ベイトリールで良く使うワームのカラー! 多彩な種類の使い分けとは?

ベイトリール

SHIMANO(シマノ) リール 17 バスワンXT 150 RIGHT

ベイトリールでブラックバスフィッシングをするときに多くの人が使うのがワームだと思います。

その価格や使うリグを選ばない性能が多くの人に使われる理由でしょう。

そんなワームでかならず誰もが悩むのがカラー選びでしょう。

今回はそのワームのカラーについて、多彩な種類を使いこなしていくための知識を皆さんにお届けしたいと思います。



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カラーは使い分けで釣果が決まる

ブラックバスで使うワームに多くのカラーがあるのはなぜでしょうか。

それはなんといっても状況によって使い分けをしていく必要があるからでしょう。

特にこれだけ多くのカラーがある釣り具も珍しいと思います。

ブラックバスが生息しているのは特に太陽の光の影響を受けやすい水深であるので、どのカラーであってもしっかりと発色します。

ただし、このカラーの使い分けにおいては特に初心者が迷うところであり、上級者であっても時にリズムを狂わす原因となります。

しかし、カラーは基礎的な使い方をしっかり把握しておくことが釣果を安定させるキーワードとなります。

それでは下記にブラックバスフィッシングにおけるカラーについての解説をしていきたいと思います。



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レッド

まずは釣具屋で見ていても非常に映えるレッドから解説していきます。

レッドは水中においてまず発色を無くすカラーと言われています。

光の透過の質を考えたもので、実際に水中にレッドやブルーのカラーを沈めた映像を見たことがありますが、レッドは一番最初にブラックっぽくなっていきました。

これから発想したいのがカラーの色覚変化による効果です。

どういうことかというと、レッドは簡単にブラックへと変化しやすいということを逆手にとり使う場所を選ぶわけです。

その具体的なこととして私がやっているのが、濁った水域の浅瀬です。

こういった場所は光が届きつつも、濁りといった光の遮断をするのでよりレッドが複雑なカラーの色覚変化をできると思うからです。

他にも夏のクリアウォーターにおいて定番のカラーとしてレッドをフォーリングメインで使っていたりもします。

ジューンバグ

ジューンバグというカラーはブラックバスフィッシング以外ではあまり見られないと思います。

このカラーの由来は6月の甲殻類からきているようです。

ですので、カラーに英語のジューンが入っています。

薄いパープルともブルーともいえないようなカラーですが、名前の通り6月に効果を発揮しやすいです。

この時期の甲殻類が丁度このようなカラーになることがあるらしく、それで効果的となっているようです。

特にボトムを釣っていくようなテキサスリグやジカリグで使ってみてもらいたいカラーとなっています。

オレンジ

自然界には無いカラーですが、私のなかではナチュラル系に属するカラーです。

ナチュラル系といっても信じられないようですが、これが水が濁ったマッディーウォーターになると話が変わってきます。

マッディーウォーターでは水中に粒子が舞っていて、それが原因で光が遮断されたり、膨張の手助けをしたりします。

このマッディーウォーターにおいてオレンジはとても水になじむ感じとなります。

これを実際に使っていると、プレッシャーが高いような場所でオレンジは効果的だったりしますので、ブラックバスにとってナチュラルなカラーになるのだろうと思っています。

イエロー

イエローも自然界にはまずないカラーです。

しかし、ブラックバスは果敢にイエローのワームにもアタックしてきます。

この理由としては膨張にあるようです。

イエローは水中で光が当たるとぼわっとしたような感じになります。

これが特に活性が高く、思考が非常に回っているブラックバスにとっては「これは何?」といった感じになるようで、手がないブラックバスにおいては口でくわえてみて確かめるといったようになります。

結果としてこれがバイトとなり、釣れるというわけです。

仮に一つ持っておくと、釣れない時の切り札となってくれる可能性を秘めているカラーです。

ウォーターメロン

地味なカラーですが、ブラックバスフィッシングにおいて一番といってもよいほど人気のあるカラーです。

たいていワームのボディー内にはブラックのラメが入っていて、地味なグリーンの全体といった見た目をしています。

このカラーが釣れやすいとされている理由はブラックバスに見つかりにくいといった理由のようです。

もしこのカラーがボトムでじっとしていたらそれはなかなか見つかりにくいことでしょう。

このウォーターメロンカラーが動くと、ブラックバスにとってワームを自分が見つけた、自分に驚いて動いたと勘違いするのでしょう。

ワームのカラー選びでまず迷ったら買っておくべきカラーです。

ブルー

時として他のカラーを圧倒する釣果を出すのがブルーです。

ブルーは特に濁った水においての釣果が上がりやすいです。

ブルーは水中で最も残りやすい色とされています。

先に述べた水中での実験においてもブルーは最後の方まで見えていました。

濁った水においてはブラックバスにワームを認識してもらうことが第一となりますので、そういった状況で使ってみてもらいたいカラーです。

ブラック

水中ではっきりとしたシルエットでブラックバスにアピールできるのがブラックです。

ブラックはプレッシャーが高い釣り場でもシルエットが小さく見せられるので、好んで使う人も多いです。

またシルエットがはっきりすることを利用して、極端に活性が下がった状態での釣りにも使われます。

そういった時にはカラーもですが、波動の強いカーリーテールやバイブレーションテールのものを使っていくとよいです。

またリグに関しても障害物をタイトにしっかりと狙えて、かつフォーリングでもブラックバスにワームの存在を知らせることができるテキサスリグが良いと思います。

ホワイト

ブラックと対照的なのがホワイトです。

ホワイトはすべての光を反射しますので、膨張色としての意味合いが強いです。

また視認性があるので、サイトフィッシングでもよく使われます。

ブラックはプレッシャーに対してシルエットでアプローチしますが、ホワイトは認識しづらいといった逆の意味でのプレッシャー対策として有効です。

ツートン

ワームの中でも上下でカラーが2つ入っているものをツートンカラーと呼びます。

これは組み合わせが多く、どれを使っていいか非常に悩むと思います。

基本的には上下の色がはっきりと違うものを使っていくとよいでしょう。

このツートンカラーは基本的にはアクション時における明滅の効果を狙っています。

ですので、リグとしてはシェイキングをメインとするダウンショットリグ、リトリーブによるローリングを引き出すことができるジグヘッドやテキサスリグで使っていくとよいと思います。

ワームにはベイトリールが相性がよい

最後になってしまいましたが、ワームの釣りではキャストの精度やフッキングにおいてのメリットからベイトリールがおすすめです。

とくにフッキングにおいてはスピニングリールと違って、直後のファイトのやりやすさまで実感すると思います。

ベイトリールはキャストする総重量によって大きさを決めていくとよいです。

まとめ

今回はベイトリールで使うワームのカラーについて解説してきました。

今回挙げたのはあくまでも一例であり、ワームにはもっと多くのカラーが作られていて、その細分化はどんどん増えていっています。

しかし、繰り返しになりますが、基礎的な部分はずっと変わらないので、ぜひ今回の記事の内容を参考にしてもらえたらいいなと思います。







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