ベイトリールで使ってみてほしいストレートフックの魅力とは?

ベイトリール

ハヤブサ(Hayabusa) FF201 FPPストレート  3/0

皆さんはストレートフックを使ったことがあるでしょうか?

使ったことが無い人はおそらく多く、また見たこともないという方も多いと思います。

このフックはメジャーではありませんが、その性能は使い方によってより釣果を伸ばしてくれるものとなります。

そんなベイトリールで使ってみてほしいストレートフックについて今回は解説していきます。



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まずストレートフックとは?

ストレートフックとはシャンクが長いフックと簡単に言うと表現できます。

一般的にワームの釣りで使われることが多いのは、オフセットフックになると思います。

このオフセットフックとは一味違った性能を持っているのがストレートフックになります。

では具体的にストレートフックのメリットについて解説していきます。



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ストレートフックのメリット

ストレートフックのメリットは貫通性能、これに尽きます。

どういうことかというと、ベイトリールをはじめとしてフッキングするときに力が掛かる方向がより一定になりやすく、主にブラックバスをはじめとする釣りで掛かりが良くなる傾向があります。

これを実際にはどのようにして使っていくかというと、特に活性が低かったりするときに使っていくとよいです。

活性の低い魚はくわえこむ力が小さいので、フッキングした時にオフセットフックなんかだとフッキングできるまでの力が掛からず、すっぽ抜けしてしまうことがあります。

そんなときにストレートフックだと貫通する力が少なくて済みますので、フッキングに持ち込むことができたりします。

ストレートフックのデメリット

ではストレートフックにデメリットはないかというとあります。

それはフックからワームがずれやすいということです。

どうしてもワームは使っているとハリ穴が大きくなってきます。

このハリ穴が大きくなってくると、ストレートフックではワームがずれやすくなってしまいます。

ワームがずれると皆さんご存知のように、根がかりしたり、リグが回転して帰ってきたりするので、快適ではありません。

このデメリットを解決するために、ストレートフックのシャンクには突起がつけられていて、またチューブでワームを止められるようにしては居ますが、あくまでもストレートフックの基本性能は変わらないです。

ですので、ストレートフックは使う場面を選んでいく必要があります。

その場面については次に解説していきます。

ストレートフックが活躍する場面

ストレートフックが活躍するのは、近距離の手返し重視の釣りです。

バスフィッシングでいうとアシ際のピッチングやフリッピングの釣りがそれに当たるでしょう。

これらの釣りは主にテキサスリグのリアクションでバイトを取っていきます。

リアクションということは、ワームをくわえる位置がバラバラになったり、瞬間的に軽くくわえるだけだったりします。

こういったときにストレートフックであれば貫通性能が高いのでフッキングに持ち込みやすいです。

オフセットフックだとなかなかそうはいきません。

また、近距離の釣りであればストレートフックのデメリットであるワームのズレもカバーしやすいことでしょう。

もちろん手返しのよい釣りにはベイトリールが必須なことはいうまでもないでしょう。

ストレートフックと相性が良いワーム

ここでは近距離で有用性の高いストレートフックと相性の良いおすすめのワームを数種類紹介しておきます。

ストレートフック初心者はここで紹介するものを最初に使ってみてから他のワームも試してみてもらえればと思います。

それでは紹介していきます。

バグ系ワーム

バグ系ワームというと、エビを模したワームで、パーツが多数付いているものになります。

触覚を模していたり、足やハサミの部分を細かく模していたりして、かなり釣れそうなイメージを持たせてくれます。

ストレートフックで近距離の釣りで使うことが多いテキサスリグとの相性も良いでしょう。

カラーとしてはウォーターメロンやジューンバグ、パンプキンなどのナチュラル系を使っていくとよいと思います。

使うときのイメージは魚に見つからないようにするエビのイメージでゆっくり使っていくとよいと思います。

それだけでも十分アピールしてしまいますので、やってみてください。

チャンク系ワーム

2つめにストレートフックと相性の良いワームとして紹介するのが、チャンク系ワームです。

チャンク系とは水流をエビでいうハサミの部分にあるパーツで受けてアクションするワームのことです。

パドルテールワームのテールに切り込みを入れたような形状が多いです。

テキサスリグの中でも重ためのウエイトを使って、その重みで自動的にアクションしてくれるようにしておくとよいと思います。

このワームの場合はフォールでバイトしてくることが多く、またリアクションバイトが多くなるのが特徴です。

これをフッキングするときにストレートフックは役立ってくれるものと思います。

スティックベイト系ワーム

3つめにストレートフックと相性のよいものとして挙げるのが、スティックベイト系ワームです。

このワームは他とは違ってノーシンカーリグで使っていくとよいです。

近距離の釣りであっても魚が比較的浮いていたり、ゆっくりと落ちるものにしか反応しなかったりということがあります。

そんな時にはノーシンカーリグを使ってみるとよいです。

ノーシンカーリグでもゆっくりと魚がくわえて持っていくような状況であれば、ストレートフックの性能を活かすことができます。

ストレートフックで気を付けたいこと

ここまでメリットを多く上げてきたストレートフックですが、気を付けたいことについて述べておきたいと思います。

これはオフセットフックを使うときにも注意したいことですが、それはテキサスリグの使用時です。

テキサスリグでは必ずバレットシンカーを使います。

先が尖っていて障害物の貫通性能を高めるものですが、気を付けるべき点が一つあります。

それはフッキングのときです。

どういうことかというとフッキングのときにはフックとシンカーが強く干渉します。

このときにどうしても結び目にシンカーがぶつかってしまいます。

この衝撃によってラインが切れてしまうことがあります。

これを緩和するためにはまず、シンカーとフックの間にビーズを入れることです。

ビーズを入れることによってその衝撃を緩和します。

また、相乗効果として音によって魚にアピールしたり、そのキラメキでもアピール出来たりします。

ビーズ以外にもノット部分の前にシンカー止めや浮止めに使われるゴムを入れるのもよいです。

フッキングで気を付けたい共通事項

最後にフッキングで気を付けたい共通事項について解説しておきます。

ストレートフックをはじめとしてフックは強い力が掛かると曲がります。

これによって実は逃している魚も居たりするわけです。

あまりにも強い力が掛かるとフックは瞬間的に開いてしまい、そのまま魚の口から出てきたりもするわけです。

ですので、最初はミスをしても仕方ないところもありますが、それぞれのフックで適切な力の入れ方があるということは覚えておくとよいと思います。

まとめ

今回はベイトリールで使ってみてもらいたいストレートフックについて解説してきました。

魚釣りではフックが重要な役割をしていることは誰もが知っていることとは思いますが、考えてみると一定のフックだけを使っていてそれが普通になってしまっていたりもすると思います。

今回の記事をきっかけにストレートフックを使ってみてはいかがでしょうか。







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