知らないと損する?マットレスをお得に処分する6つのステップ!

マットレス・敷き布団

マットレスを買い替える時に必ず迷うのが、古いマットレスの処分方法です。

先に新しいマットレスを購入してから、処分方法を考えるという順番では、膨大な費用がかかることもありますので、本記事で紹介する6つのパターンから、予算やライフスタイルに合った方法を選びましょう。

新しいマットレスを購入する店舗のサービスをチェックすれば、手間も費用もかからずに済むかも?



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タイプによって異なるマットレスの処分方法

マットレスは非常に大きく、重量もあるため、処分にかなりの手間がかかります。

とくに、ベッドとセットで購入した寝具でしたら、中にコイルなどが含まれていることもありますので、自治体のゴミ処理施設では対応できないことも。

まずは、マットレスの処分で損をしないように、下記に紹介する順番で最適な方法を見つけてみてください。

1.マットレス販売店に引き取り可能か確認

マットレスの処分方法で、一番手間と費用がかからないのが、新しいマットレスを購入する寝具店に無料で引き取ってもらうという方法です。

新しいマットレスの配達時に、運送業者がそのまま古いマットレスを引き取ってくれるという流れになります。

自分で古いマットレスを自宅から運び出す必要もないので、忙しくてマットレスを処分する暇がないという方や筋力が弱い女性に、とくにおすすめです。

ただし、このようなサービスを提供しているお店は限られていますので、マットレスを購入する前に公式サイトをチェックしたり、電話で問い合わせしたりして、サービスの有無を確認してみてください。

もし、古いマットレスの引き取りが有料になっていても、手間がかからないことを優先するのであれば、お金を払ってでもこのサービスを利用したほうがいいでしょう。

その際は、後に紹介する、マットレス回収業者にも問い合わせて、どちらが安い費用で済むか比較することもお忘れなく!

寝具店の有料引き取りサービスが、あまりにも高額だったら、新しいマットレスが届く日に回収業者を呼んで、古いマットレスを引き取ってもらった方がお得になります。

2.リサイクルショップに問い合わせてみる

今まで使っていたマットレスが高級品で、汚れもそんなに目立っていないという場合は、リサイクルショップに買い取り可能か問い合わせてみましょう?

場合によっては、数千円位の値がつくかもしれません。

たとえ、値がつかなくても、無料で引き取ってくれるケースもありますので、まずは「無料出張査定サービス」を提供している業者に連絡し、自宅に来てもらってマットレスの状態をチェックもらってはいかがですか?

値がつかないという結果になっても、査定料がかかることはありませんから、安心してください。

3.オークションに出してみる

このマットレスの処分方法も、「ダメでもともと」という前提で試していただきたいのですが、オークションサイトに出品するというのも1つの手です。

ただし、落札者の送料負担が、かなり大きくなってしまいますので、値がつくことは期待せず、無料で処分できればよしと考えておきましょう。

4中古品の譲渡サイトに登録してみる

オークションと同じように、ネットを使ったマットレスの処分でおすすめなのが、中古の家具や寝具などを無料で提供する人が集まる、掲示板サイトの利用です。

「中古あげます 譲ります」というキーワードで検索してみると、該当するサイト(ジモティーなど)が見つかります。

サイトによっては、全国の自治体ごとに不用品を無料で処分したい人の情報が、大量に掲載されています。

このサイトに登録すれば、費用をかけることなくマットレスが処分できますし、引き取り条件や方法なども、自分の都合に合わせて指定できますよ。

5.自治体の粗大ゴミ窓口に連絡してみる

1~4番の方法がNGとなったら、次に取るべき行動は自治体への問い合わせです。

マットレスにコイルが使われている場合は、粗大ゴミとしても出せないケースがほとんどですが、素材によっては対応してくれる場合もあります。

(もちろん、費用は有料です)まずは、自分が住んでいるエリアの「粗大ゴミ受付センター」に連絡してみて、そのまま捨てられるか否か、費用はいくらか聞いてみてください。

6.ごみ処理専門業者に依頼する

引き取りも粗大ゴミもダメとなったら、マットレスなどのゴミを専門に回収してくれる業者に相談してみましょう。

引き取り手数料は、マットレスの重さや居住している住宅のタイプ(エスカレーターの有無、何階に住んでいるかなど)によって変わってきますが、繁忙期でなければスピーディーに対応してくれますよ。

以上が、マットレスを最低限の手間と費用で処分する流れになります。

新しいマットレスがすぐにでも必要という方は、オークションなどに出す方法だと時間がかかりますので、寝具店に古いマットレスの引き取りサービスがなかったら、すぐにリサイクルショップに電話することをおすすめします。

そして、値がつかなかったら、粗大ゴミとして出すか、回収業者に依頼するという手順で検討してみてください。



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マットレスを解体して処分するのは避けるべき

インターネットでマットレスの処分に関する情報を検索してみると、費用がかかるコイル入りのマットレスを自力で解体する方法を、写真付きで解説しているサイトが見つかります。

必要な工具や手順が詳しく記されていますので、少しでも節約するために、自分でもやってみようと思う方もいるかもしれませんが、この方法はおすすめできません。

その理由は3つあります。

マットレスの解体は工具を購入する必要あり

マットレスに使われているコイルは、かなり太くて頑丈にできているため、自宅にある工具では外せない可能性が高いです。

また、マットレスを切るカッターやハサミなども、機能性が高いものでないと解体に時間がかかってしまいますし、慎重に作業しないとスプリングが飛んで顔などにあたり、大けがするなんてこともあります。

カビを吸い込んでしまう可能性がある

古いマットレスには、カビやダニなど、たくさんの有害生物が詰まっており、解体時にはこれらが室内に舞ってしまいます。

強力な防塵マスクをして作業すれば、健康リスクは低下させることができますが、カビの胞子などはしばらく空中にとどまってしまいますので、マスクを外してから有害物質を吸い込んでしまう可能性があるのです。

新しいマットレスにカビが生えることもある

古いマットレスから飛散したカビの胞子は、部屋の各所に付着します。

そして、室内に空気の流れが発生するたびに、家具や衣服に移っていってしまうのです。

もし、新しいマットレスにも胞子が付着したら、汗による湿気ですぐにカビが生えてしまうことも。

また、カビが与えるカラダへのダメージは非常に大きく、呼吸器などを傷めて炎症を発生させるだけでなく、ガンを引き起こす可能性も指摘されています。

こうしたリスクを考えると、手間と工具を買う費用をかけてまで、古いマットレスを解体して処分するメリットはないと言えるのです。

まとめ

新しいマットレスを購入する時は、誰もが快眠につながる高機能な寝具を、なるべく安い費用で手に入れたいと考えることでしょう。

そのためにも、古いマットレスの処分費用はなるべく安くなるように、最適な手段を選ぶことをお忘れなく。

時間がある方は、オークションや中古品譲渡サイトを利用して費用を浮かし、1ランク上のマットレスを購入してみてはいかがですか?