腰痛にとても効果的な入浴剤を選ぶための2つのポイント

入浴・入浴剤

人間が立って二足歩行するようになってからでしょうか、腰痛とは切っても切れない関係になってしまいました。

重い荷物をもったり、背中をそらしたり、ふとしたときに腰痛がでてしまってお困りのかたも多いと思います。

腰痛を改善する秘訣とはいったい何なのでしょうか?

今回は、腰痛に効果的な入浴剤を選ぶ2つのポイントを紹介します。



12年間腰痛の私が絶対おすすめする入浴剤ランキングはこちら




入浴の効果とは

腰が痛むときに、お風呂に入って温めるとましになるというかたも少なくないことでしょう。

入浴剤を入れなくても、体を温めるということが腰部の筋肉をほぐす効果が期待できます。

また、凝り固まった患部の血行をよくするような効果もあることでしょう。

腰痛の人は、筋力をつけるために水中ウォーキングなどを試す方もおられるとは思いますが、水中では浮力がありますから、座っているよりも入浴をして腰部が水に浮いている状態のほうが痛みなどが腰部への負荷がかかりにくいことによってましになることもあります。

入浴剤の効果はどのようなものか

 では入浴剤の具体的な効果をみていきましょう。

まず、入浴剤によるリラックス効果が期待できます。

入浴剤は香りがあるようなものも多いため、好きな香り入りのものを選ぶとよりリラックス効果が高まることでしょう。

また、薬用の入浴剤では温泉に入るかのような本格的な成分のものも少なくありません。

効果や効能なども書かれていますので、その中でも腰痛に効果のあるものを選ぶと良いでしょう。

入浴剤の内容をよくチェックしてみましょう。

たとえば、硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸マグネシウムなどは有名な成分です。

また、炭酸ガスが出るような入浴剤もよく利用されているようです。

お風呂のお湯にとけてプクプクと泡がたつのを見るのも癒されますね。

お湯に溶けた炭酸ガスはからだの末梢血管に吸収されます。

吸収されたものによって血液の中で二酸化炭素濃度があがります。

その結果、血管が広がり、血行がうながされて腰痛解消の効果が期待できるというわけです。



12年間腰痛の私が絶対おすすめする入浴剤ランキングはこちら




腰痛に効果的な入浴剤

さて次に具体的に、腰痛に効果的な入浴剤をあげていきます。

温泉好き、お風呂好きの人が多い日本では、実にさまざまな入浴剤が市場をにぎわしています。

主に薬局などで購入できるものを紹介していますが、もし近くに売ってないような場合には、インターネットなどを利用して購入してみてもよいでしょう。

炭酸ガス効果で温まる、きき湯マグネシウム炭酸湯

きき湯マグネシウム炭酸湯は、パッケージを見ても、きちんと腰痛や肩こりにと書いているように、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸ナトリウムなどが主成分で炭酸ガス効果でしっかりと腰を温めてくれます。

筆者も使ってみましたが、体の芯からあたたまることによって、湯冷めしにくいような感じがします。

ドイツの研究から生まれた、薬用ホットタブ重炭酸湯

こちらは温泉先進国であるドイツの研究から生まれました。

炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムなどのメジャーな成分からできている、体に優しい入浴剤といえそうです。

腰部の冷えを解消し、血行促進効果も期待できることでしょう。

シュワシュワ泡が心地よい、薬用バブメディケイティッド

バブはシュワシュワと泡立つ入浴剤としておなじみですが、こちらの薬用成分が入っているタイプのものとなります。

バブはヨーロッパの炭酸泉をイメージして開発されたようですが、タブレットタイプで手軽にお湯の中にポイっと入れることができるのも簡単で好感が持てます。

プクプクと泡立つのも見た感じも楽しめますし、なによりリラックス効果が期待できます。

気分転換にもなりそうですね。

筆者も使っていますが、高濃度炭酸が効くのか、腰痛がましになります。

効果的にお湯にとけていくため、体への吸収も高まっているのでしょう。

また、体を使って疲れた時も回復しやすいように感じます。

腰痛で困っているような人におすすめできます。

保温したいときにおすすめ、バスロマンシリーズ

アース製薬の「バスロマン」はCMなどでもおなじみですね。

炭酸水素ナトリウムや硫酸ナトリウムが主成分で、体を芯から保温したいときにおすすめできます。

香りもゆずやヒノキなどいろいろとあります。

また、バスロマンプレミアムというプレミアムがついた商品は、香りはホットハーブの香りで、9つの植物エキスが配合されているため発汗や保温の効果がとくに期待できそうです。

プレミアムという名前がついているだけあってほかのバスロマンシリーズの商品よりも比較的血巡りもよくなりそうですね。

腰痛に特化したものだけではなく、乾燥しがちなお肌に潤いを与えてスキンケアできるようなタイプのものもあり、TPOに合わせて楽しめる商品です。

妊婦の腰痛にも効果的

さて、これらの入浴剤ですが、腰痛でお悩みの方が多い妊婦さんなどの腰痛にも効果的です。

妊娠することによって、お腹が大きくなり体重も重くなりますから、それを支えることによって腰痛をおこす方もいます。

そのようなときにお風呂にはいると感部の血流が改善されて、腰痛がやわらぐことがあります。

また、上述したような入浴剤を入れると芯から温まり、湯冷めもしにくくなることでしょう。

ただ、妊婦さんは成分に対して敏感になっているような方もおられるかもしれませんので、気になる方は病院の先生などに相談してみましょう。

妊婦さんが入浴剤を選ぶときに注意したいこと

妊婦さんが入浴剤を選ぶときには、不快な香りのものは気持ち悪くなってしまう可能性がありますので、まずは少量を溶かしてにおいを確かめてからにすると良いでしょう。

また、炭酸ガス系の刺激の強すぎるものは避けたほうが無難です。

保湿効果をうたった入浴剤などはヌメリが出ることがありますので、足元が見ずらくなる妊婦さんには注意が必要なものとなっています。

気を付けて使用するようにしましょう。

入浴する際に注意をしたいこと

さて、腰痛に効果的な入浴をみてきましたが、このような入浴剤を入れる入れないにかかわらず、注意をしておきたいことがありますのでみていきましょう。

けがをした直後には温めない

けがなどが原因で腰を痛めたときには、すぐに温めずにまず最初は冷やして、炎症がおさまってから温めることがポイントです。

たとえば足首などの捻挫などでも、3日冷やして4日目からあたためるようにと病院の先生などもいうことが多いです。

もしもあなたの腰痛がしりもちをついたりして怪我をした場合や、重い荷物をもってグッキリとなってしまった場合などには、せっかくよい入浴剤を買って、お風呂に入れて使って芯から温めたとしても、その行為が逆効果になってしまう場合もあるということを覚えておきたいものです。

必ず、炎症がおさまったと感じた時点で入浴剤などを使ってあたためるようにしましょう。

体をいたわってあげられるのはあなた自身です。

心地よいと体が感じた、体が喜ぶ入浴剤を、適切な時期に使うように心がけましょう。

まとめ

このように、入浴剤で腰痛を改善する秘訣は入浴剤の成分や、使うタイミングなどだったことが理解できたかと思います。

ポイントとしては、成分をよく見て、自分の体にあった成分のものを選んで買うようにするとよいでしょう。

いろいろなメーカーからさまざまなタイプの入浴剤が出ていますから、何種類かを用意しておいて、そのときの腰痛のタイプによって時には気分を変えて使ってみるのもおすすめです。

また、怪我などで腰を痛めたときには、すぐに温めずに最初は冷やして、炎症がおさまってから温めることがポイントです。






入浴・入浴剤