首こりに悩む人におすすめしたい枕とその選び方のポイント

まくら

パソコンを使ったデスクワークや、スマホの長時間利用などをする人が増えたことで、首こりに悩まされる人が増えてきています。

ひどくなると、頭痛や吐き気など、体の重大な不調にもつながりかねません。

首こりを改善したい人は、いつも使っている枕を見直すことで、症状が軽くなるかもしれません。

ここでは、首こりに悩む人におすすめしたい枕とその選び方のポイントを説明します。



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首こりの原因は枕かもしれません

朝起きたとき体の痛みを感じていませんか?

ホテルに泊まったときに、よく寝付けなかったり、朝頭痛がしたりするという人は多いものです。

環境の変化に敏感だったり、ストレスを感じたりするのも一因ですが、その大きな原因が体にあっていない枕なのです。

自分の体にあっていない枕を使っていると、不眠や首の痛み・肩こりなどの体の痛み、いびきや睡眠時の無呼吸にもつながってしまいます。

自分にあった枕を見つけることで、今感じているトラブルが解消できるかもしれません。

心地よい眠りは、体の不調を軽減するだけでなく、仕事やプライベートをおもいっきり充実させてくれます。

いつも使っている枕は、あなたの体にあっているのか、もう一度見直してみましょう。



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枕の寿命知っていますか?

枕の寿命は意外と短いのです

今、あなたが使っている枕、どのくらい前に購入したものでしょうか。

別段気にせずに使っているけど、気づいたら10年以上も同じ枕を使っていたという人も多いのではないでしょうか。

今回、枕について調べてみると、枕の寿命は半年から長くて5年程度ということがわかりました。

では、寿命を過ぎた枕を使い続けた場合、どんなことが起こるのでしょうか。

どんな素材でも起こりやすいのが、枕のヘタリです。

購入したときに比べて、ボリューム感がなくなり、肌触りが悪くなっていませんか。

これでは、どんなにいい枕を使っていても、快適に眠ることはできません。

ボリューム感がなくなっていると感じたら、買い替えを検討してみましょう。

次に、「フェザー」「そば殻」などの天然素材でとくに注意したいのが、素材の劣化です。

使い続けているうちに、羽毛の骨が折れてきたり、そば殻が割れてきたりします。

そのままメンテナンスを怠り、不衛生な状態で使い続けると、悪い匂いがしてきたり、虫が湧いてきたりする原因にもなります。

羽が枕の外に飛び出したり、そば殻が割れて粉が出てきたりしていませんか?

ひどい場合は、喘息やアレルギーの原因にもなってしまうので、早急に買い替えを検討してください。

枕選びのポイント3つ

枕の大きさ

枕選びのひとつめのポイントは「大きさ」です。

人は、寝ているときに何度も寝返りをしています。

寝返りすることで、血流を良くしたり、体温を調整したりしています。

寝返りがうまくできないと、体の一部の血流が悪くなり、頭痛や背中の痛みなど、朝起きたときの不調につながっているのです。

体が大きく回転しても頭が落ちない大きさは、およそ横幅60㎝くらいです。

人それぞれ好みもありますが、少なくとも6横幅60㎝以上あるものを選びましょう。

枕の高さ

枕が高すぎると、頚椎を圧迫して首こりやいびきの原因になると言われています。

逆に枕が低すぎると、よく眠れなかったり、翌朝顔がむくんでしまったりします。

枕の高さは、起立してまっすぐに立ったときと同じような寝姿勢になることが理想です。

また、横向きに寝たときに、頭の中心と体の中心が同じ高さになるのがいいとされています。

このような姿勢ができているか、自分で確認するのは思いの外難しいものです。

実際に横になった状態を鏡でみたり、家族に見てもらったりして、ちょうどいい高さを見つけてみましょう。

市販の枕の中には、高さが調節できるものもあります。

実際に使ってみて、少しずつ調節していくのもいいでしょう。

デパートなどにある枕の専門店で相談すれば、店員さんがちょうどいい高さを教えてくれるので、プロに相談してみるのも手です。

枕の素材

一口に枕の素材といっても、様々なものがあります。

主な素材は、「ウレタン」「ポリエステル」「フェザー」「パイプ」「そば殻」などです。

素材によって、感触や硬さ、通気性など全く変わってきます。

「ウレタン」は、柔軟性に優れ、フィット感が魅力です。

熱がこもりやすいので、夏場はムレを感じやすい素材です。

逆に寒くなると固くなる特性があるので、気温の影響を受けやすい素材と言えます。

「ポリエステル」は、ボリューム感があり、柔らかい感触が好きな人におすすめです。

比較的安価なものが多いので、手に取りやすい素材でもあります。

商品によっては、水洗いできるものもあるので、メンテナンスが簡単で清潔に保てるものを選びましょう。

「フェザー」は天然素材なので、吸湿・保温・発散性に優れています。

夏場は涼しく、冬は温かく、気持ちよく使える素材です。

反面、羽毛特有の匂いが気になったり、羽が外に出てきてしまったりすることもあります。

「パイプ」は、ストローを短く切ったような素材です。

通気性がよく、丸洗いできるので、清潔に長く使うことができます。

パイプがごつごつした感触なので、柔らかい枕が好みの人にはおすすめできません。

「そば殻」は、そばの実を乾燥させた素材で、古くから枕の素材として使われています。

通気性、吸水性に優れ、熱を吸収して快適に眠ることができます。

長く使っていると、そばが割れて粉が出てきたり、虫が湧いてきたりすることもあります。

アレルギーや喘息などの人にはおすすめできません。

このように、素材によって様々なメリット・デメリットがあります。

素材の柔らかさ、感触、匂いなどに注目して好みのものを選びましょう。

さらに、メンテナンスの方法もチェックしましょう。

できるだけ、水洗いできるもの、メンテナンスが簡単なものが長く気持ちよく使えます。

首こりに悩んでいる人は、加えて少し硬めの素材を選ぶことをおすすめします。

柔らかすぎる枕は、頭が沈み込んで首に負担がかかりやすくなります。

首こりに悩む人におすすめした枕3選

YOKONE3

YOKONE2 ヨコネ2 横向き寝まくら ソフト ハード (ソフト)

ネーミングの通り、横向きに寝ることで、呼吸をしやすくする枕です。

首こりだけでなく、いびきや睡眠時無呼吸症候群の人にもおすすめです。

頭の重みを分散させるウレタン素材で、どんな体型の人にもフィットするようにできています。

この商品のポイントは、やや硬めのウレタン素材でできたアーチ状の突起物で、仰向けに寝るだけで首のストレッチができるのです。

ストレートネックで不調の人は、首のストレッチを毎日するだけでよく眠れるようになります。

どうしても仰向けで寝てしまうという人にはおすすめできませんが、横向き寝の人にはおすすめです。

あしたるんるんネックフィット枕

ストレートネック枕 スマホヘビーユーザーにおくるネックフィット枕(単品)

ストレートネックに悩む人に向けて開発された枕です。

パイプ素材と、低反発ウレタンの2種類から選べるので、好みによって選べます。

首部分をしっかりと安定させて、首への負担を軽減してくれます。

男性向け、女性向けに加え、スマホヘビーユーザー向けやキッズ向けの商品もあります。

最近は、タブレット端末やスマホを長時間利用する子供も増えているので、ストレートネックによる頭痛などに悩む子供も多いそうです。

比較的手頃な値段設定なので、家族みんなで枕を新しくしてみるのもいいですね。

ザ・ピロー

いびきや肩こりでお悩みの方へ 適度な硬さで高さ調節も可能 水洗いもできる安眠枕 ザ・ピロー the pillow 枕カバー付き うつ伏せや横向き寝にも最適 高さ調節シート付 約 60×43 cm

寝ているときの重力を軽減する高反発枕として人気なのが、「ザ・ピロー」です。

頭の重みが分散される高反発素材なので、宙に浮いているような寝心地です。

高さの調節ができるシートが付属されているので、3段階に調節できます。

買ってから、高さが少し合わないと感じても、調節できるところはうれしいですね。

7年間の品質保証付で、へたらず快適に長く使うことができます。

まとめ

首こりに悩む人にとって、枕がいかに重要かわかりました。

枕選びは、奥が深く、とってもむずかしいものなんです。

快適な睡眠は、体を健康に保つだけでなく、毎日リフレッシュすることで、ストレスをためにくく、充実した毎日を過ごすポイントともなるのです。

単純に流行りや売れ筋に流されず、自分の体にあった枕を選んで快適な睡眠を目指しましょう。






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