枕の臭いがなんだか気になる…。臭い枕と言われない枕を探そう

まくら

毎日使う枕は、気をつけているつもりでも臭いが気になります。

素材によっては洗いにくいものもあり、使用者の臭いが付きやすくなってしまいます。

特に男性の場合、自分では気づかない臭いが枕にしみついていることがあります。

加齢などによる臭いが気になり始めたら、枕も嫌な臭いを溜め込みにくい枕がおすすめです。

ここでは、枕についてと、臭いにくいおすすめ枕をご紹介します。



肩こり・腰痛におすすめのまくら(枕)ランキングベスト3はこちら




枕はなぜ必要なの?

布団一式セットを買うと、枕もついてくることがあります。

人間の眠りにとって枕は重要なものですが、なぜ枕が必要なのでしょうか。

枕は人間の頭部をしっかり支える

枕は古代時代から使用されてきました。

古代エジプト文明でも枕が見つかっており、人間の睡眠に欠かすことができないものであるということが分かります。

ほかの動物は枕を使いませんが、人間にとっては眠りを快適なものにするために、枕は重要な役割を果たします。

人間は仰向けに寝ると、首と地面の間に隙間ができます。

枕はこの隙間部分を埋め、頭部と首、肩をしっかりと支える役割があるのです。

枕は負担のない姿勢で眠るために重要

二足歩行を行う人間は4足歩行の動物よりも、体のバランスをとるのは難しくなります。

頭部は人間の体の中でも最も重たい部分であり、それを支える脊柱や腰部は頭部からくる圧や負荷が大きくなります。

この負荷を一極集中させず、バランスよく分散してくれるのが脊柱のS字カーブです。

人間の脊柱はまっすぐなように見えますが、実は前後に緩やかにカーブしています。

横から見るとS字のように見えるカーブこそが、人間の体の負荷を分散させる秘密です。

このカーブがきれいに現れている姿勢は、一番負担がなく、体のどこにも負荷がかかりにくい状態です。

脊柱の緩やかなS字カーブが一番綺麗に現れるのは人間が立っている時です。

立ちっぱなしは体が疲れると考えがちですが、実は一番バランスが良く、体に負荷がかからない状態なのです。

寝ている時も、この「立ち姿勢」のままで眠ると体への負荷が少なくなります。

仰向けで眠る場合、脊柱がS字に湾曲していることから、どうしても首の後ろに隙間ができます。

支えるものが何もなければ、首や肩の筋肉が緊張してしまい、筋肉疲労を起こしてしまいます。

そこで、空いた隙間に枕を入れることで首や肩の負担を無くすことができます。

枕があれば体にとって一番無理のない姿勢で眠れるため、質の高い睡眠を得ることができるようになるのです。



肩こり・腰痛におすすめのまくら(枕)ランキングベスト3はこちら




枕を選ぶ時に気をつけるポイントは?

人の体型は異なるので、適した枕というものも異なります。

枕を選ぶ際は適当に選ぶのではなく、体にきちんと合ったものを選ぶことによって睡眠の質が高まります。

適切な高さの枕を選ぶ

仰向けになった時、首と床のすき間の開き具合は、個人によって異なります。

頭をのせてみて顎が上を向いたリ、下に下がったりするような枕は高さがあっていない証拠です。

おすすめの顎の角度は「5度」と言われています。

低すぎても高すぎてもいけません。

適切な大きさの枕を選ぶ

高さと併せて気をつけたいのが枕の大きさです。

枕は肩口までしっかりとカバーしてくれる大きさを選ぶのがおすすめです。

小さすぎると寝返りを打った時に頭が落ちてしまいますし、大きすぎると寝返りそのものが打ちにくくなってしまいます。

快適な睡眠を得るためには肩までしっかりと支えてくれる大きさの枕がおすすめです。

素材選びにも気をつける

枕の素材はいろいろありますが、通気性や放湿性には注意しましょう。

特に汗をかきやすい人などは、熱のこもりやすい素材の枕は避けるのがおすすめです。

「頭寒足熱」という言葉がありますが、頭は涼しくし、足元を温めるのが体にとっては一番良いとされています。

枕の素材に注意し、頭部を涼しく保つことができる素材を選びましょう。

枕の臭いが気になる人は、何が原因なの?

枕がなんとなく臭い、または家族から臭いといわれてしまう人は、なぜ枕が臭うようになってしまったのでしょうか。

枕に限らず、衣類などの悪臭の原因は「雑菌」です。

悪い菌が繁殖したため、嫌な臭いをまき散らしているのです。

菌が繁殖する原因としては「湿気」「垢」「皮脂、汗」などが考えられます。

枕カバーをこまめに洗うなど、雑菌の繁殖を防ぐことが重要です。

特に男性は悪臭を放ちやすい?

男性特有の臭いと言われるものは多くあります。

「オヤジ臭」などと言われることもあるほど、男性には特有の臭いを放つ人が多く見られます。

もちろん女性でも加齢によって臭いを発している人もいますが、男性ほど多くとりあげられません。

これは、女性よりも男性の方が独特の悪臭を放ちやすい体質だからです。

臭いの原因の一つは、ある程度の年代になった人間特有の「ノネナール」という酸性の物質です。

男女問わず、年をとるとこの物質を発生させるようになります。

しかし、悪臭のもとである「ノネナール」は、男性の分泌量の方が多いといわれています。

さらに女性は女性ホルモンの働きによって「ノネナール」の酸性を中和することができます。

ですから、男性の方が臭いやすくなるというわけなのです。

また、このノネナールは首筋や耳の後ろから発せられるので、頭や首筋をあてる枕にも独特の臭いが染みつきやすくなります。

どんなに洗っても臭いがしみついてしまう人は、枕の素材から注意!

枕の臭いが気になる人は枕カバーだけではなく、枕そのものを洗うのがおすすめです。

といっても全ての枕が洗えるわけではないので、「洗える」枕を選びましょう。

さらに、「抗菌・杭臭」加工がしてある枕もおすすめです。

気になる臭いにきちんと対処して、不快な臭いがつくのを防ぎましょう。

ウィンドバード マイティトップⅡ

雑菌やダニ、不快な臭いが気になるという人におすすめなのが「マイティトップⅡ」です。

こちらは抗菌防臭加工を施した中綿が使われている枕です。

抗菌・防臭効果に優れており、ダニや臭いのもととなる雑菌の繁殖を抑える効果があります。

また、洗濯機で丸洗いできるので、臭いや汚れが気になったらいつでも丸洗いすることができます。

表地にはシワになりにくく乾きやすいウォッシャブル生地を使用。

さらっと乾いて、快適な使用感です。

さらに品質には定評のある「日本製」ですので、安心して使用することができます。

枕の臭いが気になる人におすすめの防臭枕です。

洗える枕

こちらは中綿に3種類の消臭素材を組み合わせた、加齢臭におすすめの防臭枕です。

加齢臭の原因である「ノネナール」を81%カットしてくれるうえ、気になるアンモニア臭や酢酸など嫌な臭いの原因となるものを全て防いでくれます。

さらに中綿には丸洗いできる「コンフォロフト」を使用しているので、洗濯機で気軽に洗うことができます。

側地にはループ状の取手がついているので、物干しざおに干したり、ハンガーにかけたりと干すのも簡単です。

衛生面だけではなく、枕の寝心地の良さもおすすめポイントです。

中綿は通気孔の多い素材を使用しているので、空気をたっぷりとふくみ、快適な寝心地です。

加齢臭が気になり始めた方や、とにかく清潔に枕を使用したい人におすすめの安眠枕です。

まとめ

枕は人間の快眠にとって欠かすことができないものですが、長く使い続けていると臭いが気になってしまいます。

特にある程度の年齢になると、男性も女性も独特の加齢臭を放ちます。

すっきり快適な睡眠を得るために、枕の衛生状態をきちんとチェックするのがおすすめです。

しっかり抗菌してあり、丸洗いできる枕なら嫌な臭いを気にすることもなく、いつでも綺麗な状態で眠ることができます。

自分の枕をチェックして、臭いを感じたら、抗菌・ウォッシャブル枕を検討してみて下さいね。






まくら