エギングをしていたらシーバスが居た!そんな時にエギングロッドは兼用で使えるの?

エギングロッド

Arukazik Japan(アルカジックジャパン) ジグヘッド ジャックアッパージグフック #10

エギングをするのは潮通しが良く、他のフィッシュイーターも同じ場所で狙うことが出来ることが多いです。

しかも、他のフィッシュイーターが居るときは、イカは基本的におびえてしまって釣れなくなってしまうことも多々あります。

特に同じ場所で見かけることが多いのがシーバスです。

そんなエギングロッドを使っていてシーバスが居たときにエギングロッドは兼用できるのかという疑問を今回は解決していきたいと思います。



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エギングロッドはシーバスでも兼用できるのか?

どの釣りをしていても多くの人が思うのが、持っているロッドを他の釣りで兼用できないかという疑問だと思います。

その疑問の答えは、兼用できないことはないといった結論が多くなります。

ロッドは手の延長として考えられることが多く、それが硬いのか柔らかいのか、長いのか短いのかといった違いとなってきます。

ですので、ほとんどのロッドが他の釣りも兼用していくことができます。

しかし、そのときに気を付けないといけないのが、それぞれのロッドはそれぞれの狙うターゲットや状況に合わせて設計してあるということです。

極端な例ですが、エギングロッドではだいたいキャストウエイトが30グラムくらいで設定されているものが多いですが、これで50グラムほどの重たいルアーをキャストしようなんてことをすると、かなり破損の危険性が高まります。

兼用するときはあくまでも、もともとの釣り方で使える重さや強度の範囲内で使っていくことが重要となってきます。

そうすると今回の兼用の場合では、エギングで使うロッドと、シーバスで使うロッドの違いとはどんなものかを知っておく必要があるでしょう。

それを次に解説していきます。



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エギングロッドとシーバスロッドの違いとは?

エギングロッドとシーバスロッドの違いは大きく2つあります。

その2つとは、テーパーの違いと長さの違いです。

まずテーパーとはロッドに負荷が掛かったときにどの部分が曲がるかということです。

基本的にエギングロッドではロッドの先端の方がよく曲がるようになっています。

これをファストテーパーと呼び、エギをシャープにアクションさせることに向いています。

また、エギにイカがアタックしてきたときにそれが明確に伝わってくるようにしてあるためです。

これがシーバスロッドの場合は、ロッドの真ん中くらいから曲がるようになっています。

これをレギュラーテーパーと呼び、強い引きに耐えやすいように作られています。

次に長さですが、エギングロッドの場合は長くても9フィートまで、シーバスロッドの場合は9フィート以上となることが多いです。

これはエギングロッドはアクション重視、シーバスロッドは飛距離重視とおおまかな違いがあるからでしょう。

これらのことから考えると、エギングロッドをシーバスに兼用するときには、注意することが出てきます。

それらの注意点を下記に解説していきます。

兼用するときの注意点とは?

エギングロッドをシーバスに兼用していくときの注意点は、キャスト時とファイト時、ランディング時となります。

それぞれで共通することは過度な負荷を掛けないといったことになります。

詳細は下記に解説していきますので、参考にしてみてください。

キャストするときはちょっとゆっくり

エギングロッドでシーバスを狙うときに気を付けたいのは、まずキャスト時です。

エギングロッドでメインで使うエギは重さと空気抵抗が結構あります。

このエギをキャストするときは速く振り抜いたとしても、思っている以上にゆっくりとキャストされていきます。

同じ感覚でシーバスに使うようなルアーを投げると、先に挙げたファストテーパーの影響もあり、あまり飛ばすことができず、またキャストタイミングを図りにくくなります。

ですので、シーバスで兼用していくときには、ゆっくりと流れるようなキャストをした方が飛距離も出て、ロッドの反発力を上手く使っていくことが出来ますので、そのようにしてみてください。

ファイトは慎重に

次にシーバスがヒットしたときに関してです。

シーバスはまずルアーを一気に吸い込みますので、バイトが強烈です。

そのバイトの強烈さに思わず強くフッキングしてしまいがちですが、この時に少し冷静になって徐々に力を掛けるようなアワセを心がけてみてください。

そして実際にヒットした時には、ロッドを立てすぎずにファイトするようにしてください。

あまりにロッドで引っ張ろうとしても、そんなに引き寄せてくることはエギングロッドだけでなくどのロッドに関してもできません。

ロッドの使い方は、ラインとロッドの角度が90度くらいになるようにしておくのが、最も効率の良いファイトの仕方になります。

ランディング時に特に注意

そしてエギングロッドでシーバスを釣るときに一番気を付けたいのがランディング時です。

ランディング時は、早く魚を手にしたいという気持ちも強くなり、雑になりがちです。

そういったときに最もタックルに負荷を掛けがちになるので注意しましょう。

具体的には、まず取り込み時はロッドを立てすぎないようにしましょう。

先に述べたファイトと同じで、変な負荷がロッドに掛かりがちとなります。

特に先が曲がるようになっていることが多いエギングロッドでは、ティップが極端に曲がってしまって破損することが多いですので気を付けましょう。

より安全に取り込みをしていくには、ネットを使っていくのがよいです。

ネットにはシーバスの頭から掬うようにして取り込むようにするのが一番良い方法で、追いかけるようにするとなかなか上手く行かないことを覚えておくとよいでしょう。

それでは最後にエギングロッドで兼用しやすいルアーを3つ紹介しておきます。

兼用するときに使いやすいルアーとは?

エギングロッドでシーバスを釣りたいときにおすすめなのは、バイブレーション、メタルジグ、ジグヘッドリグとなります。

これらはある程度の重さがあり空気抵抗が少ないのでキャストしやすいこと、また、キャスト後にリトリーブの抵抗も少ないのが共通点です。

それぞれの使い方は下記に解説していきます。

バイブレーション

シーバス釣りで最も多く使われているであろうルアーがバイブレーションです。

重さは15グラムくらいで70ミリ程度のものを使っていくとよいでしょう。

使い方はただ巻きで十分使っていくことが出来ます。

使うときは広い範囲を扇状に探って行ったり、流れがあれば流れの先にキャストして引いてくることを心がけてみてください。

メタルジグ

メタルジグは非常に飛距離が出るルアーです。

特に使い勝手が良いのは、シーバスの活性が高く小魚を水面で追いかけているようなときです。

このような状況では、シーバスの移動速度が速いことが多く、それに一番対応しやすいのが飛距離が出るメタルジグです。

選ぶのは、センターバランスと呼ばれるメタルジグが使いやすく、重さは30グラムくらいにしておくとよいでしょう。

ジグヘッドリグ

ジグヘッドリグは夜に使っていくと良いことが多いです。

シャッドテールワームやピンテールワームと組み合わせて使っていくとよいでしょう。

夜は常夜灯周りが良いポイントとなってくることが多く、その暗い側にシーバスは潜んでいることが多いです。

その明暗の境目を狙っていくのが狙っていくときのコツとなります。

まとめ

今回はエギングロッドをシーバスに兼用していくことが出来るのかといった疑問について解説をしてきましたがいかがだったでしょうか?

兼用することはできるので、今回挙げた注意点に気を付けながら釣りを楽しんでもらえたらよいと思います。

ぜひ今回の記事を参考にして、エギングをしていてシーバスが居たら狙ってみてくださいね。







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