ベイトリールで狙うロックフィッシュ!釣れる魚と釣り方の基本とは?

ベイトリール

皆さんはロックフィッシュというとどんなイメージを持たれるでしょうか?

ロックフィッシュは非常に激しいファイトで釣り人を楽しませてくれるとともに、食べても美味しいのでお土産としてもかなり喜ばれます。

今回はそのロックフィッシュについてベイトリールで狙った時に釣れる魚の種類、そして基本的な釣り方を紹介していきたいと思います。



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そもそもロックフィッシュとは?

ロックフィッシュとはそもそも障害物に身を潜めて獲物を狙う魚のことをいいます。

基本的には底付近で生活している魚ですが、時には海藻の上に居たり、壁に張り付いた状態で居たりすることもあります。

これらの障害物を根ということが多いです。

また、最もこの障害物の中で基本的な地形となってくるのが岩礁帯です。

そこからロックフィッシュと呼ばれることが多くなっているようです。

ロックフィッシュといえどもその種類は非常に多く、日本国内で狙えるだけでも非常に多くの種類が釣れます。

どちらかというと暖かい水を好む種類が多いようで、暖流の影響のある地域の方が種類は多く釣れるように思います。

ロックフィッシュはエサを捕食したらすぐに自分の住処である障害物の隙間などに潜り込もうとします。

これが釣り人からすると、いきなりロッドが引き込まれるといった状況に遭遇するので、非常にエキサイティングです。

この魅力によって一度釣りをするとファンが多くなるといったのがロックフィッシュゲームではないでしょうか。

その強い引きに対してベイトリールは非常に効果的です。



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ベイトリールで狙えるロックフィッシュ

ここではベイトリールで狙える基本的なロックフィッシュを紹介しておきたいと思います。

これらは地域性にもよりますが、全国各地で比較的見ることができる魚種となっています。

これらの魚種だけでもそれぞれ大きさや性格が違っているので、参考にしてみてください。

アイナメ

ロックフィッシュの中では比較的スマートな体型をしているのがアイナメです。

大きくなると50センチをゆうに超えるサイズになります。

見た目は茶色で、障害物に近い保護色を身にまとっています。

甲殻類を捕食することが多く、それに合わせたルアーをセレクトしていくことが釣果につながることが多いです。

また、ボートから狙われることが多い魚種でもあります。

キジハタ

全体的に非常にきれいな赤を纏っていることが多いのがキジハタです。

大きくなると50センチ以上になります。

産卵期になると、岸近くに寄ってくるので陸っぱりからも狙うことが出来るロックフィッシュです。

遊泳力があり、水面までルアーを追ってきて来ることもあります。

エサはイワシなどの小魚から、甲殻類まで捕食していますので、その時の捕食対象にルアーとアクションを合わせていくのが釣果を得るコツです。

カサゴ

全国各地で最もよく見られるのがカサゴです。

地域によって、アラカブ、ガシラなどと呼ばれています。

色が住んでいる状況によって非常に赤が鮮やかだったり、地味な茶色をしたりしています。

底付近にべったりと張り付いていることが多いようで、ルアーへは大抵の場合底に着いた瞬間にアタックしてきます。

ルアーだけでなく、エサ釣りでも狙っていくことが多いロックフィッシュです。

ソイ

キジハタと似ている習性を持っているのがソイです。

小魚を主に捕食しているようで、浮き袋によって水中にサスペンドしていることも多いようです。

ソイは種類が非常に多いですので、同じ場所であっても釣り方を変えてみると他の種類が釣れるなんていった楽しみもあります。

他のロックフィッシュよりも、重量があることが多いので、取り込みにはランディングネットが必需品です。

使うタックル

ロックフィッシュ狙いで使われることが多いのが、ベイトタックルです。

理由としては、ロックフィッシュが障害物周りにいることが多く、ヒットしたら強烈なファイトをするため、それに合わせてパワーのあるベイトタックルが必要とされるからです。

ロッド、リール、ラインからフックまで強靭なものが求められます。

まずロッドですが、長さは7フィート以上でミディアムヘビー以上のパワーを持つロッドが使われます。

長さは障害物を上手くかわしつつルアーをアクションさせるためと、ヒットした時にできるだけ早く障害物から引き離すためのストロークが必要となるからです。

ロッドにラインが沿っているベイトロッドはそのブランクスの性能を引き出せるのでパワーがあります。

ベイトリールに関してもロッドと同じ理由でパワーがあるので、使われることが多いです。

ベイトリールはラインが真っ直ぐに巻き取れるので、ラインの強度があればパワフルな引っ張り合いが魚と出来、障害物に引っ張り込まれることを防ぎます。

また、障害物の高低に合わせてクラッチを切ることでよりタイトに攻めていくことが出来るでしょう。

ラインに関しては、PEラインもしくはフロロカーボンラインが使われます。

この2つに関しては好みで選ばれることが多いですが、初心者はフロロカーボンラインを使ったほうが良いのではないかと思われます。

ルアーはソフトルアーが使われることが多いです。

根がかりしやすい根回りではハードルアーはあまり使われることはありません。

ソフトルアーはボリュームを持たせてアピール力が大きなものが好んで使われます。

シャッドテールタイプやクロー系がロックフィッシュ用としては多いです。

釣り方の基本

釣り方は基本的に底を取ることから始まります。

キャストしたらしばらくラインをフリーの状態にしておき、ルアーが着底するまで待ちます。

着底の合図はスルスルと出ていくラインが止まることです。

手元にも少し「トンッ」といった感覚で伝わってきます。

この着底の合図は一瞬ですので、見逃さないようにしておきましょう。

着底したらロッド、もしくはリールでラインを巻き取っていく、リフト&フォール、もしくはスイミングが多用されます。

甲殻類を捕食していたり、起伏が激しい場所を狙っていくときにはリフト&フォール、小魚を捕食していたり、斜面やフラットな地形を狙っていくときにはスイミングと使い分けてみてください。

そうしているとバイトがあるタイミングが出てきますが、バイトが合ったらフルパワーでフッキングしてそのままリールのハンドルを躊躇することなく巻いていきましょう。

躊躇してしまうと根に引き込まれてしまいます。

ある程度根から引き離したら大丈夫なことが多いですが、油断せずに取り込むようにしてください。

おすすめのベイトリール

最後におすすめのベイトリールを紹介しておきます。

ロックフィッシュでおすすめしたいのは、レボ ビッグシューターコンパクトです。

ギアボックスが非常に大きな割にパーミングプレー度側は小さいのでしっかり握り込むことが出来ます。

また、ギア比が8となっており、巻き取りが非常に速いですので、ヒットした後のアドバンテージが大きいです。

ギア周りはしっかりと強度を持たせているにも関わらず、価格的には2万円台となっていますので、かなりおすすめです。

まとめ

今回はベイトリールで狙うロックフィッシュについて解説してきましたがいかがだったでしょうか?

ロックフィッシュは非常に釣り味がよいので、他のバスフィッシングやシーバスフィッシングを楽しんでいる方もその魅力に引き込まれることと思います。

ぜひ今回の記事を参考にしてロックフィッシュにチャレンジしてもらえると嬉しく思います。







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