イカダからジギングロッドとカワハギ胴付き仕掛けで狙う五目釣り

ジギングロッド

皆さんはイカダから釣りをされた経験はあるでしょうか。

イカダ釣りというと何となくベテランの釣り人が楽しむ場所であって、入りにくい雰囲気を感じるかもしれませんが決してそのようなことはありません。

イカダ周りは様々な魚が居着いたり回遊しているので非常に魅力的なポイントです。

そこで今回はジギングロッドでイカダから狙う五目釣りを紹介します。



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イカダ周辺は多種多様な魚の宝庫

イカダ釣りというと皆さんはどのような対象魚を想像されるでしょうか。

チヌのイメージが非常に強く逆にそれ以外の魚は何が釣れるのか想像も付かないという人もいるのではないかと思います。

しかし、イカダというのはロープに付いている牡蠣殻や海底周りにも多種多様な甲殻類が居着いているので様々な魚を狙うことが出来ます。

具体例を挙げるとチヌやマダイ、カワハギやヒラメ、メバル、カサゴ、イシダイ、アジ、サバ…などこれ以外にも本当に様々な魚を狙うことが出来ます。



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胴付き仕掛けでの五目釣りが面白い

ではこうした多種多様な魚を狙う事が出来るフィールドでどのような釣り方が効果を発揮するのかと言えば、「五目釣り」です。

五目釣りは特に対象魚を決めることなく釣りをするので、どんな魚がヒットしてくるか分からないという楽しさがあります。

では、どのような仕掛けが良いのかと言えばアタリがダイレクトに伝わって初心者でも特に迷うことなくセッティングすることが出来る胴付き仕掛けがおすすめです。

トイレ付のイカダや足場の良さも選択するポイント

ではどのようなイカダであれば良いのかということですが、渡船などで釣り客が渡ることが出来るイカダは全国に数多くあります。

その中で注目したいのが勿論釣果もですが、トイレが備え付けられていたり足場が良いのかという点です。

最近では女性客でも楽しむことが出来るように水洗トイレが設置されているイカダもあるので、家族で楽しむ場合はそうしたイカダの方が良いです。

また、足場ですがイカダといっても足元に隙間があって移動する際にも十分に注意しなければならない所もありますので、出来ればフラットなイカダを選んだ方がやり取りの際にふんばりも効くのでおすすめです。

大物もヒットする可能性があればジギングロッドがおすすめ

具体的なタックルですが、マダイやチヌなどの大物がヒットする可能性があるポイントであれば、エギングタックルでは少々不安なので、ジギングロッドを使用すると良いです。

基本的にイカダからの釣りでは魚がヒットして遊ばせるということはかなり難しく現実的ではありません。

何故かと言えば、イカダの周囲というのはイカダをしっかりと固定するロープやチェーンといった障害物が張り巡らされており、少々太いラインであってもそこに触れれば一発でラインブレイクとなる可能性が非常に高いからです。

特に大物になればなるほどヒット直後の走りは強烈なので、そこで魚の引きに負けてしまうようなタックルを使っていれば相手に主導権を握られてしまいかねません。

ですから、ハマチクラスであっても余裕を持って対応することが出来るジギングロッドのようなバット部分にパワーがあるロッドが便利です。

ただ、1点注意が必要となるのはジギングロッドであっても穂先の感度は非常に重要ということです。

ジギングロッドの中には穂先の部分から固いものも少なくありませんので、選ぶ際にはしっかりと意識したい所です。

最近は一昔前のロッドとは異なり、胴調子で穂先も柔らかく細かいアタリもしっかりと伝えてくれるようなモデルが多数販売されているので、自分に合った1本を見付けてみて下さい。

イカダの上は意外と狭いので、出来れば2メートル前後のものが扱いやすいです。

使用するリールはスピニングリールでもベイトリールでもどちらでも可

使用するリールですが、スピニングリールでもベイトリールでもどちらでも構いません。

初心者であっても扱い易いのはライントラブルもほとんどないスピニングリールですが、巻き取りパワーに優れていて少々の大物であればしっかりと格闘することが出来るのがベイトリールです。

リールは一時的に使用するというのであれば、2000円代の物でも問題はありませんが、他の釣りに使用するなど長い目で見るというのであれば5000円代以上のものがおすすめです。

結局の所、そのリールのドラグ性能や耐久性能といったものが値段の差として出ていると考えて良いです。

ラインは擦れに強いナイロンラインがおすすめ

使用するラインですがPEラインであってもナイロンラインであっても釣り自体は特に問題なく楽しむことが可能です。

しかしながら、先述のようにイカダ周りは障害物が非常に多いので多少擦られても切れないナイロンラインの方がおすすめです。

その代り感度という点ではPEラインには遠く及びませんので、カワハギなどがメインとなるような釣り場であれば感度重視でPEラインを使用した方が最終的な釣果は伸びます。

号数としてはPEラインであれば2号前後を、ナイロンラインであれば6号前後を使用しておけば余程の大物でなければ切られることはありません。

仕掛けはカワハギ仕掛けが有利

仕掛けですが、胴付き仕掛けの中でフッキングと強度の観点から見るとカワハギ仕掛けが最もおすすめです。

カワハギ仕掛けは市販品であってもハリスが比較的太い5号程度のものでも入手することが出来るので、自作する手間がなく非常に便利です。

また、カワハギ針はカワハギに対しては勿論、他の対象魚に対しても大変フッキング率が高いのでアタリをしっかりと捉えることが出来ます。

枚数としては5枚ほど用意しておけば安心です。

ジャミカゴを付けると集魚力が大幅にアップ

仕掛けの下に付けるのはオモリでも良いのですが、ジャミカゴを付けてアミエビを詰めると集魚効果が大幅にアップします。

特にエサ取りが多い時はオモリ付きのジャミカゴを使用することで一気に海底まで仕掛けを届けることが出来るので便利です。

刺しエサは海エビのむき身が有利

刺しエサですが海エビのむき身が非常に有利です。

というのも、エサ取りが多い場合は一般的なオキアミエサではすぐに取られてしまい釣りにならないことが多いからです。

海エビのむき身は多少高価ですが、身に弾力があるのでエサ取りを避けることが出来るので有効的です。

また、針に刺した際のシルエットも大きくなるので周囲の魚に対するアピール力も抜群と言えます。

アタリがあればしっかりとアワセて底を切る

この釣りではエサを使用しているのでアタリは比較的ハッキリと竿先に現れます。

なので、アタリがあればしっかりとアワセを入れてから出来るだけ早く海底から切るようにして下さい。

この時にもたついていると障害物に走られてラインブレイクとなってしまいます。

特にイシダイなどは中層でもかなりの抵抗を見せるので海面に浮かせるまでは油断は大敵です。

相手が大きければ玉網で掬って無理に抜き上げないようにしてください。

無理な抜き上げはハリス切れや針外れ、最悪の場合は竿先の破損に繋がりかねないので避けた方が無難です。

まとめ

今回はイカダからジギングロッドとカワハギ胴付き仕掛けで楽しむ五目釣りを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

この釣りは非常に奥が深くヒットしてくる魚も未知数な為に、意外な大物をゲットできる可能性も大いにあります。

仕掛けも釣り方も大変シンプルなので、もし興味がある人は難しく考えずに気軽に挑戦してみて下さい。







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