睡眠時の負担を減らし疲れを取るまくら選び

まくら

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日本人の3人に1人は肩こり、首の痛み、腰の痛みに悩まされてると言われています。

また十分な睡眠時間を取っても疲れが取れないという方も多いようです。

原因としてはパソコンやスマートフォンの普及、食生活、そして睡眠時の体への負担が大きいとの事です。

その中でも睡眠時の負担を減らす事に関して一番重要なのが「まくら」だと言われています。

現在ホームセンターや寝具店には様々な素材や形のまくらが売られています。

いったいどのようなまくら選びをすれば睡眠時の負担を減らし疲れを取り、肩首腰の痛みを解消してくれるのでしょうか。



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高さ選び

私達、二足歩行の人間は脳が発達しておりそれを支える脊柱が進化しています。

その脊柱は側面から見るとS字カーブになっており脳や体重を支えるのに楽な態勢となっているのです。

つまり立っている時と同じような自然な体制を保てるまくらの高さが最適ということです。

適切なまくらの高さ調整には一つ重要な点があります。

それは寝返りです。

人は寝ている間に寝返りを打ちますから無理なく寝返りを打てる高さにする必要があります。

調整する方法としては低すぎる場合…タオルを首の下に入れ高くしてあげます。

高すぎる場合…肩の下にバスタオルなどを引き方を高くしてあげます。

人間は寝返りをしている際に体の骨や筋肉の歪みを整えようとしてくれます。

またスムーズな寝返りをする事により質の良い睡眠となり疲れも取ってくれるのです。



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素材の選び方

まくらの素材は何種類も存在しているのです。

特徴をまとめました。

・低反発ウレタン素材柔軟性に優れており体型に合わせて形を変えてくれます。

寒くなると固くなり、夏場は熱がこもりやすくなります。

・羽根(フェザー)素材通気性が良く、冬は暖かく夏は涼しいと言う利点がありますが、枕の中から素材が出て来てしまう事があり小さいお子様のご使用はおすすめ出来ません。

・ビーズ素材触り心地が良く新感覚と言えるでしょう。

ただし熱がこもりやすい素材です。

・そばがら素材寝ている間の熱を外に逃がしてくれます。

また汗を吸収してくれる利点があります。

天日干しが必要になり長時間湿気の多い場所で保管すると虫がわく事があります。

・パイプ素材水洗いが出来、天日干しも可能な素材です。

メンテナンスは簡単ですが、固い素材ですので柔らかいものが好みの方にはおすすめ出来ません。

それぞれに、固さや通気性や吸湿性、発散性などの特徴があり、寿命年数も変わってきます。

また水洗いが可能なものや天日干しが可能なものもありますので選ぶ際の参考になればと思います。

ちなみに肩こり首の痛みで悩みを抱えている方は、ポリエステル、ビーズ、ウレタン素材使っている方が多いようです。

原因としてはこういった化学繊維の物は吸湿性や発散性がほとんどありません。

そうなるとムレやすく頭が沈み込んでしまい、寝返りがしにくくなってしまうのです。

その為、血流も悪くなり首肩腰の痛みの原因となり、体の疲れも取れにくくなってしまいます。

化学繊維などを使っていない天然素材の枕を選ぶ事も重要ではないでしょうか。

大きさと形選び

体型や好みで選び方も変わってくるかも知れませんが一般的に大きさの基準としては以下のものを参考にすると良いでしょう。

・標準的サイズ…43×63・やや大きめサイズ…50×70・かなり大きめサイズ…60×75大きさだけでは無くまくらの形も様々です。

・一般的な形・くぼみがあるタイプ・横長タイプ・波形タイプ大きさと形も自分に合ったものを選ぶ事により睡眠の質にも影響してきます。

人の好みもあると思いますのでなるべくストレスを感じない選び方が必要になってくるでしょう。

まとめ

まくら選びで重要な点は以下の事だと言えます。

・寝返りがしやすい高さ調整・通気性、吸湿性が良く熱がこもりにくい素材選び・ストレスを感じない好みにあった形や大きさ選び質の良い睡眠を取る為にまずはまくらを変えてみると言うのはとても重要な事だと思います。

自分にあったまくらを使う事により、いびきを解消したり血流が良くなりむくみなども解消出来ます。

最近では、自分の体に合わせて作ってくれるオーダーメイドの物やまくらのレンタルもあるようです。

睡眠は人生の三分の一を占めていると言われています。

多少値が張っても慎重に選ぶ価値はあるかも知れませんね。

自分になったまくらを選び現代社会のストレスに打ち勝ちましょう。






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