運動後にむくむ！？ランニングマシン後の足のむくみの原因と対策
ランニングマシンで行えるランニングやウォーキングは有酸素運動であり、有酸素運動をすることで新陳代謝を良くすることができます。
そのため、ランニングマシンはむくみ解消にも効果的ですが、ランニングマシンでトレーニングした後に、逆に足がむくんでしまう場合もあります。
では、なぜランニングマシンでのトレーニング後に足がむくんでしまうのでしょうか？
ここでは、ランニングマシン後の足のむくみの原因と対策を解説していきます。
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目次
原因1.トレーニングによる筋肉疲労
ランニングマシンでのランニングやウォーキングは、血液の流れを良くすることができる運動です。
そのため、ランニングマシンで運動すれば、血行が良くなる効果を期待することができます。
血行が良くなれば、むくみの解消や予防になりますが、ランニングマシンでトレーニングした後に、逆にむくんでしまう場合もあります。
その原因の一つになるのが、トレーニングによる筋肉疲労です。
筋肉疲労によるむくみは、特にハードな運動をすることにより起こることが多くあります。
ハードなトレーニングをして筋肉を酷使すると、筋肉には疲労がたくさん蓄積し、その疲労によって筋肉が硬くなります。
そのようになると、血管を圧縮してしまうため、血液の流れが悪くなってしまいます。
血液の流れが悪くなると、体内の老廃物は排出されてにくくなるため、足がむくみやすくなります。
このような筋肉疲労による足のむくみは、ちょっとしたランニングやウォーキングなどでは起こりにくく、自分を追い込むくらい激しいトレーニングをする方に見られやすい症状です。
ですが、ランニングマシンでトレーニングを始めたばかりの、筋力が弱い方にも起こりやすい症状です。
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原因2.たんぱく質不足
ランニングマシンで行う有酸素運動でのエネルギー源になるのは糖質や脂肪になるため、有酸素運動を行う上で糖質である炭水化物を摂ることは大切です。
そして、トレーニングにより傷ついた筋肉を回復させるためにはたんぱく質が必要になります。
筋肉はトレーニングで負荷をかけることにより傷つき破壊されていきます。
その傷つき破壊された筋肉は、回復することによって成長していきます。
その回復するために必要な栄養素がたんぱく質であり、たんぱく質は筋肉を作る材料になります。
筋肉の材料になるたんぱく質が不足すると、筋肉の回復が進まなくなり、それが原因で足がむくんでしまうことがあります。
つまり、たんぱく質不足により、足のむくみが起きてしまう場合があるのです。
原因3.脱水症状で足がむくむ
ランニングマシンでトレーニングをすれば、当然ですが汗をかきます。
汗をかいているのに水分補給をしないと、体内の水分量は減る一方です。
体内の水分量が不足すれば脱水症状になってしまい、喉の渇きやめまい、ふらつきや頭痛などの症状が現れやすくなります。
そして、それらの症状以外にも、むくみが起きてしまうこともあります。
体内の水分量が不足すると、身体の防衛本能により身体から水分が排出されるのを防ごうとし、体内に水分を溜めようとします。
そのことにより、余計な水分が溜まってむくみやすくなるのです。
よって、体重が増えるのを気にして水分を控えることも、足がむくむ原因になります。
また、「水分を取り過ぎると足がむくむのでは？」などと思い水分補給が少なすぎると、脱水症になり逆にむくんでしまいますので注意しましょう。
対策1.トレーニング前後にストレッチをする
ランニングマシンでのトレーニングによる足のむくみを予防するには、トレーニング前後にストレッチを行うことが大切です。
ランニングマシンでトレーニングする前のストレッチを省くと、身体が硬い状態でトレーニングすることになるため、血液が上手く循環せず、トレーニング後にむくんでしまう場合があります。
そのことから、トレーニング前にストレッチを行うことは大切ですが、ランニングマシンでトレーニングした後もストレッチを行い、筋肉をほぐすことが大切です。
ストレッチをすることで筋肉や身体は柔軟になり、ランニングマシン後の足のむくみをある程度防ぐことが可能です。
足のむくみの予防でストレッチを行うなら、下半身のストレッチを重点的に行うと良いでしょう。
ストレッチを行うことで血液の流れはスムーズになり、むくみを予防する効果を期待することができます。
ストレッチには2種類ある
ストレッチといっても、ストレッチには動的ストレッチと静的ストレッチがあります。
それらのストレッチを簡単に説明すると、動きながら行うストレッチを動的ストレッチといい、静止してゆっくり伸ばすようなストレッチを静的ストレッチといいます。
トレーニング前は動的ストレッチを行い、トレーニング後は静的ストレッチを行うことをおすすめします。
対策2.たんぱく質をちゃんと摂る
前述した通り、たんぱく質不足が足のむくみの原因になるため、食事でたんぱく質をしっかり摂ることがむくみの予防に繋がります。
ダイエットや食事制限などをしていると、栄養は不足しやすくなり、たんぱく質も不足しやすくなります。
たんぱく質が不足すると、トレーニングによって足がむくむ原因になるため、たんぱく質は必要量しっかり摂ることが大切です。
食事でたんぱく質をしっかり摂るのが難しい場合は、プロテインを利用すると良いでしょう。
プロテインには、筋肉の成長に必要なたんぱく質が豊富に含まれているため、手軽にたんぱく質を摂ることができます。
たんぱく質以外にも、炭水化物やビタミン、ミネラルなども含まれているため、ランニングマシンでの体作りをサポートしてもらえます。
対策3.水分はこまめにとること
足のむくみは、脱水症状になることで起きてしまう場合もあります。
そのため、水分をこまめにとり、脱水症状を防ぐことが足のむくみ対策になります。
水分補給は、ランニングマシンでトレーニングする前、トレーニング中、トレーニング後に行うと良いでしょう。
こまめに水分補給をすることで、脱水症状になるリスクは低下し、足のむくみも防ぎやすくなります。
脱水症状は足がむくむ原因になるだけでなく、体調が悪くなったり、パフォーマンスが低下したりする原因になります。
体調が悪くなったりパフォーマンスが低下したりすると、質の良いトレーニングを行うことは難しくなり、トレーニング効果は低下してしまいます。
せっかくトレーニングするのですから、トレーニング効果が低下しないように、水分補給はこまめに行うようにしましょう。
むくみを解消するにはマッサージがおすすめ
マッサージには疲労を回復させる効果以外にも、体内の老廃物を排出する効果も期待することができます。
マッサージを行うことにより血行を促進させ、疲労回復効果とともにむくみ解消効果も期待することができるのです。
そのため、ランニングマシンで足がむくんだら、マッサージを行うことをおすすめします。
普通にマッサージを行っても効果的ですが、お風呂に入りながらマッサージすることで効果を高めることが可能です。
そのため、入浴した際は、ただボーとするのではなく、足をマッサージすると良いでしょう。
入浴しながらマッサージすることで、足に蓄積した余分な老廃物や水分を流しやすくなり、むくみを解消するだけでなく疲労物質も流されやすくなります。
まとめ
痩せるためにランニングマシンでトレーニングしていても、足がむくんでしまうと残念に思ってしまいますね。
もし、ランニングマシンで足がむくんでしまう場合は、ここの記事を参考にしてください。
ここの記事を参考にすることで、むくみの予防や解消に役立つことでしょう。
それでは、引き続きランニングマシンでのトレーニングに励み、むくみの予防や解消に努めましょう。