骨盤が開くと体重が増える？

骨盤ベルト、今はドラッグストアなどでも手軽に手に入るようになりました。

腰痛の方だとお世話になる可能性のある骨盤ベルトですが、他にも使用法があるのはご存知でしょうか？そう、ダイエットの一つの方法として開いてしまった骨盤を戻すのに、骨盤ベルトは有効なのです。

たくさん食べた覚えも甘い物を滅茶苦茶食べたわけでも無いのに体重が急に増えた時、骨盤に問題があるかもしれません、骨盤ベルトで骨盤も体重も調整出来るかも知れません。

骨盤は身体の要の大きな骨です、中心部で身体全体を支えていると言っても過言ではありません。

この付近には見えないけれど多くの関節と内部筋肉があって、身体を支えてくれているのです。

骨盤が歪んだり開いたりすると、この多くの関節や筋肉にも異常が出て上手く働かなくなり、結果太るに加えて全体的に身体が緩んでしまうのです。

筆者の場合、夏場に夏いので緩いパンツを履いていたら、ある日急に体重が増えてしかも身体が膨れたようになり、１週間で５キロ増えたことがあります。

骨盤を閉めると体重も戻る？

骨盤が開いたのが原因の体重の増加でしたら、この骨盤を元に戻せば体重も体形も戻っていきます。

ただ自力で骨盤を閉める、と言うのは結構難しい事なのです。

また太ってしまったので運動量を増やそうと考えた場合ですが、運動によっては逆に骨盤が開いてしまうこともありますので、運動の種類によっては逆効果になってしまうのです。

運動については中々見極めが難しいので、プロのトレーナーなどに相談するといいかもしれません、もし運動によって骨盤が開いているようでしたらしばらくその運動は見合わせですね。

ここで骨盤ベルトの出番です、普通の生活しつつもこの骨盤ベルトで骨盤の位置を戻せば、体形も戻っていくのです。

さらしなどを巻いて代用も出来ますが、やはり一番手軽なのは骨盤ベルトの使用でしょう。

ただし食べ過ぎなどでの体重の増加だった場合は、残念ながら骨盤ベルトでは戻せません、念のため。

スポーツ用品の専門店だけでなく、ドラッグストアでも何種類もの骨盤ベルトがあります、確かにどれを選べばいいのか目移りしてしまいますね。

ダイエットが目的での場合、普段も衣服の下に装着することを考えると、薄手のものがおすすめです。

素材が生ゴムのものなどが、良く伸びるし衣服の下に巻いても違和感が少なく済みます。

ゴムだと伸びすぎてあまり効果が感じられない場合、もっと強い素材の骨盤ベルトもありますが、衣服の下に巻くといささか目立ってしまうのと、端の方が皮膚に摩擦を起こしてしまい傷つけてしまうこともあるので、その辺りチェックしながら選びましょう。

また生ゴムだと蒸れてしまうと心配な方は、メッシュ入りの素材のものもありますので、ちょっと厚手ですがそちらも候補に入れてはいかがでしょう。

正直なところ、ピンからキリまでのお値段です。

安い物なら１０００円しないものもありますし、高いものだと天井知らずになります。

ダイエット目的の場合お手頃なのは、生ゴムで薄手のものが大体１５００円前後で手に入ります。

ごく単純に腰回りに巻くものから、クロスした感じにまくものまで多種類ありますので、予算に応じて選びましょう。

出来ればお店で試着できるとベストですので、スタッフさんに聞いて可能だったら試着してから決めるといいかもしれません。

この骨盤ベルト、自分に合ったものを選ぶと何となく、ピシっとしまった感じがして気持ちのいいものです。

なので少々ご注意を、まずあまり強く巻きすぎないことです、逆に骨の位置がずれてしまったりもしますし、締め付けが強すぎると呼吸などにも問題が出てきます。

加えて特にダイエットの場合、これは緊急措置だと思ってください、ベルト無しにしっかりした骨盤を目指すのがベストなのですから。

気持ち良く骨盤が閉まってきたら、その後は自力でコントロール出来るようになりたいものですね。