辛い腰痛、でも腰痛も様々だし痛む場所もそれぞれ、骨盤ベルトはどう効くの?

腰痛用骨盤ベルト

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骨盤ベルトも今では、ドラッグストアなどで簡単に手に入るようになりました。

お値段も手ごろなものから、機能満載でいささか高いものまで様々販売されています。

購入者の購入理由も様々でしょうが、腰痛での購入と言うのが最もポピュラーであることは、今も昔も変わらないようです.とは言え骨盤ベルトも、ただ巻くだけで腰痛を退治してくれるわけではありません。

上手く利用して、緩和とサポートを目指してみましょう。



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腰痛と言っても原因や痛む場所は千差万別

ひと言で腰痛と片付けてしまいがちですが、しかし痛みの度合いから位置まで、本当に人さまざま百人百様です。

代表的な腰痛について、例を挙げておきましょう。

運動不足や加齢による筋肉の弱体が原因の腰痛

最も多いタイプの腰痛だと思われます。

普通の生活をしている人の場合どうしても、この手の腰痛を感じやすくなります。

体重や重力によって、腰椎などに圧迫がかかり、しかもそれを緩和するだけの筋力が足りない場合に、軟骨のすり減りなども加わって腰痛を感じるわけです。

この場合はウエストの辺り、腰椎の周辺の痛みを感じることが多くなります。

初期のこのタイプの腰痛なら、折に触れて伸びをするなどで軽減できますが、下手をするとヘルニアに発展することもありますので、甘く見ないことをおすすめします。

また重い荷物を急に持ち上げたり、いきなりウエストの辺りをひねったりすることで発症することもありますので、折々に注意が必要になります。

ある程度の年齢で、普段運動らしい運動をしない、姿勢が悪いなどの自覚のある方は、この手の腰痛に気をつけておきたいものです。

初期症状なら軽いストレッチなどで緩和できますので、ちょっとした注意で発症しないようにしておきたいものですね。

運動のし過ぎやトレーニング過多で発症する腰痛

こちらは筋力は充分で、しかしその筋肉を使い過ぎて起こしてしまう腰痛です。

多くは筋肉の炎症で、湿布や数日の安静で治まることが多いのですが、下手をすると後を引く腰痛になりかねません。

またこの場合前述したケースとは逆に、鍛えた筋肉が関節部を無理に動かして、軟骨をすり減らしたりすることもあります。

加えて筋肉が骨を引っ張り過ぎて、骨盤を歪めてしまったりすることもあります。

運動をしていれば腰痛にならない、と言うわけでもないと言う事です。

また筋肉を固めすぎてしまって、関節部の自由を奪ってしまった結果、スムースに動かなくなった関節部が異常を訴えてくることもあります。

そんな場合は出来るだけ、筋肉をリラックスさせてあげることが必要です。

この手の腰痛はどちらかと言うと仙骨の辺り、つまりは骨盤の後ろ側に発症することが多いようです。

運動しているからと安心していると、逆にその運動のせいで腰痛を起こすと言う事もあると言う事です。

何事も、適度にと言う事が大事だとも言えます。

病後や腹部の手術後に感じる腰痛

これは前述した、運動不足での腰痛と同じタイプの腰痛になります。

ただし、普段の生活状態よりも一段、全身の筋肉が弱った状態です。

長い間寝ていたり、もしくは特に腹部を切開したりすると、腹筋背筋ともに弱ってしまいます。

風邪で寝ていた後に起きてみたらフラフラした、と言うのも熱のせいだけでなく筋肉が弱っていることも原因です。

それまで腰痛とは関係なく過ごしていた人でも、こういったトラブルの後にはいきなり腰の痛みを、普通の生活の中で感じたりするものです。

病後などすぐに何時もの生活の動きに戻ると、腰痛になってしまうこともあります。

ちなみに筆者の場合、腹部の手術後に一番辛かったのが、洗面台の掃除でした。

顔を洗う時もでしたが、あの前かがみの角度が非常に腰に負担が来てしまい、姿勢を維持できなかったのは未だに覚えています。



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骨盤ベルトで腰痛を緩和できる?

以上のような理由で整形外科に行った時、骨盤ベルトをすすめられることがあるでしょう。

またこちらから、骨盤ベルトの使用の是非を医師に問うこともあります。

どの手の腰痛に、どんな具合に骨盤ベルトが役立ってくれるのでしょうか。

ちょっと位置が違うかも運動不足の腰痛に効く?

骨盤ベルトと言う名前の通り、骨盤周りの支えとして非常に有効な骨盤ベルトです。

骨盤の辺り、仙骨の辺りに痛みがある場合、筋肉を手伝って骨盤を支えてくれます。

前記しましたように、筋肉の弱体による腰痛は殆どが腰椎の辺り、骨盤より少し上に発症します。

その場合一見、骨盤ベルトでは場所違いの感があるかもしれませんが、実は腰椎の辺りの腰痛にも役立ってくれます。

腰椎の部分には、前側には骨がありません。

つまり一番腹筋と背筋が必要とされる場所なのです。

その筋肉が弱っているのですから、身体が安定しなくなって当然です。

身体の安定が失われれば、それを支えようと身体が無理をして、結果腰痛もひどくなってしまいます。

しかし身体の要である骨盤を骨盤ベルトで安定させることで、身体のバランスが安定しれくれますので、結果この手の腰痛にも有効に働いてくれると言う事です。

骨盤周辺の痛みにはジャストフィット

骨盤周辺が主に痛む場合には、骨盤ベルトは最も活躍してくれます。

痛む仙骨付近を支えてくれるので、何より嬉しい味方になってくれるわけです。

特に筋肉の強い人の場合、腹筋や背筋を働かせすぎて、骨盤を歪めてしまったり開いてしまったりすることがあります。

強い筋肉で骨盤のゆがみを招かないように出来るのが本来ですが、逆に筋肉で骨を引っ張り過ぎたりしてゆがめた結果、腰痛が起きるのがこのタイプの腰痛の怖さです。

どうしても運動が、例えば仕事上必要と言う場合以外、普段の生活時に骨盤ベルトを装着するだけで、かなり安定させることも出来ます。

ある意味、動き過ぎないように注意すると言う点でも、骨盤ベルトを装着しておけば、自分で動き過ぎに注意できますのでその点でもおすすめです。

何時ものように動こうとする、骨盤ベルトが存在を主張する、思い出して気を付ける、と言う図式ですね。

ふらふらの筋肉が原因の腰痛には?

筋肉が、普通以上に弱った結果の腰痛の場合、骨盤ベルトは大きく役になってくれることでしょう。

と言いますのも、全身の筋肉がサポートしてくれている関節部に、その筋肉が平常以上に弱っていれば直接負担がかかります。

下手をすれば、それが原因で骨の位置がずれたりすることもあります。

また痛みを避けようとして、姿勢を崩したりして余計に身体全体のバランスを崩してしまったりすることも無いわけではありません。

この手のケースだと、身体全体の筋肉が弱ってしまっていますが、さすがに全身の筋肉のサポートと言うのは、難しいと言わざるを得ません。

しかし身体の要である骨盤をサポートして、しかも歪まないように安定させるだけで、それなりに身体全体のバランスは戻せるものです。

病後の短い間だけでも、使用してみるのもよろしいかと思われます。

骨盤ベルトの選び方使い方の注意

整形外科などで骨盤ベルトの使用をすすめられた場合、医師の指示に従っての購入がいいでしょう。

最も当人に適したタイプをすすめてくれるはずですので、ある意味面倒はありません。

しかし自分で選ぶ場合は、どうしたらいいでしょうか。

ドラッグや専門店で、テスターの使用をさせてくれるところを見つけるのが、まずおすすめです。

見た目だけでは硬さや使用感が解りませんので、やはり手に取って試着させてもらうのが一番いいでしょう。

正直共通しておすすめしたいのは、あまり硬いものを選ばないと言う事です。

最も、医師など専門家にかかっている場合は別ですし、それなりに重傷でしょうから、硬めのサポートタイプをすすめられることが多いとも思います。

しかしまだそれほどの重傷でなく、ご自分で選んで軽くサポートにしようと言う場合は、薄手でストレッチの良く効く負担の少ないものを選ぶのがいいでしょう。

あまり強いものだと逆に、患部に負担がかかってしまうこともあるので、程々の物を選んでみてください。

加えて硬いものだと、肌に負担をかけることもありますので、そちらも気をつけたいですね。

そして装着時も、あまり締め付けすぎずにお試し感覚で始めることを、おすすめしたいです。

少なくとも装着した状態で、しっかりと深呼吸できるかどうかが判定値の最低条件になりますので、必ず試してみてください。

まとめ

様々な腰痛に役立ってくれるだろう骨盤ベルトです。

上手く利用して、日々の生活を楽に送れるようになるのが、一番いい使用方法と言えるでしょう。

痛みと言うのは自分だけの感覚で、他の人には見えません。

しっかりとケアして上げて、少しでも楽になるように持って行ってあげてください。

腰痛は勿論、骨盤ベルトで完治とはいかないでしょう。

でも緩和は出来るはずですので、目いっぱい利用して上げてください。






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