長く座る事が多い人におすすめのゲーミング座椅子とは?

座椅子

AKRacing ゲーミング座椅子 極坐(ぎょくざ)V2 灰色 Gyokuza V2 Grey

長時間の作業などで座椅子に長く座っていると、どうしても腰が痛くなってくることがあるかと思います。

そういった方におすすめしたいのが、ゲーミング座椅子です。

ゲーミングと付くと少しおかしな感じがしますが、長時間座るという点に関してはしっかりした椅子に匹敵するとても優れたものになっています。

今回はそんな「ゲーミング座椅子」についてご紹介します。



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ゲーミング座椅子って何?

「そもそもゲーミング座椅子って何?」と言う人も多いかと思います。

ゲーミング座椅子というのは元々が通常のゲーミングチェアから派生したものに近く、ゲーミングチェアをベースに背の低いテーブルなどに合わせた高さに調整したものが大半を占めています。

ゲーミング座椅子は人間工学に基づいたエルゴノミクスデザインが採用されており、長時間に渡って自然と安定した姿勢を維持出来る形になっていて、個人差はあるものの腰痛の防止などにも一定の効果があるため、ゲームユーザーに限らずテーブルなどで長時間パソコンなどを触る人全般におすすめの座椅子になっています。

多くは、ゲーミングチェアブランドから発売されており、本格的な椅子と比べると安価ながら、安定した座り心地を体感できる点が魅力の1つになっています。



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ゲーミング座椅子の特徴1「背もたれ」

ゲーミング座椅子に共通する特徴的な点の1つが、「ハイバック」と呼ばれる80~90㎝の高さを持つ非常に大きな背もたれです。

この大きな背もたれは体重をかける際に腰の一点のみではなく、背中や肩、頭など身体全体を使って支える構造になっている他、身体の位置が不用意に動かないように「ちょうどいい位置」に固定する構造にもなっています。

そのため、体重の負担が分散し易く、長い時間座っていても疲れにくく、長時間の作業がしやすくなっています。

また、多くのゲーミング座椅子はリクライニング機能を持っており、作業中は立て気味で使い、休憩時はリクライニングさせてリラックスするなど、その時々に合わせた使い分けも可能になっている製品が多いです。

ゲーミング座椅子の特徴2「座面」

ゲーミング座椅子がもつもう1つの特徴的な点が、座面の形です。

多くの場合で背もたれと併せてバケットシートと呼ばれる、座るとスッポリと収まるような形状の座面を採用しており、着座している人の姿勢が自然と理想的な姿勢になるように計算された形状になっています。

一方で、スッポリと収まる感覚に対しては、大抵はすぐに慣れてしまうものの、大柄な人の場合には窮屈と感じる人も少なくないため、この点については好みが解れる点でもあります。

メーカーによっては大柄な人向けに少し広めの座面を採用した座椅子を用意している所もあるため、窮屈さが気になる人は予め店舗等で試して、そういった広めの製品を買う事である程度緩和することが出来ます。

また、座面両サイドに取り付けられたアームレストについては大抵の座椅子で用意されているものの、安めの価格帯の製品の場合には高さ調整だけ、高価な物は高さ・角度・前後の位置などより細かい調整が可能になっている事が多いです。

ゲーミング座椅子のメリット

ゲーミング座椅子を使う事で得られるメリットとしては、第一に疲れにくい点が挙げられます。

通常の座椅子よりも座った際に身体にかかる負担が減るように工夫されているため、長時間の座り作業をしていても疲れにくく、作業の中断や集中力が途切れることを防いでくれるメリットがあります。

また、ただ座るだけで無意識に適切な姿勢を維持できるように固定可能なヘッドレストやランバーサポートなどのオプション品のクッションが付属しているため、椅子に座る事で失われがちな背骨の緩やかなS字カーブを維持してくれる意味合いも多少含んでいます。

そのため、座り姿勢の長さ、悪さから来る腰痛について一定の予防効果があるため、座り作業が長く、腰の痛みが気になる人にもゲーミング座椅子はおすすめです。

ただし、この点についてはあくまでも「予防に少しだけ効果がある」と言う程度であり、酷い腰痛を治したりという類のものではありません。

ゲーミング座椅子のデメリット

ゲーミング座椅子を使う際に最もデメリットになり易いのは、座椅子自体が持つその大きさと重さの2点です。

特に大きさはメーカーやシリーズによって多少異なるものの、背もたれがハイバック仕様になっている関係から高さが1m近い製品が多く、座面も大きめの物が多いため、全体的に普通の座椅子よりも場所を取りやすい傾向があります。

また、リクライニング機能を使う場合には、背もたれの大きさの関係上さらに広い面積が必要になるため、ワンルームなどで使う場合には場所取りに苦労する事も少なくありません。

また、重さに関しては15~25㎏前後と座椅子としてはかなり重い部類に入ります。

その特性上ネットで購入した場合などには、送料が高めであったり、室内に入れるのに時間がかかったりなどの弊害が生まれることもあります。

以上2点の都合上、快適ではあるものの場所を取りやすく、床材との相性が悪いと傷を突けてしまう可能性もあるため、取り扱いには注意が必要な面もあります。

おすすめのゲーミング座椅子「サンワダイレクト 150-SNCF005」

サンワダイレクト ゲーミング座椅子 360度回転 180度リクライニング ハイバック 可動肘 ヘッドレスト クッション付き 150-SNCF005

手軽にゲーミング座椅子を体験してみたい、と言う人には2万円前後から買うことが出来るサンワダイレクトの「150-SNCF005」がおすすめです。

低価格ではありますが、だからといって機能面で制限されているという事は無く、多段階のリクライニング機能やアームレストの調整機能など、ゲーミング座椅子に必要な機能をしっかり網羅しています。

また、土台部分がキャスターではなく通常の台座タイプになっているため、座った際の安定性も高く、長時間の作業をした場合でも不意に動いてしまう事が抑えられます。

ネックを挙げるとすれば、表面にPUレザーを使用しているため夏場に長時間座ると若干蒸れやすいため、気になる人は上にカバーをかけるなどの対処が必要になります。

おすすめのゲーミング座椅子「Bauhutte LOC-950RR-BU」

Bauhutte (バウヒュッテ) ゲーミングチェア プロシリーズ ゲーミング座椅子 リクライニング 4D稼働アームレスト採用 LOC-950RR-BU

少し値段が高くてもいいから、調整幅の広いゲーミング座椅子がいい、と言う人にはBauhutteから発売されている「Bauhutte LOC-950RR-BU」がおすすめです。

価格は3万円前後とゲーミング座椅子としては一般的な価格ですが、最大180度まで倒せるリクライニング機能を始め、前後左右高さに加えて取り付け位置が調整可能なアームレスト等、自分の体型に合わせた調整がしやすくなっています。

また、シート表面には通気性の良いポリエステル系のメッシュ素材を使用しているため、PUレザー製などが多い他のゲーミング座椅子よりも長時間座っても蒸れにくいのが特徴です。

カラーリングは青、赤、黒の3種類があり、好みのカラーリングのものを選べるようになっています(型番:LOC-950RR-BUの末尾がBUは青、RDが赤、BKが黒です)。

おすすめのゲーミング座椅子「AKRacing 極坐V2」

AKRacing ゲーミング座椅子 極坐(ぎょくざ)V2 灰色 Gyokuza V2 Grey

実売価格は4~5万円とゲーミング座椅子としては高価なものの抜群の品質を持っているのが、ゲーミングチェアブランドとしてはトップクラスの実績を持つAKRacingから発売されている座椅子「AKRacing 極坐(ぎょくざ)V2」です。

機能や仕様については典型的なゲーミング座椅子と言った感じが強く、目立った特別な機能こそ付いていないものの、どれも高品質な作りになっているのが特徴です。

ちなみに、リクライニング機能に関しては、フルフラットリクライニング機能が採用されているため、仮眠を取る際にも便利です。

台座部分にキャスターが付いていないため、掃除などの際に動かすのは難しいですが、その分の不意に動いてしまう事は少なく、座っている際も非常に安定した座り心地になっています。

また、カラーリングも他メーカーにも多い赤や青系といった定番のカラーリングの他に落ち着いたグレー系の製品も用意されているため、外見が気になるという人はそちらを選ぶのものおすすめです。

まとめ

ゲーミング座椅子は大きく邪魔になる事もありますが、座り心地はよく長時間の作業でも集中力を乱されること無く座り続けることが出来るため、椅子での作業が多い人には特におすすめです。

また、腰の痛みが気になりだした人や、椅子の座りが悪く作業中などに気になってしまう人にも安定した座り方を維持し易いゲーミング座椅子はおすすめの座椅子です。






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