エギングロッドで狙う胴付き仕掛けを使った根魚の探り釣り(ソフトルアー編)

エギングロッド

【ノーブランド品】01Z0F23 10魚/バッグ 釣具 13cm / 8g スイムベイト ベイトいいえ ステンレス フック ルアー・フライ ソフトルアー 定番カラー 10色

冬になると海水温も一気に下がり、なかなか対象魚も少なくなってきますが、そんなシーズンでも変わらず元気な姿を見せてくれる魚がカサゴやメバルと言われる根魚と言われるものです。

今回はエギングロッドで胴付き仕掛けを使用した釣り方をご紹介しますが、ソフトルアーをあえて使用するという内容でお届けしたいと思います。



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エギングロッドで根魚は釣れるのか

初めて釣りをする人の中にはエギングロッドというのは文字通りエギングのみに使用するものであって他の魚を釣る為に使用することはできないと思っている人もいるかもしれません。

しかし、釣竿というのはよほど畑の違う釣りでなければ小物釣りなどは特にどんなものでもやろうと思えばできてしまいます。

エギングロッドもアオリイカやコウイカなどの軟体系以外にもアジのサビキ釣りやタチウオ釣り、そして今回紹介するカサゴやメバルなどの根魚釣りにも十分に応用することができます。

今回は下にオモリを使用する胴付き仕掛けを使った釣りを紹介しようと思いますが、一味違うのは通常こうした仕掛けは当然空針の状態では何も釣れないのでオキアミやキビナゴといったエサを使用するのですが、エサの代わりにワームを使用して狙う方法について書きたいと思います。

実はワームを胴付き仕掛けと組み合わせて使用することで大きなメリットが生まれてくるのです。

それは一体何なのかということも踏まえて説明していきます。



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対象魚

根魚が対象となるので、具体的に言えばメバル、カサゴ、ソイ、アイナメ、クジメなどが代表的なターゲットとなります。

これらの魚の中で全国どこでも身近に安定して釣る事ができるのは、カサゴとメバルです。

アイナメやクジメは生息数が少なく、釣れる釣り場自体がそれほど無いので、釣れてもカサゴの外道としてポツポツ当たる形です。

場所によっては上記のターゲットの他にもアコウ(キジハタ)やマハタ、オオモンハタといったハタ系の魚や珍しい所ではクエなども釣れるみたいです。

根魚釣りは意外と普段から本格的にやっている釣り人はそれほど多く無いので、予想もしていなかったような場所で予想もしていなかったような大物あるいは珍しい魚が釣れることもあります。

ロッド

根魚釣りはテトラ帯も含めて障害物の周りを攻める釣り方になるので、どうしてもロッドが傷つきやすくなります。

そこで使用するのはできるだけ安いエギングロッドをおすすめします。

ダイワやシマノから販売されているような1万円代のものは堤防から釣る分には良いのですが、テトラを探り歩く釣りには語弊を恐れずに言えばかなり勿体ないので避けた方が無難です。

ロッドの長さですが、2メートル前後のモデルが狭い場所でも扱いやすくて良いです。

最近はエギングブームの広がりと共に安い入門用のモデルも数多く販売されているので、参考にしてみて下さい。

リール

堤防から少し沖に遠投するような釣り場ではリールはスピニングリールを使って下さい。

初心者の方でも簡単に扱えるので、ラインが絡まるようなトラブルも大変少なくて非常におすすめできます。

小型スピニングリールでカサゴやメバルなどは十分に対応できます。

しかしながら、大型のハタなども潜んでいるようなポイントでは巻き取り力のあるベイトリールを使用して下さい。

カサゴも良型になるとかなり引きが強いので、ヒット直後に海底から引き離す為にある程度のパワーが必要になってきます。

ラインについて

堤防際を探る場合はナイロンラインでも十分です。

また、テトラなどの海底の根が非常に荒いエリアを攻める場合も、ナイロンラインの方が魚が引っ張って糸が多少擦れても持ちこたえるのでおすすめです。

PEラインは伸びがほとんど無いので感度は非常に良いのですが摩擦に極端に弱いので、遠投する必要のある釣り場以外ではそれほどおすすめしません。

号数としてはナイロンラインであれば5号程度を巻いておけば強度的には十分です。

PEラインであれば2号を巻いておくと良いです。

しかし、上記のように根ズレに異常に弱いので必ずショックリーダーを付けておいて下さい。

ナイロンラインもしくはフロロカーボンラインの6号程度を接続しておくと良いです。

リーダーの結び方は自分がある程度強度を出しやすいものであればどんなものでも構いません。

釣り場で簡単に結ぶことができるのはトリプルエイトノットなどがおすすめです。

ポイント

根魚の場合は水深はそれほど関係なくて、どれほど浅い所にも潜んでいる可能性はゼロではありません。

水深が1メートルにも満たないようなテトラとテトラの隙間でも30cm級の良型カサゴが潜んでいることは別に珍しくはありません。

あれこれ考えずにひとまず仕掛けを入れてみるくらいの気持ちで良いと思います。

結局海の中というのは当たり前ですが目に見えないので、こういうポイントに潜んでいるであったりこんな場所では釣れないというのもその人の思い込みに過ぎません。

ある程度釣り場を絞り込むことは良いことですが、思い込み過ぎないように注意して下さい。

仕掛けについて

この釣りでは仕掛けは市販の胴付き仕掛けを使って下さい。

針数は3本のものがバランスが取れていておすすめできます。

ハリスですが最低でも3号を使用して大型が出るような場所では5号を使用することをおすすめします。

胴付き仕掛けはメバル用のものとカサゴ用のものがありますが、カサゴ用のものがどちらかと言えば強度もあるような印象を受けます。

ワームについて

使用するワームはソフトルアーで構いません。

大きさは3~4cm程度のものをおすすめしますが、根魚は意外と大きなものにまで果敢にアタックしてくるので、ソイやカサゴなどの大型根魚のヒットが見込めるような場所では上記のサイズよりもさらに大きなものを使用しても全く問題ありません。

エコギアシリーズなどは昔からの実績があるのでおすすめです。

カラーなども多種多様なものがあるかと思いますが、それぞれの好みで選んだので良いです。

最近では「カサゴ職人」や「メバル職人」などの専用ルアーも登場してきているので、色々なものを試してみてヒットルアーを見つけ出してみて下さい。

ソフトルアーを使うメリット

通常のエサであれば何回かアタリがあれば仕掛けを上げて付け変える必要がありますが、そうすると手返しがどうしても悪くなってしまいます。

また、エサ取りが多い場所ではエサの消耗も非常に激しくなります。

しかし、ソフトルアーであればいくら魚が突いても無くなることは無いので、針掛かりするまでは仕掛けを上げる必要が無くなります。

エサを付け変えるのは意外と手間なので、ルアーを刺すことでかなり効率的に釣ることができます。

この釣りを末永く楽しむ為にも

根魚はご存じの方も多いかもしれませんが、成長スピードが非常に遅いので無用なキープは避けるようにして下さい。

小型のリリースはもちろん、良型でもお腹が大きくなったものは放流してあげると、来年以降もずっとその釣り場で楽しむことができます。

まとめ

今回はエギングロッドを用いてソフトルアーを使用した探り釣りを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

エサ釣りとルアー釣りを分けて考えていた人も多いかもしれませんが、組み合わせてみると意外と釣れたりします。

興味のある人は是非これからのシーズンに試してみて下さい。

また、他にも何か工夫次第で面白くなりそうな方法があれば是非挑戦してみて下さい!







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