筋肉痛の時にランニングマシンで運動しても良い?悪い?

ランニングマシン・ルームランナー

運動を始めた頃になりやすい筋肉痛。

運動不足の解消やダイエットなどでランニングマシンを始め、筋肉痛になる方は多くいます。

では、筋肉痛になった時、ランニングマシンで運動しても良いのでしょうか?

ここでは、筋肉痛になった時、ランニングマシンで運動しても良いのか良くないのかを説明していくので、ランニングマシンを始めて筋肉痛になっている方は、ぜひご覧ください。



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そもそも筋肉痛とは

筋肉痛とは、運動することで起こすことのある痛みです。

基本、筋肉痛は、運動後しばらく経ってから起こります。

運動後、数時間経過した時や翌日などに起こることが多く、「遅発性筋肉痛」と呼ばれています。

怪我をした時は、その時に痛みを感じますが、筋肉痛は後から痛みを感じるのが特徴になります。

筋肉はトレーニングなどで負荷がかかることにより傷つき、修復して回復することで前よりも強くなります。

その修復する過程による痛みが筋肉痛といわれています。



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筋肉痛でランニングマシンで運動しても基本問題ない

ランニングマシンでウォーキングやランニングをして、翌日筋肉痛になっても、基本ランニングマシンで運動しても問題ありません。

筋肉痛の痛みは、運動によって筋繊維が傷つき、それが回復する過程で発生する痛みといわれているため、比較的強い負荷がかかる短距離走や筋トレなどの無酸素運動の場合は、筋肉痛があるならトレーニングをしない方が良いといわれることもあります。

ですが、ランニングマシンで行えるウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、無酸素運動のような強い負荷はかかりません。

有酸素運動の内容によっては強い負荷がかかる場合もありますが、基本、筋繊維へ大きなダメージを与える運動ではないため、筋肉痛が起こっている状態でランニングマシンで運動しても問題ありません。

ランニングマシンで運動することで血行が促進される

筋肉痛は、運動によって傷ついた筋繊維が修復される過程で起こることから、傷ついた筋繊維が回復することによって痛みがなくなっていきます。

ですから、その回復を手助けすることで、筋肉痛は治りやすくなります。

では、筋肉を回復するにはどのような手助けをすれば良いのかというと、それは筋肉の修復に必要な栄養素をしっかり摂ることです。

筋肉はトレーニングだけすれば強くなるという訳ではなく、タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素を摂ることによって回復し、強くなることができます。

では、それらの栄養素を運んでいるのは何かというと、それは血液です。

全身を巡っている血液は、酸素や栄養素を運んでおり、血流が良くなることでそれらは筋肉に届きやすくなり、筋肉痛の回復を促進させることができます。

そのため、筋肉痛をなるべく早く治すには血流を良くすることが大切になります。

血流を良くするには軽く運動するのが効果的

血流を良くする方法は色々ありますが、その中でも軽く運動することが効果的です。

ランニングマシンでウォーキングをしたり、軽くランニングをしたりすることで筋肉がほぐれ、血液の流れを良くすることができ、筋肉痛が治りやすくなります。

筋肉痛で、体を動かさないで安静にしていると筋肉は固まってしまい、筋肉痛がなかなか治らなかったりします。

ですから、筋肉痛で動くと痛いからといって休養するよりは、逆に体を軽く動かすことの方が良く、体を動かすことで筋肉がほぐれ血行が良くなるため、筋肉痛が早く治る効果を期待することができます。

ただの筋肉痛が原因で止めてしまうのは勿体ない

筋肉痛で脚が痛いからといって何日も運動を休んでいると、運動を再開する頃にはランニングマシンで運動するのが面倒に感じてしまう場合があります。

それが、ランニングマシンでの運動を止めてしまう原因になることもあり、筋肉痛で運動を止めてしまうのは勿体ないです。

筋肉痛は、今までしていなかった運動をすることで起こることが多いため、ランニングマシンでの運動を始めれば筋肉痛になりやすいといえます。

しかし、筋肉痛くらいで休んでいたら運動にはなりません。

学生の部活動でもそうですが、運動部に入った当初は、多くの人が筋肉痛を起こします。

そして、筋肉痛だからといって、部活動を休む人はいないかと思います。

それが当たり前のことで、筋肉痛は怪我と違うため、完全に休養する必要はないでしょう。

ランニングマシンで筋肉痛になっても、ランニングマシンでの運動に慣れることで筋肉痛は起きなくなっていきます。

また、起きたとしても重いものではありません。

つまり、ランニングマシンによる運動を習慣化させたいのであれば、筋肉痛が起きている時でもランニングマシンで運動することが大切なのです。

しかし、かなり酷い筋肉痛の場合は休むことも必要です。

ただの筋肉痛なら体を軽く動かしましょう

痛みの原因が肉離れなどの怪我の場合は、素直に休むことが大切ですが、痛みの原因がただの筋肉痛の場合は運動を続けることをおすすめします。

完全に習慣化しているのであれば、ある程度休んでも復帰しやすいですが、運動を始めた頃に何日も休んでしまうと、運動を止めてしまう場合が多くあります。

ですが、筋肉痛がある時は当然痛いため、いつものようにランニングマシンで運動することは難しいことでしょう。

筋肉痛で思うように脚が動かない時は、いつものような負荷で運動するのではなく、軽く体を動かすことが大切です。

いつもジョギングをしている方なら、いつもよりも軽くジョギングをしたり、ウォーキングに切り替えても良いでしょう。

そのように、運動レベルを落とすことで筋肉へかかる負担は少なくなり、筋肉をほぐすことができ、血行を良くすることができます。

そうすることで、筋肉痛の治りが早くなることを期待することができます。

筋肉痛にはアイシングも効果的

筋肉痛を早く治すにはアイシングも効果的です。

痛みのある部分を冷やすことで炎症を抑えることができ、神経が麻痺されて痛みが緩和されます。

アイシングは正しく行うことが大切で、間違った方法で行うと凍傷してしまう危険性もあるので注意しましょう。

アイシングをする際は、タオルで包んだ保冷剤などを使用し、15分~20分行いましょう。

休みなく毎日マシンで運動するのはNG

ただの筋肉痛なら、ランニングマシンで運動しても問題ありませんが、休みなく毎日ランニングマシンで運動するのは良くありません。

特に初心者が毎日休みなくマシンで運動していると、疲労はどんどん蓄積していきます。

また、精神的な疲労もどんどん蓄積していきます。

肉体的にも精神的にも疲労が溜まってしまうと、怪我をするリスクが高まるだけでなく、続けること自体が辛く感じてしまいます。

ランニングマシンでの運動を習慣化するには続けることが大切ですが、週に1~3回は休むようにしましょう。

中には、「筋肉痛だけど1日も休みたくない」という方もいるかもしれませんが、休みを忘れることは良くありません。

マシンでの運動を続けるには、たまに休んで肉体的にも精神的にもリフレッシュすることが大切です。

前述した通り、筋肉痛で運動しても問題なく、筋肉痛で何日も休むことは勿体ないことですが、たまに休養することも大切です。

まとめ

運動の初心者に起きやすいのが筋肉痛です。

そのため、普段あまり運動していない方がランニングマシンで運動を始めると、筋肉痛が起きる可能性は高く、筋肉痛になるのを避けることは難しいといえます。

ですが、ただの筋肉痛ならランニングマシンで運動しても問題ありません。

しかし、かなり酷い筋肉痛の場合や、肉離れなどの怪我をしている場合は休養することが大切です。