腰痛には入浴剤を使うのがおすすめ!入浴剤の効能や成分を知って改善に役立てよう

入浴・入浴剤

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慢性的な腰痛を持っている人は、少しでも腰痛が起きる頻度を減らしたいと思うものですし、出来ることなら腰痛を治したいと思うものです。

と、そんな方におすすめなのが入浴剤を使う方法です。

入浴剤を使えば、入浴剤の有効成分が腰痛の緩和などに効いてくれることがあります。

腰痛に効く温泉とほぼ同じ成分が入った入浴剤等もありますので、入浴剤を使って腰痛予防や対策をしていきましょう。



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直しにくい腰痛の痛み

日本人の腰痛持ちは非常に多く、統計によると1000万人ほどいるとされます。

単純計算で10人いたら1人は、何かしらの腰痛の症状を持っている訳です。

また、腰痛は病気の風邪のように数週間で元に戻るとは限らないのが厄介なところです。

慢性的な腰痛を持っている方は、生涯に渡って腰痛との付き合いをしなければいけない事もあります。

ですから、腰痛を持っている方はその改善、まだ腰痛になっていない方は今のうちから予防を行うのが得策です。

酷い腰痛の症状が出たり、腰痛が悪化したりすると場合によっては仕事が出来なくなってしまう事もあります。

高齢者の場合は腰痛が原因で寝たきりになってしまう事もあるので、腰痛は特に気を付けなければいけない症状です。

最近はパソコンを使ったデスクワークをする仕事も増え、長時間座って腰が痛くなっている方も多いですが、そんな腰痛には気を使っていきましょう。



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リラックス効果と腰痛予防効果で一石二鳥な入浴剤

そして、現在進行系で腰痛を抱え悩んでいる方、腰痛予防をしたい方は、腰痛に効果のある入浴剤を使うのがおすすめです。

入浴剤は湯船に入れるだけで、リラックス効果や血行改善効果を期待できます。

血行が改善すれば、腰痛の緩和や予防にもなります。

入浴剤はドラッグストアなどで簡単に手に入る商品であり、種類も非常に多く、温泉に行った気分を味わえる商品ですので、リラックス目的や腰痛予防として活用してみましょう。

入浴剤によく入っている腰痛予防に関係する成分

市販されている入浴剤は、商品によって様々な成分が入っています。

成分ごとに効能が変わってきますので、腰痛のために入浴剤を使う方は、成分情報をまずは知っておくと良いです。

硫酸ナトリウム

よく温泉は体に良いと言われますが、その理由は多くの温泉に硫化ナトリウムが含まれているからです。

硫酸ナトリウムは保温効果があるとされ、温泉特有の湯上り後に感じる、ぽかぽか感に影響を与えています。

また、そんな硫化ナトリウムが含まれている入浴剤を使えば、温泉に入っているのと同等の効果を得ることが可能です。

自宅で入浴しても、温泉のように体がぽかぽか温まるような感じが得られない方は、一度入浴剤を入れて見てはいかがでしょうか。

更に体が温まるということは、それだけ血行も良くなってきます。

腰痛の方は体が冷えてくると、腰も痛みが強くなる事もありますが、そんな方にも硫酸ナトリウムが配合されている入浴剤がおすすめです。

塩化ナトリウム

硫酸ナトリウムと同じく、温浴効果を高めてくれる成分が塩化ナトリウムです。

塩化ナトリウムが主な成分の入浴剤も市販されていますが、それはバスソルトという名前で人気があります。

バスソルトは美容や美肌に良いとされるだけでなく、保温効果もありますので、腰痛を持つ方にも良いとされています。

炭酸水素ナトリウム

炭酸水素ナトリウムも入浴剤としてよく使われる成分です。

入浴剤が溶けると同時に細かい泡が出るものがありますが、それは炭酸水素ナトリウムが入っていたりします。

炭酸水素ナトリウムや炭酸ナトリウムなどの成分が配合された入浴剤は、炭酸ガス系入浴剤と呼ばれ、炭酸ガスが血行を良くしてくれると言われます。

また、血行が良くなることで、新陳代謝が高まりますので、腰痛を持っている方におすすめの入浴剤です。

薬用植物成分

生薬や生薬を組み合わせた漢方は、色々な病気や症状の改善緩和目的に使われますが、その生薬が入っている入浴剤も腰痛に良いとされています。

また、薬用植物成分が配合されている入浴剤は、チンピやトウキ、ショウキョウと言った複数の生薬が入っている事が多く美容にも良かったりします。

硫酸ナトリウムや炭酸水素ナトリウム等が入っている、一般的な入浴剤も良いですが、薬用植物成分が入っている入浴剤も温浴効果を高めてくれるものが多いのでおすすめです。

入浴剤を使う時の注意点

ちなみに、入浴剤はあくまで温浴効果を高めるものであり、それを使ったからと言って腰痛の治療が出来るわけではありません。

腰痛の中には温浴効果による血行改善があまり関係の無い椎間板ヘルニア等の腰痛もあります。

ですから、酷い腰痛の症状がある方は、一度病院で精密検査を受ける事が大切です。

また、風呂釜によっては入浴剤を使用するとダメージを受けるものもあります。

風呂釜自体が故障してしまったり、風呂釜に入浴剤の色が付いてしまう場合もありますので、入浴剤を使用する時にはきちんと説明欄を読んで、使用しても問題が無いか確かめてから利用して下さい。

入浴剤を入れた後の入浴方法

入浴剤を入れた後の入浴方法については、ストレッチやマッサージを取り入れるのがおすすめです。

湯船に浸かってから軽く腰を動かせばストレッチになりますし、指で腰をマッサージすれば疲れも取れます。

肩がこっている時に、腕を曲げて自分でマッサージをするように、軽く押すだけでも良いので指圧してあげましょう。

ストレッチやマッサージすると気持ちもよくなりますので、入浴剤と相まってよりリラックス出来たりします。

また、入浴時間についてですが、入浴剤を入れての入浴は長く湯船に浸かっていれば良いものでは無いです。

のぼせない程度に、適度に入るようにして下さい。

冬場こそぽかぽかになれる入浴剤が活躍

腰痛を持っている方は冬場こそ入浴剤を使っていきましょう。

冬場は気温が下がり、お風呂上がりに湯冷めをしやすくなりますし、寒くて関節が痛くなったり痺れたりしやすい時期です。

体が冷えれば血管が収縮し、それは冷え性や血行不良に繋がってきます。

腰痛予防や改善は血行が肝心とよく言われていますので、冷えは腰痛持ちの方にとって大敵です。

ですから、寒くなる冬場こそ体の芯までぽかぽか暖かくなれる、入浴剤を利用するのがおすすめとなってきます。

続けることが大切

そして、腰痛予防や改善のために、入浴剤を使っていこうと考えている方は続けることが大切です。

健康促進グッズや健康食品もそうですが、一回使ったり食べたりしただけでは効果は期待できません。

特定保健用食品等も、一週間程度食べ続けたり、飲み続けたりすることで効果を得られる商品が大多数です。

入浴剤も一回入れて入浴すれば、永続的に効果が持続するものではありませんので、効能を引き出したいなら日々の入浴時に毎回使ってみましょう。

また、入浴剤を使うときには、色々な香りや色を楽しめる入浴剤もおすすめです。

桧の香、フローラルの香りなど種類があり、色も白や緑など付いていて温泉気分を味わえます。

色々な香りや色を楽しみ、入浴剤を入れての入浴を一つの楽しみにすれば続けやすくなってきます。

まとめ

入浴剤はただ良い香りがするだけの商品ではありません。

実際の温泉に含まれている硫酸ナトリウム等の成分が含まれていて、温泉のような温浴効果を得られます。

また、入浴剤によって含まれる成分が違うため、入浴剤を購入される方は成分とその効能を確認して購入すると良いです。

慢性腰痛で困っている人や、腰痛になる人が多い腰に負担のかかる仕事をしている人は、入浴剤を使って腰痛対策をしましょう。






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