骨盤とインナーマッスルが腰痛と関係する?

腰痛用骨盤ベルト

筋肉

一昔前までは、インナーマッスルって何それ?と言う方が多かったのですが、近頃では普通に少しスポーツなどする方には当たり前に使用する言葉になりました。

内部筋肉と言うのは勿論、多数あるわけですがここではその中でも非常に大切な筋肉、骨盤の辺りに丁度位置している大腰筋についで、腰痛との関連も含めて考えていきましょう。



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大腰筋ってどの辺りにある筋肉?

インナーマッスルと言うくらいですから、外側からは触れませんし大体の場所を基準にして感じるしかないのですが、外側に位置する腹筋はともかくイメージが抱きづらいのも事実ですね。

大腰筋はお腹の中も中、骨盤の内側辺りに丁度位置している筋肉です、位置だけ見れば腹筋と言うより背中側と言ってしまえるかもしれません。

お腹の奥で、しかも丁度骨盤の前側辺りにありますので、触ることも出来ないのですがこれが働いているかどうかが、腰痛や健康にも関係してきますので非常に重要な筋肉でもあります。



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どういう役目を果たしてくれてるの?

ひと言で言ってしまえば、脚を上げるために必要な筋肉です、つまり歩くと言う行動に必要な筋肉でもあります。

おへそ周りを触って見ますと解りますが、背中側には骨盤や腰椎があるのに対して、お腹側には骨はありません。

つまり上半身と下半身を繋ぐ骨が前側には無いのです。

この上半身と下半身を繋いでくれる筋肉が、大腰筋なのです。

歩行に必要な筋肉で、しかも上半身と下半身を繋げるわけですから、無くてはならない筋肉でもあります。

骨盤との関係は何かあるの?

この大腰筋、骨盤が垂直になっていないときちんと働いてくれないと言う、ちょっと我儘な筋肉です。

つまり受け腰とかでっちりなどと言われる、傾いた骨盤の場合大腰筋は働きが悪いと言うことです。

例えは悪いですが、お年寄りで脚の不自由な方の骨盤の位置は受け腰のことが多いのは、よく見られる状態ですね。

なので脚を引きずるように歩く方が、お年寄りに多いのです。

大腰筋が弱って骨盤が傾いたのか、骨格が歪んで大腰筋が使えなくなったか、鶏と卵の関係のようですがどの道負のスパイラルに入り込んでいることは事実です。

と言うことは大腰筋が衰えると腰痛も?

骨盤の位置が悪くなるわけですので、当然腰痛も起きてきます。

しかもインナーマッスルの衰えは同時に、外側の筋肉の衰えにもつながってきます。

骨格の歪みによる骨への負担と、筋肉の衰えによる関節部への負担が、同時に襲いかかってきますので腰痛になるのも当然かもしれません。

大腰筋はきちんと使われていないと筋肉が細くなってしまい、しかも縮んでしまうのでケアが必要な筋肉です、腰痛を防ぐためにも健康でいて欲しい筋肉ですね。

骨盤が歪んだら大腰筋の筋トレを?

インナーマッスルの筋トレは、正直中々難しいものがあります、しかも大体の場合関節部にも異常が出ているでしょうから、妙な具合に筋トレを頑張ってしまうと逆効果になることもあるのです。

ここはプロのトレーナーや先生について、ゆっくりとリハビリすることがおすすめです。

アウターマッスルの場合は筋トレとして瞬発力系のものが有効ですが、インナーマッスルの筋トレは持続型で呼吸の深いタイプの筋トレが有効なので、個人でやるのはかなり慣れた人でないと難しいものがあるのです。

ただこれだけは非常に有効でしかも簡単にできるストレッチがあります、1日に数回でも頭の上に腕を上げて(肩の痛い方は上げなくても可)大きく身体全体の伸びをするのです。

これだけでも全身が引っ張られて、骨盤の位置が少し改善され、しかも縮んでいた大腰筋も伸びますのでおすすめの方法です。

まとめ

骨盤の位置がずれると、全身の骨格自体が歪んでしまうのは勿論ですが、筋肉関係にも大きな歪みや弱体化をもたらします。

特に大腰筋は歩行など生活には必須の筋肉であり、しかも骨盤の位置と非常に関係の深い筋肉でもあります。

腰痛を緩和して、また何時までもご自分の脚で歩くためにも、骨盤と大腰筋のケアをもう少し考えてみませんか、ちょっとしたケアで日常が大きく変わるかもしれません。






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