ジギングロッドで使うPEラインとリーダー、便利グッズの紹介!

ジギングロッド

シマノ ロッド ソルティーアドバンス JIGGING S603ML

ジギングロッドを使って釣りをしていくときに必要になってくるのがPEラインです。

魚と人を繋ぐ重要な役割をラインは担っています。

そのPEラインをはじめとするラインをしっかりと準備することで釣りが快適なものとなります。

今回はそのジギングロッドで使うPEラインとリーダー、便利グッズについてジギング経験者の私から紹介していきたいと思います。



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ジギングロッドで使うのはPEライン

ジギングで使われるのはPEラインと呼ばれるラインです。

PEラインとは、分子の限界まで伸ばしきったような細糸を数本編み込んで作ってあるラインのことです。

メリットとしては、細いわりに直線強度に優れ、ナイロンやフロロの同号数からすると3~4倍程度の強さがあります。

非常にしなやかなので糸癖が付きづらく、紫外線や吸水による強度劣化もありません。

デメリットとしては、滑りやすいためそのまま金属などに結ぶことが難しいです。

なので先端にはリーダーを結ぶ必要があります。

また、リーダーを結ぶ理由として、耐摩耗性が低いことも挙げられます。

真っ直ぐに張った状態で、岩などに触れたとするとすぐに破断してしまいます。

なので扱うときにはそういったことにならないようにする必要があります。



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PEラインには2種類の編み方がある

ひとくちにPEラインといっても2種類の編み方があります。

それぞれに特徴がでてくるので、使い分けていくとよいでしょう。

下記に解説していますので、参考にしてみてください

4ブレイドPE

4本で編まれているPEラインです。

メリットとしては、

・比較的安価
・多少根ズレに強い
・少しコシがある

このような点です。

ジギング初心者の方、またキャスティングでもリールを併用する方にはこちらの4ブレイドPEがおすすめです。

8ブレイドPE

8本で編まれているPEラインです。

メリットとしては、

・非常にしなやか
・糸鳴りがしにくい
・強度が安定している

このような点です。

ジギング中級者から上級者はこちらの8ブレイドPEが非常に使い心地がよいので使ってみるとよいと思います。

ジギングで使いやすいのはマーカー付のもの

ジギングでは深いところを釣っていくことが多いと思います。

そのときに使いやすいPEラインは、マーカー付のものです。

マーカー付とは5メートルや10メートルごとに色違いで印がつけられているものです。

このマーカーが付いていると、例えば着底のタイミングが分かって構えることができるので根がかり防止に役立ったり、魚がヒットしてくる層が分かってきたときにその層をマーカーを元にして重点的に誘っていくといったことができます。

これがマーカーがないPEラインだと漠然と釣りをしていくことになり、自分で釣ったという満足感が得られにくいです。

効率的に釣りをしていくためにもジギングでは、マーカー付のPEラインを使ってみることをおすすめします。

ジギングでリーダーは絶対必要

ジギングではリーダーが絶対必要です。

理由としては、根ズレ防止と金属に直接結びづらいPEラインの特性からです。

リーダーの素材はフロロカーボンがよいでしょう。

フロロカーボンは縦繊維の集合体のため、根ズレに強く、魚の鋭い歯でも切れにくいです。

フロロカーボンリーダーの先に使うルアーを接続して使っていきましょう。

PEラインとリーダーの結束方法

PEラインはただ結ぼうとすると、滑りがよいので上手く結べなかったり、強度が極端に落ちてしまいます。

なので、専用の結び方を知っておく必要があります。

下記に私のおすすめのノットを紹介していますので参考にしてみてください。

FGノット

リーダーにPEラインを編み込んでいくノットです。

私が普段使っているノットがこのFGノットです。

片手にPEラインを橋を渡すように巻き付けていくので、道具を使わずに結束していくことができます。

ただし、なかなかすぐに覚えられるノットではないので練習が必要です。

練習には太いPEラインと太いフロロカーボンリーダーを使っていくと良いと思います。

これらを使って手の動かし方、結び順を身に付けるイメージで練習していくとよいでしょう。

巻き付ける回数は12回以上を私はおすすめします。

PRノット

ノット用ボビンを使ったとても強度があるノットです。

リーダーに対してに密にPEラインを巻き付けていくためノット部の強度は非常に高いです。

こちらのノットはボビンを使っていくので、FGノット以上に練習と慣れが必要です。

まずは釣り以外の時間で練習してみましょう。

ノット用ボビンを回しながら結束していくので、周りに人が居ないか注意して練習してください。

巻き付けの幅は5センチ以上としていくことを私はおすすめします。

欠点としては、サワラが多いときには不向きです。

理由は、その結び目が目立ってしまい、サワラが結び目に噛み付いてきてしまい、ラインブレイクしてしまうからです。

そのような場合を避けて使えば非常に強度のあるノットとして活躍してくれます。

あると便利なグッズ

それでは最後にジギングであると便利なグッズを紹介します。

これらはライン強度を増したりできるので、一度購入しておくと便利なものです。

下記に3つ紹介しますので、参考にしてみてください。

ラインブレーカー

棒状の金属などにゴムが巻かれているものです。

ライン同士が重ならないように巻き付けて使います。

使い方は、まずノットを強く締めこむときに使うと便利です。

人間の力だけだと、どうしても手にラインが食い込んだりして締め込みの力はある程度までしかいかないので、こういったものがあるとしっかりと締めこめるので便利です。

しっかりと締めこんだノットは摩擦熱が起きることがなく、不意のラインブレイクが少なくなります。

もう一つの使い方としては、根がかりでラインを切らないといけなくなったときです。

ジギング用のラインは太いのでなかなか切ることができません。

ラインを一直線にして引っ張ると、リールに過度の負荷がかかったり、最悪の場合タックルから手を離しかねません。

なので、そういったときに一度ラインを緩めてラインブレーカーにラインを巻き付けて切るようにすると安全です。

一度購入すれば長く使えるので、ぜひ持っておいてください。

ノット用ボビン

PRノットをするときに必要になるものです。

先端側からラインを通して、ボビンに巻き付けて使います。

そのときに先端から通したラインを、パーツの足に数回巻き付けることがPRノットを上手くやっていくポイントです。

この調整が上手くできないと、密にリーダーにノットを作っていくことができません。

何度か釣りをしている以外で練習することをおすすめします。

ノットガード

ノットガードは、ノット用の接着剤とイメージしてもらうと良いと思います。

ノットに吹き付けるスプレータイプが多いです。

マツヤニなどの成分で出来ており、強度を高めつつも柔らかさを維持するようにできています。

強度は数十パーセントアップするようですので、大型の魚が掛かったときを考えるとノット部分に吹き付けておくとよいと思います。

まとめ

ジギングロッドでPEラインをしっかりと扱えることは、ジギングの基本でありつつ、釣果に差がでるポイントです。

せっかく大物が掛かったのに逃してしまうといった悔しい思いをしないためにも、できる事前準備はやっておくと良いと思います。

今回の記事を参考にジギングで使うPEラインとリーダー、便利グッズを購入して釣りに役立ててみてくださいね。







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