本当にまくらは必要か不必要か? そのメリットとデメリットとは?

まくら

熟睡するために必要なまくらとは当たり前のように聞かれます。

しかし、そもそもまくらは本当に必要なのでしょうか?

人によってはMyまくらのようなものを持っていて旅行先にもこれは手放せないという方もおられます。

それでいて、まくらが原因で肩こりになってしまったとか、熟睡できないというようなことも聞かれます。

では、どれが真実なのでしょうか?

まくらが必要なケースと不必要なケースをまとめてみました。

さらに、健康に良い自分にあったまくら選びについてもご紹介します。



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まくらの歴史、どうして人はまくらを使うの?

人間工学的に考えるなら人は自然と楽な姿勢を求めるものです。

そこで、寝る時にも頭を少し上げた状態で寝るほうが体に良いとされる為に、遠い昔からまくらは使用されてきました。

人の体は脊椎のS字カーブを保つことによって健康を保つことができるように設計されているようです。

それで、人は自然と寝る時もその姿勢を求めますから、まくらをどの地域でも使っています。

ただ、枕の歴史については様々な見解があるためにこのテーマについては日本の江戸時代以降についてのまくらの歴史について簡単にご説明します。

江戸時代では男性の髪型がいわゆる髷だったので、髷を崩さないという事が目的のためのまくらとして用いられてきました。

その為に形も様々でした。

女性も長い髪を後ろに流す髪型が中心でしたからまくらの形の種類も豊富でまくらの高さが高いものばかりだったようです。

ところが、明治以降は髷をバッサリなくすようにという法律が出されてから、まくらの形も今の小さな筒のような形へと変化していきました。

女性の髪型も明治からは髪型が全体的に小さなものとなり、今のまくらに近いものとなっています。

このように、まくらは自然と人が大切にする睡眠を快適なものとするために時代とともに変化している様子がわかります。

ということは、今の時代もこれだけ人間工学への研究が進んでいるわけで、それに応じてまくらへの快適さを求めることは自然な流れであるといえます。

しかし、本当にまくらは私たちの生活に絶対に必要なのでしょうか?

必要なケースを見てみて、その理由を探っていきます。



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まくらが必要なケース

まくらは就寝時にまさに頚椎の首元から頭にかけての曲がりを保つ役割があります。

これは丁度、人が立っているときの姿勢と同じです。

このポーズが最も楽な姿勢と言われているように、このカーブを維持することが熟睡のためのポイントであるゆえに必要なのです。

まくらを使うことによって寝ている間も呼吸を十分に楽にすることができ、しかも血行は良い状態をキープできるので体の疲れを回復するためにも重要であるといえます。

つまり、自分の体にあったまくらを選択することが大切なのです。

しかし、どうしてまくらを必要としない人がいるのでしょうか?

その理由を探る必要もあります。

まくらが不必要なケース

まくらがないほうが熟睡できるという方もおられます。

では、どうしてまくらが不必要と感じるのか?

その多くの理由は肩こりであったり、熟睡ができないと感じるケースに多いようです。

それで、まくらなしで寝ることを望む人には次のような状況が考えられます。

1.ストレートネックで首筋や肩のこりが気になる人は、まくらなしのほうが気持ち良いといわれます。

2.女優と同じように首にしわをつけないために寝る。

3.まくらなしで寝るなら顔が細くなる、あるいは小さくなるからそうするという方。

このように、一見理由がありそうでなさそうな理由で、まくらなしを望んで睡眠をしておられる方がいます。

では、これらの理由には確かな根拠があるのでしょうか?

肩こりや首筋の問題にまくらは一因となっているか?

これには、確かな根拠といえる理由の一つは、まくらの高さに問題があるといえます。

前述でご説明した通り、人間の体は横からみて頚椎の状態がS字に曲がっている状態をキープできるなら正しい姿勢を保つことができ、熟睡を助けます。

そのために、その人の体形、特に脊椎や頚椎の曲がりに合ったまくらの高さは、熟睡できるようサポートしくれます。

むしろ肩こりのためにも必要だといえます。

なぜなら、肩の血流が良くなっても肩以外の他の部分での負担は必ずかかっているからです。

首にしわをつくらない

これも、人によって個人差があるといえます。

これを試してみたという方の中には熟睡できなかった。

苦しかったという方もおられます。

どうして人によって個人差があるかといますと、それは頚椎のラインが比較的まっすぐなのか、あるいはベッドの質です。

頚椎のラインがしっかりと保てるようにするためにまくらは必要です。

またベッドがふかふかとしていて寝るとまくらなしで背中の脊椎のS字ラインをキープできるなら、それもオッケーだといえます。

その場合は、まくらなしで寝ることができるので、これにより高い枕での頭の傾きによってできるしわ対策になります。

小顔になるのか?

これについては、確かな根拠がなく理由はないといったほうが良いでしょう。

ただ、まくらがないと心臓の位置よりも頭が低くなるので血液が頭に溜まりやすくなります。

すると、脳が刺激を受けて熟睡は難しくなります。

さらに、これが顔のむくみの原因ともなりますから、どちらかというと顔が腫れぼったくなる可能性があります。

根拠のない情報についてはしっかりと調べて十分に注意する必要があります。

自分のためのMyまくら選びのポイントとは?

では、どういった点がまくら選びのポイントなのでしょうか?

賢いまくら選びのいくつかの条件をまとめています。

自分の頚椎の曲がりを知って背中のS字をキープしてくれるまくらの高さを選ぶ必要があります。

もう一つは、横向きになったときに肩がつぶれないか確かめる必要があります。

仰向けと横向きでは首の下にあるスペースは大きく異なるので重要な点です。

つまり、寝がえりにも十分に考慮された形のまくらを選ぶことも大切です。

首元からまくらまでしっかりとまくらで支えられているかも確かめる必要があります。

もし、スペースができてしまっているのなら疲れやすくなるので大切なポイントです。

では、ここで、まくら選びのポイントをすべてクリアーしている熟睡を助けるまくらをいくつかご紹介します。

アイリスオーヤマ枕匠眠高さ調整ピロースタンダードハード

こちらには10mmの高さ調整シートが2枚ついておりこれを出し入れすることで高さを調整して自分にあったまくらの高さに調整できます。

それに、復元性にも優れているので型が簡単に崩れるということはありませんし、通気性にも優れています。

また、両サイドもしっかりと高めのデザインなので仰向けになっても肩崩れを避けることができます。

肩口フィット形状形式なので、まくらで肩の凝りやすい女性におすすめできるまくらです。

まくらでの肩こりで心配している方も安心して使用していただけます。

また、いつも清潔であるために手洗いもオッケーなまくらです。

TAMPOR枕低反発人間工学設計ストレス緩和米国認証CertiPUR-US取得健康枕

基本的には低反発の枕はS字ラインを保つのに時間とともにまくらが変形するのでおすすめするのが難しいのですが、それは安価なまくらで質の低い低反発まくらの場合です。

こちらは、安くなくても、値段に相応する低反発まくらです。

やはり、熟睡は最も大切な贅沢であるといえます。

まくらの上下を変えるだけで調整できるのであらゆる頚椎の高さに合わせることができます。

人間工学上で理想的な波状になっているので、いびき対策もしっかりとしており気道が確保できる状態で眠ることができます。

高品質の低反発に加え通気性も良く5年もの保証が付いています。

忙しい生活を送られている方におすすめしたい熟睡サポートまくらです。

BOOCOSA低反発枕

こちらも高品質の低反発まくらです。

仰向け、横向きの姿勢でもベストの状態で寝むれるように人間工学に基づいて作られたまくらです。

こちらもまくらの前後で高さを選ぶことができます。

中央部が少し凹んでいるために仰向けの姿勢を維持しつつ寝がえりでまくらから離れてしまうのを防いでくれます。

常に、どの姿勢でも頚椎から脊椎のS字をキープしてくれるまくらです。

こちらも、熟睡をすぐに手に入れたいという方におすすめします。

まとめ

まくら選びはすべての人にとって重要な買い物です。

女性にとっては美容にも大きくかかわってきますから正しい情報を取得することは大切です。

また、現代の生活ではストレスが多いので寝る時こそしっかりと疲れを取ることができるようにしたいものです。

これで、一日の疲れをリセットして次の日に備えておくことができます。

まくらは人生の3分の1は共に時間を過ごす重要なパートナーなので賢い選択をしましょう!






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