エクストラハイギアのベイトリールでフロッグゲーム!

ベイトリール

シマノ リール 13 メタニウム XG LEFT (左)

フロッグはそのカバー回避能力の高さから、リリーパッドやウィードの攻略に用いられることが多いルアーです。

特に夏に出番が多くなり、他のルアーでは攻略が難しい場面で活躍します。

しかし、それだけで考えてしまうともったいない面もあります。

そこで今回はエクストラハイギアのベイトリールでのフロッグゲームについて解説したいと思います。



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フロッグとは?

そもそもフロッグとは何か?

フロッグは柔らかい耐久性のある素材で出来ている中空のルアーです。

中空であるため水面に浮き、かつ自然な着水音などが魅力のルアーです。

フックがボディーによって隠されているので、とてもカバー回避能力が高いです。

それは例えばカバーに撃ち込んだとしても、引っかかることなくするりと抜けだしてくるようなものです。

そのフロッグは名前のとおり、カエルをイメージしたものが多いですが、ときには虫、ときには小魚をイメージして使うとその使い方の幅が広がります。



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フロッグが有効な状況

フロッグが有効な状況はもちろんカバー絡みの釣りです。

そのカバーといってもいろんな種類があり、それぞれで使うフロッグを変えていくとよいでしょう。

下記にその状況と、それに合ったフロッグを紹介していますので、参考にしてみてください。

リリーパッドやウィードベッド

フロッグがもっとも得意とするのはリリーパッドやウィードといった他のルアーでは通せないような場所です。

もちろんワームという手段もありますが、ウエイトのあるバジング系やファット系と限られてきます。

それとのフロッグの違いは中空であるかどうかです。

中空であるフロッグはバスに違和感を与えにくく、何度もバイトしてくると言ったようなことがあります。

これがワームになると、一度食ってきてからミスしてしまうと次のバイトが引き出しにくいといったデメリットがあります。

その点、フロッグはスレにくいので何度もアプローチしてバスをキャッチすることができるでしょう。

このような状況では、先の尖ったタイプのフロッグを使うとよいでしょう。

ポッパータイプなどであると、ウィードに突っ込んだりして使いにくいと思います。

パラアシが続くような状況

濃いカバーではないものの、パラアシが続いているような状況でもフロッグは使いやすいです。

パラアシとはいっても、トリプルフックがついているようなハードベイトだと、やはり根がかりしてしまいます。

スピナーベイトのようなものでも、ブレードに切れたアシが絡まるなど非効率です。

そういった場合でもカバーに引っかかりにくいフロッグは効率的に釣りをすることができます。

このような状況においては、ボディーが長めのフロッグ、つまりドッグウォークを得意とし、ボディーの見方によっては小魚に見えるようなものを使ったほうがよいと思います。

アカガエルパターン

地域によっては、春先にフロッグが有効になることがあります。

その理由がアカガエルです。

春になるとアカガエルが出てきて、これがバスのエサとなることがあります。

やはりこのような状況となると、もともとカエルをイメージしたフロッグが有効とhなります。

このパターンを攻略するには、カバーの際奥へフロッグをアプローチするキャスティング能力が求められます。

このパターンでおすすめなのは、ノーズが尖ったタイプと状況によってポッパータイプがよくなることと思います。

フロッグにベイトリールが必要な理由

フロッグにベイトリールが必要な理由は3つです。

一つ目は、キャストコントロールの良さです。

フロッグで釣れるかどうかはキャストの腕次第といっても過言ではありません。

カバーに対してどれだけ奥までキャストできるかが、釣果を分けるものとなります。

二つ目は、巻き取りのパワーです。

フロッグはカバーの際奥にアプローチした時に最もバイトを得やすくなります。

そのときにもたもたしていると、カバーに巻かれてしまい、せっかくのバイトを逃してしまいます。

そのようなときにパワーのあるベイトリールは役立つはずです。

三つ目に、ラインキャパシティーです。

ラインキャパシティーとは、ラインの巻ける量のことをいいます。

フロッグでは太いPEラインを使うことも釣果を伸ばすコツです。

この太いPEラインですが、編み糸であることもあり、通常のナイロンラインなどよりもあまり巻けないといったことがよくあります。

ベイトリールはラインを多く巻くことができますが、できるだけ深溝のものを選んだ方がよいでしょう。

フロッグを使うためのタックル

ここではフロッグを使うためのタックルを紹介します。

カバーアプローチをするフロッグには、やはり強靭なタックルが必要となります。

他のタックルでは代用しにくいので、一セット必要にはなりますが、それを用意するだけの釣果をもたらしてくれることと思います。

それでは下記にその目安を紹介しますので、参考にしてみてください。

ロッド

フロッグを使うに当たっては、パワーとアクションのバランスを取ったロッドが必要になります。

体格にもよりますが、6.6フィートから7フィートくらいまでのロッドで、パワーがヘビークラスのものが良いと思います。

これより短いものはキャストはしやすいですが、フッキングのパワーが不足しやすかったりするのでおすすめできません。

ガイドについてですが、できればシングルフットのものより、ダブルフットのものが強度がありますのでおすすめです。

リール

フロッグに使うリールは、エクストラハイギアと呼ばれるベイトリールがよいでしょう。

フロッグはバイトが無ければ即回収して次のスポットを撃った方が釣果につながりやすいです。

また、バイトしてきたときに素早くラインを巻き取ること、フッキングしたらカバーからバスを引き離すことを考えるとエクストラハイギアが最も合うことでしょう。

巻き取り量は80センチ以上のものを使うことが快適に釣りをするためのベイトリールの選び方です。

ライン

フロッグのラインですが、これはPEラインを使うことが一番です。

フロロカーボンラインという選択肢もありますが、ライン自体に重みがあり、カバーに絡み付いたりするなど扱いにくいことが多いです。

PEラインでも細い番手だと使いにくいので、太さは4号以上を使うようにしましょう。

接続には、ダブルラインを組んで輪っか状にしてフロッグを結束する方法がおすすめとなります。

フロッグのカラーとチューン

最後にフロッグのカラーについてですが、おすすめはブラックとホワイトといった両極端なカラーです。

理由としては、水面に浮くフロッグをバスは空に向かってみています。

この状況においてブラックはシルエットがはっきりし、ホワイトはシルエットがぼやけます。

これをバスの活性に合わせていくわけです。

カラーを何種類も持っていてもいいですが、そうするとカラーの使い分けにメリハリが無くなってしまうので注意が必要です。

それとひとつチューニングを紹介すると、ブレードチューンが良いと思います。

ブレードチューンはスピナーベイトに使われるコロラドブレードを使っていくとよいと思います。

きらめきにてバスへアピールすると効果的な状況もあるので、覚えておくといいと思います。

まとめ

最後になりますが、やはりフロッグゲームをする際には、エクストラハイギアのベイトリールがおすすめです。

フロッグゲームほど、ベイトリールのギア比での釣りのしやすさ、快適さを感じられるものは少ないと思います。

仮に20センチの巻き取り量が違うことで、1日を通した時のキャスト数にかなりの差が付くことは考えると分かると思います。

今回の記事を参考にしてぜひ釣りに活かしてもらえればと思います。







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