エギングロッドで楽しむエキサイティングなトップウォーターゲーム！
エギングロッドは応用範囲がとても広く、使うことができるルアーがたくさんあります。
今回はそんな中でもトップウォーターに的を絞って紹介したいと思います。
トップウォーターゲームの魅力はなんといっても魚が水面を割って飛び出してくることです。
今回はシーバス、チヌの２魚種のトップウォーターゲームについて解説していきます。
エギングロッドでのトップウォーターの注意点
まず最初にエギングロッドでのトップウォーターゲームの注意点について解説しておきます。
エギングロッドでトップウォータールアーを使っていくときに必ず変更が必要となるものがあります。
それはリーダーです。
エギングで使うリーダーはフロロカーボンで３号程度のことが多いと思います。
これはエギを上手く動かしたり、引っかかった海藻を切ったりするために必要な太さですが、これをそのまま他のトップウォーターゲームに流用するには少しパワー不足の感があります。
それぞれのトップウォーターゲームに合わせてリーダーは変えていく必要があるかと思います。
次に気を付けたいのがティップへのライン絡みです。
これはどのロッドを使っていても気にしないといけないことですが、エギングロッドの通常のジャークとトップウォータールアーを動かすリズムは違ってきますので、いつも以上に気を付けないとティップにラインが絡みやすくなるので気を付けてください。
ショックリーダーの目安
エギングロッドを使っての他のトップウォーターゲームでは２０ポンドのフロロカーボンが一つの目安となります。
あまりルアーの動きなどには影響が出ず、対象であるシーバスやチヌの歯やエラによるラインブレイクをしにくい太さとしておくとよいでしょう。
もちろん他の釣りでも使える太さですので、一つ購入しておくとよいと思います。
シーバスのトップウォーターゲーム
最初に紹介するのはシーバスのトップウォーターゲームです。
エギングと並んでソルトウォーターフィッシングでとても人気がある魚種で、エギングと並行して釣りを楽しんでいるアングラーも多いのではないでしょうか。
それでは下記にシーバスのトップウォーターゲームの解説をしていきます。
シーバスのトップウォーターの魅力
シーバスのトップウォーターゲームの魅力は、なんといってもバイトの激しさです。
ときには７０センチを超えるシーバスが水面にあるルアーに全身を見せつつバイトしてくることもあります。
また、尻尾でルアーを弾いたりしてきてからバイトしてきたりといったこともあり、シーバスの生態が合間に見えつつ釣りをすることもできます。
狙いやすい時期
シーバスがトップウォーターで狙いやすい時期は、夏から秋にかけてです。
この時期になるとイワシが多くなり、かつイワシが弱ってきたりする季節となるからです。
また、河川にシーバスが入ってきたりもするので狙いどころが絞りやすくなります。
夏は朝や夕方といった涼しい時間帯で、秋は朝マズメから夕マズメの手前の時間くらいまでがおすすめです。
狙うべきシチュエーション
シーバスをトップウォーターで狙うべきシチュエーションは、まずはなんといってもボイルが多発しているような状況です。
このような状況であれば比較的簡単にシーバスはトップウォーターにバイトしてきます。
次に潮目が発生している状況もおすすめです。
この潮目の場合は潮目と通常の流れの境目にシーバスが居ることが多いので、それを如何に誘い出してくるかがキーとなります。
使うトップウォータールアー
シーバスで使うトップウォータールアーはペンシルベイトがおすすめです。
ペンシルベイトの中でも、水平な姿勢を保ちやすいスケーティングやドッグウォークを得意としたモデルを使うとよいでしょう。
使い方は動かし続けるほうが良いことが多いです。
スピードは速めたりゆっくりしたりとさまざまなものを試してみるとよいですが、一定のリズムは忘れないようにしましょう。
チヌのトップウォーターゲーム
次に紹介するのはチヌのトップウォーターゲームです。
現在は徐々にその釣り方が確立されたこともあり、アングラーが増えているのが現状です。
まだまだチャレンジしたことが無い人も多いのではないでしょうか。
それではチヌのトップウォーターゲームについて下記に解説していきます。
チヌのトップウォーターの魅力
チヌのトップウォーターゲームの魅力は近場で楽しめることがまず挙げられます。
チヌは汽水域まで入り込んでくることも多く、近くの河川で泳ぐ姿が見られたりもします。
また、チヌはトップウォーターに何度もアタックしてくるのも魅力です。
これを上手く喰わせきれないと見切られてしまって釣れないといったことになってしまいます。
狙いやすい時期
チヌが狙いやすい時期は圧倒的に夏の暑い時期です。
時間帯は朝夕のマズメ時などといった感じではなくて、潮位によって釣れやすさが変わってくるようです。
私が目安としているのは潮位がその場で１メートルくらいのときです。
これくらいのほうがチヌがトップウォーターに気づきやすく、ただ警戒心は薄いといった感じだからです。
狙うべきシチュエーション
チヌをトップウォーターで狙うべきシチュエーションは、浅場にチヌが入ってきている状況です。
あまり深い場所では釣れにくいです。
こういった浅場であまり風がなく、波が立っていないような状況を狙ってみてください。
チヌがルアーに着いてくると、ルアーの後ろで波紋が立ったり、黒い影が見えたりします。
偏光サングラスがあったほうが、ルアーやチヌが見やすいですし、夏の暑い日差しから目を守ることもできるでしょう。
使うトップウォータールアー
チヌのトップウォータールアーは数種類を用意しておいた方が釣果につながりやすいです。
基本的には小型の９センチくらいまでのものを揃えるとよいでしょう。
まず基本としてペンシルベイトを用意しましょう。
ペンシルベイトはドッグウォークで誘えるもので、できるだけウエイトのあるものがよいです。
次にポッパーを用意しておきましょう。
ポッパーは流れがあまりないときに有効となります。
ポップ音が強く出せるカップが深めのものがおすすめです。
３つめにスイッシャーがあるとよいです。
スイッシャーは他にないペラの水切り音でチヌを誘ってくれます。
他の２つのルアーが全く効かないときに投げてみるとよいルアーです。
ペラはシングルのもので十分機能します。
チヌのトップウォーターで心がけたいこと
チヌはとても口周りが硬く、ルアーにバイトしてきても掛かりにくいことが多いです。
これをできるだけフッキングに持ち込むためにフックには常に気を配ってください。
フックはまず硬めのものを使うようにしましょう。
太軸仕様のものであれば大丈夫です。
そしてできるだけルアーに合わせて大きめのものを選んでください。
そうすることでフックポイントが立つ可能性を高めることができます。
さらにですが、バーブレス仕様としておくことも貫通力を高めるといったことからおすすめの方法としてあります。
まとめ
今回はエギングロッドでできるトップウォーターゲームを２魚種紹介してきました。
トップウォーターで釣れると他のルアーよりもよりその釣った実感を味わえます。
私自身もエギングがオフシーズンになると、トップウォーターゲームをよく楽しみます。
今回の記事を参考にして、エギングロッドでトップウォーターゲームをやってみてくださいね。