また日々の腰への負担が重なって、炎症を起こした結果の腰痛もあります。

運動不足で筋肉が弱って腰椎に負担がかかり、結果腰痛が起きるということもあります。

そして症状も様々で、前かがみで腰痛を感じる人、身体を伸ばすと痛むという人、どんな姿勢でも痛みを感じる人など、枚挙に暇がありません。

特に寝ている時の姿勢が、どれが一番痛みを感じる姿勢なのかも、把握しなくてはいけませんね。

例えば身体を伸ばすと腰が痛む人の場合、仰向けで身体を伸ばすような姿勢になる敷き布団は、最も痛みを感じるのでおすすめできないということです。

腰痛の種類に応じて敷き布団を選びたい

腰痛の人の場合、敷き布団を選ぶのにいくつかのポイントがあります。

とは言え、腰痛の種類でもまたそれが変化してくることも忘れてはなりません。

とにかく少しでも痛みを感じないタイプの敷き布団を選んで、少しでも多くいい睡眠を取るのが体力を温存できて、腰痛改善にも役立つからです。

選ぶ時の代表的なポイントとしては

腰痛の種類によらず、またまだ腰痛を感じていない人の場合でも、チェックしておきたいことがあります。

1つは体圧分散です。

出来るだけ体重が均等にかかるような素材のものを選ぶと、腰にだけ体重がかからずに済みます。

仰向けに寝ている時に、最も体重がかかるのが腰の部分です。

つまり最も負荷がかかるということです。

それを出来るだけ軽減、他に部分にも分散させるという素材の敷き布団が、まずおすすめです。

また次に、寝返りの打ちやすい素材であることも重要です。

一晩にかなりの回数の寝返りを打つことが、眠りの質を上げることになります。

寝返りが少ないと、身体も痛くなりますし熟睡できません。

これは個人差がありますので、自分の寝返りの打ちやすい素材を見つけたいものですね。

前かがみで腰痛を感じる人の場合

起きている時に前にかがむと腰痛を感じる人です。

椎間板ヘルニア、筋筋膜性腰痛症の人に多く見られる症状です。

前にかがむと痛むということは、身体を伸ばすと痛みが軽減されるということです。

なのでこういった人の場合、硬めの敷き布団がおすすめです。

身体を伸ばして寝ると、かなり腰痛は軽減されます。

筆者はこの手の腰痛の経験者ですが、硬いマットレスのおかげで何とか睡眠は確保できました。

寝返りをうつ時にも、身体を伸ばしたまま横向きに慣れたので、そこそこ熟睡も出来ました。

椎間板ヘルニアからの腰痛でしたので、とにかくかがむことが出来ず苦労したのです。

身体を伸ばすと腰痛を感じる人の場合

すべり症や脊柱菅狭窄症、腰椎分離症などに代表される、身体を伸ばすと腰が痛むタイプです。

こういった人たちの場合、硬めの敷き布団だと寝ただけで痛みを感じてしまいます。

少し柔らかめの敷き布団やマットレスを試用して、横向き寝にすると楽に寝られます。

柔らかめの敷き布団なら、横向きに寝ても肩が沈んでくれるので、起きた時に肩が痛むということもあまりなく済んでくれます。

とは言えあまり柔らかい敷き布団だと、仰向けになった時に腰が沈みすぎて、身体に良くないと言う問題も起きてきます。

硬いウレタンに柔らかいウレタンを組み合わせた、二重構造のマットレスなどがおすすめですね。

柔らかく身体を受け止めてくれて、しかも沈み込みすぎずに寝ることが出来ます。

自分には自分だけの敷き布団がある

個人差が激しく、また痛みというのは主観的なものです。

なので例えば同じ椎間板ヘルニアでも、痛む部位も痛みの感じ方も違います。

筆者の場合は、硬めのマットレスで何とか休むことが出来ましたが、硬めだときつかったと言う人もいました。

今やいろいろな素材のマットレスや敷き布団がありますが、そしていろいろな宣伝がされていますが、結局自分の症状に合うものは自分で選ぶしかありません。

とにかく専門店の店頭などで、あれこれ試してみるのが一番です。

出来るだけ寝た時に痛みの少ない、その場で寝返りを打ってもあまり痛まない素材のものを、選ぶようにしてください。

敷き布団はベッドでそれとも直敷きで

腰痛の場合、筆者的にはベッドがおすすめです。

ベッドに付属のマットレスの上に、腰痛用の敷き布団を合わせて使用するのが、おすすめですね。

勿論このベッド付属のマットレスの素材によっても、上に乗せる敷き布団は違ってくるので、そこがちょっと選ぶのに面倒だということはあります。

しかし腰痛の何が辛いと言えば、起き上がるときですね。

これが普通に布団から起き上がるのと、ベッドから起き上がるのでは、腰への負担がかなり違うのです。

床から起き上がるのと、床からすでに距離のあるベッドからでは、起き上がる楽さがぜんぜん違うのですね。

そんなに甘やかすと治るものも治らない、と思うかもしれませんが、無駄な負担はかけないに越したことはありません。

もし直敷きで寝ている場合、腰痛の軽減に次の機会にベッドを考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

腰痛は何が辛いと言って、それを感じることによっての睡眠不足が一番つらいですね。

休めなくては体力も回復しません。

体力が落ちれば、やる気もだんだんと失せてしまいます。

そんな辛い寝ている時の腰痛を少しでも減らすために、敷き布団の素材やタイプに少しだけ注意を払ってみてください。

敷き布団を変えただけで、かなりの腰痛軽減につながることがあるのです。