硬すぎても柔らかすぎても腰痛は悪化する! 適度な硬さの敷き布団で!

マットレス・敷き布団

腰痛の人は硬めの敷き布団で寝た方がいいと言われることもありますが、実際に硬めの布団で寝てしまうと体が痛くなったり、腰痛がさらにひどくなる場合もあります。

逆に柔らかすぎる布団に寝てしまうと寝転がった時には心地よくても、寝ている間に腰に負担がかかってしまいます。

腰痛持ちにとって布団の硬さ選びは意外と重要で、理想的な硬さの布団を選ぶ必要があります。



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正しい姿勢で寝られる布団が理想的

平らな床に寝転がってみるとわかりますが、仰向けだとお尻や腰など出っ張った部分に負荷がかかってしまいます。

睡眠時間は6時間以上はありますから、その間ずっとお尻や腰に負荷がかかったままになると、当然腰痛を起こしてしまいます。

負担をかけない理想的な姿勢で寝られる敷き布団なら、腰痛にならずにすみますし体への負担もかかりにくくなります。

そんな理想的な寝姿勢というのは、立っている時の正しい姿勢をキープできることです。

適度な硬さがある布団なら立っている時の自然で正しい姿勢をキープしやすく、腰痛も起こしにくくなります。



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柔らかすぎる布団と腰痛の関係

高級ホテルにあるようなフカフカで柔らかい敷き布団やマットレスは、寝転んだ時にはとても心地よくて体が包み込まれて快適に感じます。

しかし、実際には体の重心がかかる背中や腰が布団の中に沈み込んでしまいます。

仰向けになっている時には、体重の約8割の負荷が腰にかかるとも言われています。

適度な硬さのある敷き布団ならこの8割の重みを分散してくれて、腰への負担が軽減しまs。

敷き布団が柔らかすぎてしっかりと体を支えることができず、ダイレクトに8割の重みが腰にかかり寝姿勢が崩れてしまいます。

ちょうど立った状態だと猫背になっているような寝姿勢になっていて、体にゆがみが生じて腰痛が起きやすくなります。

また、寝返りを打ちたくても背中や腰が沈み込んでいるせいで、スムーズに寝返りが打てなくなります。

体の片側の血行が悪くなって筋肉も疲労を起こしやすくなり、腰痛の原因を作ってしまいます。

硬すぎる布団と腰痛の関係

硬い布団ならいいかというとそうでもありません。

フローリングの床に寝転ぶと、腰部分が浮き上がってすき間ができてしまいます。

肩やお尻などに大きな圧が集中して、一部分に負荷がかかりやすくなります。

浮いている腰は無意識のうちに体を支えようとして力が入ってしまって、筋肉が収縮して硬くなり血行も悪くなります。

その結果、腰痛になりやすいですし症状の悪化を招きやすいです。

腰だけでなく、背中や首など負荷が集中する部分に痛みを感じやすくなります。

背中の自然なS字カーブが完全に崩れてしまいますから、健康そのものに悪影響を与えて睡眠の質を下げてしまいます。

腰痛持ちが避けたい敷き布団のタイプ

腰痛を悪化させないで改善していくためには、柔らかすぎず硬すぎない敷き布団を選ぶのが大切です。

起きている時と違って寝ている時には寝姿勢が快適かどうか判断しにくく、間違った硬さの布団を使っている場合もあります。

昔なら腰痛に良しとされたせんべい布団も、今のフローリングの部屋に敷いて寝てしまうと、腰に大きな負担をかけて腰痛が悪化してしまいます。

畳でも同様で、フローリングほどの硬さはありませんが、せんべい布団では硬すぎて腰痛がひどくなってしまいます。

薄い布団を避けるようにして、しっかりと厚みのある適度な硬さの敷き布団を使いましょう。

低反発タイプの柔らかめの敷き布団も、腰に負担がかかり寝返りが打ちにくく避けるのが無難です。

体へのフィット感は高いですが、体勢がゆがんだままで腰への負担を減らせませんから、腰痛はひどくなってしまいます。

姿勢を正しく保つ反発力が不足していますから、腰痛の人は使わないでおくのが賢明です。

体をサポートしてくれる高反発タイプ

最近人気になっている高反発タイプの布団なら、腰痛持ちの人にもおすすめです。

反発力が高いということは寝転んだ時に布団が下から押し上げてくれて、負荷がかかりやすい腰やお尻、肩などへの負担を減らしてくれます。

沈み込みやすい部分を浮き上がらせてくれますから、姿勢の崩れが起こらなくなります。

自然な背骨のS字カーブを維持したまま眠ることができて、体のゆがみも生じません。

不自然な筋肉の収縮なども起こりにくくなり、血液やリンパの流れも阻害されなくなります。

腰痛の原因を取り去ってくれますから、腰痛持ちの人も改善しやすくなります。

体圧を分散してくれて布団が吸収して圧を減らしてくれますし、スムーズに寝返りが打てるようになります。

体へのフィット感も高く腰が浮いたりしませんし、睡眠を妨げられることがなくなります。

高反発タイプを選ぶ時にポイント

高反発タイプの敷き布団の種類も多いですから、腰痛緩和に役立つものを選ばなくてはいけません。

そんな選び方のポイントについて紹介しましょう。

自分の体格に合った硬さのもの

高反発タイプでも硬さは違っていますから、体重に合ったものを選ぶ必要があります。

敷き布団やマットレスには硬さの単位であるニューロンといものがあります。

それを目安にして選ぶのがおすすめです。

体重が軽めの方や女性なら、100ニューロンから150ニューロン程度のものが適しています。

大柄だったり体重が重い方は、130から180ニューロンを目安にしましょう。

耐久性に優れた長持ちする布団を

買った当初は快適に寝られた布団でも、長く使っていくうちに劣化してしまいます。

劣化が進めば進むほど高反発タイプの機能も徐々に低下して、腰に負担がかかりやすくなります。

それを避けるためにも、耐久性に優れていて劣化しにくい丈夫なものを選びましょう。

見掛け密度という単位がありますから、それを目安にするのがおすすめです。

見掛け密度はDで表されることがほとんどで、耐久性の高いものは30D以上のものが主流です。

敷き布団はあまり頻繁に買い替えするものではありませんから、長持ちする30D以上を目安にするのがおすすめです。

腰痛対策に人気の敷き布団

腰痛を予防してくれたり、腰痛を緩和できるサポート効果に優れた敷き布団を紹介しましょう。

雲のやすらぎ

99.9%もの復元率を持つ高反発タイプの敷き布団です。

体圧分散効果に優れていて、腰や肩への負担を減らしてくれます。

厚さが17cmもありますから、床の硬さを感じることなく安眠できて、正しい寝姿勢をキープしてくれます。

独自の構造で圧を上手に逃がすことができて、仰向けでも横向きでも姿勢の崩れが起きにくいです。

腰いい寝

遠赤効果で腰を温めてくれて、しっかり体圧コントロールしてくれるタイプです。

独自加工されている高反発ウレタンを使っていて、適度な硬さで体圧を分散させてくれます。

筋肉へのリラックス効果が高く、自然なS字カーブを壊さず安定した正しい姿勢で寝られます。

薄手ですがしっかり体をサポートしてくれますし、トルマリンのぽかぽか効果で腰の痛みも和らいで手足が冷えずに安眠できます。

シングルからクイーンまでサイズは豊富ですし、オーダーメイドやメンテナンスにも応じてくれます。

まとめ

腰痛を悪化させないためにも、敷き布団の硬さというのはとても重要です。

硬くても柔らかくても駄目ですし、自分に合った硬さのものを選んで安眠するのが大事です。

そのためにも、硬さにこだわった布団選びをして、腰への負担を減らしてあげるようにしましょう。

人気の高反発タイプならサポート力が違いますから、硬さや耐久性などを見ながら理想の布団を見つけてください。