腰痛に入浴剤って効き目あるの?使い方とかなにかコツはある?

入浴・入浴剤

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身体の中心部にある腰、ここの痛みは本当に日常生活にも問題を引き起こします。

腰痛があるだけで、日常生活の多くの動作が不自由になるのですから、何とかしたいと考えるのはあたり前のことですね。

その腰痛回避もしくは解決に役立つものの1つが、入浴の時に使用する入浴剤です。

腰痛用と謳われた入浴剤も多く販売されていますが、どう選んでどうしようすればいいのか考えてみますね。



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腰痛だって色々なタイプがある

ひと言で腰痛と言ってしまいますが、そのタイプは様々です。

毎日鈍痛があって、激痛ではないけど身体を動かすと鈍く痛む人もいます。

突然のぎっくり腰で、激痛に襲われる人も勿論少なくないはずです。

普段は忘れているけれど、ちょっとした動作の時、座っていて立ち上がる時などに痛むと言う人も勿論いますね。

また痛むというほどではないけれど、とにかく腰のあたりが重くて仕方ない人も少なくありません。

ヘルニアなどが原因で、しびれの強い感じの痛みを感じる人も多いですね。

正直なところ、腰に対する何らかの違和感のない人のほうが、少ないと言って過言ではない数です。

そしてこの腰痛、タイプや人によって原因もまた様々です。

一概にこれ、と言えれば解決も楽なのですが、痛みのタイプや生活習慣によっての違いは仕方のないことです。

まずは自分の腰痛の原因がなにか、把握することも大事ですね。



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腰痛の改善に奔走する人も

身体の要である腰の部分が痛かったり重かったりすれば、自然動作も鈍くなってしまいます。

また痛みがあるということだけで、集中力なども落ちてしまいます。

仕事にしても家事にしても、集中できなければそちらも苦痛になるばかりです。

腰の痛みだけでなくそういったトラブルまで抱えては、今度は気持ちも落ち込んでしまいますね。

なので原因である腰痛を何とかしようと、腰痛持ちの皆さんは奔走しているわけです。

その腰痛対策の1つが、入浴でありその時に使用する入浴剤である人は、かなり多いと推測されます。

入浴剤は腰痛対策になるのか

腰痛用となっている入浴剤は、結構店頭に並んでいるものです。

腰痛の辛さを軽減したくて、手に取る人も多いはずです。

、実際入浴剤を毎日の入浴の時に使用して、それで腰痛が軽減できるなら大変に手間もかからずコスパも良いことになります。

では実際に、入浴剤の腰痛用というのは腰痛に効き目があるのでしょうか。

入浴剤だけで腰痛が解決できるのなら本当に、それに越したことはありませんね。

ここでちょっと注目したいのは、腰痛用の入浴剤の殆どが血流を良くして腰痛緩和するものだということです。

そういった意味で、実際に効き目のある腰痛もあります。

反対に入浴自体を避けたほうがいい腰痛も、あるのです。

そのあたりもちょっと注目しつつ、考えていきますね。

入浴が腰痛緩和になる場合ならない場合

入浴というのは基本的に、身体全体を温めてくれます。

血流が良くなって、入浴後はポカポカになるのが特徴ですね。

重くてだるい長期間に渡る腰痛の場合

腰痛の中でも、劇症ではないし激痛が走るわけでもないけれど、でも1日中重くてだるいなどの症状の場合です。

腰痛歴30年、などという人は大体このタイプですね。

激痛というわけではないので、それほど深刻にならずに対策してる人が多いです。

このタイプの腰痛の場合、実際原因は血流の悪さということがほとんどです。

運動不足やストレッチ不足で、血流が悪くなって結果腰痛を引き起こしているわけですね。

また筋力の不足や硬さで、背骨の柔軟さも失われてしまって、そのあたりも原因で慢性的な腰痛を感じている状態です。

なのでこのタイプの腰痛の場合、入浴や血流を良くする入浴剤の使用はおすすめが出来ます。

ゆっくりと、入浴剤を落としたお湯に使って筋肉を柔らかくして、血流も良くしてあげればかなりの確率で腰痛は緩和できます。

ただ入浴後にそのままにしておくとまた同じことの繰り返しですので、ストレッチなども並行して行うのが効果的です。

急な怪我やトラブルでの腰痛の場合

ぎっくり腰とか、急にひねって激痛がとか言うタイプの腰痛です。

慢性ではなく、急性の腰痛ですね。

こういった場合は、殆どが内部炎症を起こしていますので、温めるのは逆効果になります。

一般的にいきなりの激しい痛みを感じた場合、この体内の炎症が問題になることがありますので、こういった時にはまず医師に相談してください。

殆どの場合湿布で冷やすといった処方がされますので、温めるのは炎症が落ち着いてからとなります。

急性の腰痛の場合は自己判断ではなく、医師に相談することも忘れないようにしてください。

ヘルニアなどの長期の腰痛

ヘルニアに代表される、体内のトラブルが原因での激痛をともなった腰痛です。

痛みが激しいので冷やしたほうがいいのかと思われがちですが、そうでない場合もあります。

最初から激痛が起こり、しかも長期で強い痛みが続きますので、冷やせばいいのか温めればいいのか判断に迷う痛みです。

怪我などと違って原因がはっきりしないので、厄介な痛みでもあります。

こういった場合、まずは医師に原因を探してもらうのがおすすめです。

ヘルニアなどの場合、温めたほうがいいと言われることもありますので、その時は心置きなく入浴剤も使用して温めてあげてください。

入浴剤の効き目は他にもある?

腰痛に直接入浴剤が効いてくれて、それで腰痛が完治したら言うことはありません。

中々そういうわけに行かないのが、ちょっと残念ですね。

でも入浴剤の効能は、単にそれだけのことではないのです。

身体も心もリラックスを

勿論痛みや使い方の悪さで固まってしまった筋肉を、ほぐしてくれる効果は最大の効能です。

しかしこの腰痛、先にも少し書きましたが、気持ちの落ち込みも結構大きいのです。

常に腰が痛むことによっての集中力不足、その結果としての仕事や生活での失敗など、気持ちの落ち込みを誘発するのも腰痛なのです。

なので1日の終りに、自分の最も好きな香りの入浴剤を用意して、その香りに包まれてのんびりと湯に浸かるのはいかがですか。

凝り固まった腰の筋肉だけでなく、疲れ切った心も優しくほぐしてくれます。

お気に入りの香りの入浴剤でリラックスできれば、眠りも深く気持ち良く訪れてくれますね。

次の日の活力も、生まれてくるというわけです。

お湯に浸かるということの贅沢さ

忙しい毎日だとつい、入浴の時間も節約してしまいたくなるものです。

時間もないし面倒だからと、シャワーだけで済ませていませんか。

これでは腰の痛みも身体のリラックスも充分にできません。

でもここに、お気に入りの香りと身体を優しく包んでくれる入浴剤があったら、ちょっと時間をかけて湯船に浸かる気になりませんか。

そうなればしめたものですね。

ゆったりと使っていれば、腰の痛みも軽減されていくものです。

お風呂上がりには、自分の身体からいい香りも漂ってきます。

腰痛緩和のためのストレッチも、温まった筋肉でやる気が起きるというものです。

ゆったりと湯船に浸かるということを思い出させてくれるのも、入浴剤の効能なのです。

まとめ

入浴剤は単にお風呂に投入するだけのもの、と考えている人もいるかも知れません。

しかし上手く使用すれば、腰痛さえも軽減できるすぐれものでもあるのです。

加えて腰痛から発した、ちょっとマイナーな落ち込み気分も軽減してくれるのですから、吟味してお気に入りの入浴剤を選んでみませんか。

疲れも腰痛も軽減され、気持ちはアップできること請け合いです。






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