腰痛を改善するために見直したい椅子周りのポイントとおすすめグッズ

椅子

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長時間椅子に座っていると、腰のコリや痛みに悩まされるという方も多いのではないでしょうか。

デスクワークの方や、車を長時間運転するようなお仕事の方ならなおさら腰痛の問題を避けて通ることはできません。

そんな腰痛に悩まされている方に注意していただきたい正しい姿勢や、椅子の選び方などのポイントを今回まとめてみました。



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正しい座り方で腰痛を改善

長時間座っていると、背もたれにもたれて姿勢が悪くなったり、足を組んでしまったりしてしまいがちです。

座っているときは、力を抜いて楽に座れますが、長時間悪い姿勢をとっていると、骨格が曲がってしまったり、歪んだ筋肉に負担がかかったりと腰痛の原因になってしまいます。

正しい姿勢を保つことで、骨格や筋肉への負担を軽減し、腰痛になりにくい体を作ることができます。

足裏を地面につける

正しい姿勢への第一歩は、足裏を地面につけることです。

股関節、膝、足首が90度になるよう椅子の高さを調整し、軽く肩幅程度に足を開いて足裏を地面につけます。

まずは、この一点を注意するだけで、姿勢が安定し、正しい姿勢を保ちやすくなります。

椅子の高さを調整できないような場合は、椅子に浅く座り、足裏全体が地面につくようにしましょう。

骨盤を立てて座る

リラックスして座ると、ついつい猫背になってしまうという方も多いのではないでしょうか。

そんな方は、骨盤を立てて座ることを意識してみましょう。

坐骨というお尻の尖った骨で座るイメージで腰を降ろすと骨盤が立ち、正しい姿勢が取りやすくなります。



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腰痛を改善するストレッチ

正しい姿勢ができるようになったら、次にストレッチをしてみましょう。

腰回りの筋肉の緊張をほぐし、血流を良くすることで、腰痛になりにくくなります。

ただし、無理に曲げたりすると腰痛を悪化させてしまうこともあるので、息を吐きながらゆっくりと行うようにしましょう。

ぎっくり腰やひどい腰痛で通院しているような方は、医師に相談しながら行ってください。

座ったまま前屈運動

  1. 椅子に正しい姿勢で座ります。
  2. そのまま無理がない程度に前に倒れます。
  3. その状態を5秒キープします。
  4. ゆっくりもとの姿勢に戻ります。

座ったまま前屈運動2

  1. 椅子に正しい姿勢で座り、片方の足をもう一方の足の膝に乗せます。
  2. そのまま無理がない程度に前に倒れます。
  3. その状態を5秒キープします。
  4. ゆっくりもとの姿勢に戻ります。
  5. 反対の足も同じように繰り返します。

膝上げストレッチ

  1. 椅子に正しい姿勢で座り、片方の膝を上げ、胸に引き寄せます。
  2. そのまま5秒キープします。
  3. ゆっくりもとの姿勢に戻ります。
  4. 反対の足も同じように繰り返します。

旋回ストレッチ

  1. 椅子に正しい姿勢で座り、腰に手を当てます。
  2. そのままゆっくりと息を吐きながらねじります。
  3. そのまま5秒キープします。
  4. ゆっくりもとの姿勢に戻ります。
  5. 反対も同じように繰り返します。

椅子選びのポイント

腰痛の方にとって、椅子選びは重要なポイントとなります。

選ぶ椅子によって、腰痛を軽減させることもできるのです。

それでは、どのような点に注意して椅子選びをすればいいか、ご紹介します。

正しい姿勢が保てる椅子

腰痛の方向けにたくさんの椅子が売られています。

その多くは、長時間座っても体に負担が少なくなるように設計されています。

座面の角度や、背もたれの位置など、実際に試してみて座ると自然に正しい姿勢になるような椅子を選びましょう。

座面のクッション性

次にポイントとなるのは、座面のクッション性です。

長時間座っていると、坐骨に負担がかかり、痛みが出てくることもあります。

毎日座っていると、座面が変形してしまったり、クッションがヘタってしまったりすることもあります。

座面部分がしっかりとした作りになっている椅子を選びましょう。

とくに、腰痛のある方には、少し硬めの座り心地のものがおすすめです。

ふわふわしたものより、安定して正しい姿勢が保ちやすくなります。

調整でくるもの

最後に、高さや背もたれの角度を調整できるかも重要なポイントです。

座ったときに、高すぎたり低すぎたりすると、足がまっすぐに置けず、体が安定しません。

しかし、市販の椅子で自分の体にピッタリのサイズのものはまずありません。

調整できる椅子なら、自分の体に合うように動かすこともできます。

腰痛改善におすすめグッツ

腰痛対策用の椅子に変えたいけど、職場の椅子や車の椅子を変えるのはなかなか難しいものです。

そこで、椅子を変えなくても、腰痛改善できるグッツをご紹介します。

円座クッション

腰痛対策クッションと聞くと、一番ポピュラーなのが円座クッションです。

円座クッションといえば、一昔前は「痔持ちのおじさんが使うもの」というイメージでしたが、最近はカラフルで女性にも使いやすいものが増えています。

低反発ウレタンなどを使用しているものは、長時間座っても坐骨への負担が少なく、お尻が痛くなりません。

また、座るだけで正しい姿勢が取りやすくなるので、腰痛対策にもおすすめです。

骨盤矯正クッション

長年の悪い姿勢や、出産などによって骨盤が歪んでしまい、腰痛につながっているような方には、骨盤矯正クッションがおすすめです。

出産などで、骨盤が左右に開いてしまっていると腰痛の原因になるだけでなく、おばさん体型になってしまうことにもつながります。

骨盤が左右に開いてしまっている方には、お尻の両側から骨盤をサポートしてくれるタイプのものがおすすめです。

座るだけで骨盤の開きをサポートしてくれるので、産後の忙しいママにも無理なく使えます。

猫背などの悪い姿勢が原因で、骨盤が後ろに傾いている方には、背もたれにサポート機能があるものがおすすめです。

骨盤の傾きは、姿勢の悪さでだらしない印象になりがちなだけでなく、ぽっこりお腹など体型にも大きく影響します。

背もたれ部分にサポート機能があるクッションなら、無理せず長時間骨盤を正しい姿勢に保つことができるので腰痛改善にもつながります。

背もたれクッション

最近増えてきたのは、背もたれ部分に置くタイプのクッションです。

座って背もたれに持たれるだけで、背骨がS字型になるので、正しい姿勢を楽にとることができます。

腰痛対策には、正しい姿勢を保つことが大事とわかっていても、長時間キープするのは難しいものです。

そんな方におすすめなのが、この背もたれクッションです。

背もたれに寄りかかった状態で正しい姿勢になるので、長時間デスクワークの方にとくにおすすめします。

腰痛マッサージグッツ

La-VIE(ラヴィ) かたお ストレッチ ボール マッサージボール

疲れた腰にはマッサージもおすすめです。

とは言っても、度々マッサージや整体に通うのはお金も時間もかかります。

そこで手軽にできるのが、テニスボールを2つガムテープでつなげたものです。

それを腰の下に置き、床に仰向けで横になって少しグリグリと動かすと、マッサージ効果抜群です。

テニスボールが家にない方には、「La-VIE かたお・やわこ」という商品がおすすめです。

値段も1,280円と手軽で、首や肩、おしり、ふくらはぎなどのマッサージにも使えます。

商品名通り、「かたお」は硬めの感触、「やわこ」は柔らかめの感触なので、自分に合ったものを選びましょう。

まとめ

腰痛に悩まされていても、高価な腰痛対策の椅子を職場に置くことは難しいものです。

しかし、正しい姿勢を意識し、日々簡単なストレッチをしたり、サポート用のクッションを使うだけでも腰痛を軽減することは可能です。

快適なオフィス環境を手に入れることが、腰痛の軽減につながり、仕事のパフォーマンス向上にもつながると言えるのです。

ちょっとしたポイントを意識して、快適なオフィス環境を目指しましょう。






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