ベイトリールのギア比って何?基礎から使い分けまで教えます

ベイトリール

歯車

ベイトリールの説明に書いてあるギア比という言葉。

これって何なの?と疑問を持たれる方も多いはず。

長年釣りをやってきた私も初心者の頃は、ギア比についてわかりませんでした。

店員さんに勧められるがままにベイトリールを買って使っていました。

でも、ギア比って実は向いている釣りがあることや、使い分けで釣果に差がでることをご存知ですか?

そんなベイトリールのギア比について、基礎から使い分けまでお教えしていこうと思います!



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そもそもギア比とは?

そもそもギア比って何のことかさっぱりわからないという人が多いと思います。

リールをよく見てみると、「6.3:1」とか「7.0:1」という表記がどこかにされているはずです。

ギア比とはハンドル1回転に対してスプールが何回転するかという比率のことです。

例えば、「7.0:1」というと、ハンドル1回転に対してスプールが7回転しますということになります。

またギア比によって、「ローギア」「ノーマルギア」「ハイギア」と大きく3つに分類されます。

次からはそれぞれのギア比の使い分けについて紹介していきます!



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まず1台ならノーマルギア!

ギア比が6.0前後のものがノーマルギアと呼ばれます。

ノーマルギアは、巻き取りのスピードと力のバランスが取れているのが特徴です。

クランクベイトやスピナーベイトといった巻物から、ワームやラバージグといったボトムの釣りまで何でも万遍なく使いやすいのがノーマルギアです。

まずベイトリール1台で何でも使いたい人にはノーマルギアがおすすめです!
ノーマルギアのベイトリールでいろんな釣りを試していくうちに、自分が好きな釣り方が出てくると思います。

自分の好きな釣りが出てきたときに、ローギアやハイギアのベイトリールを手にすることを考えていいと思います。

次は他の2つのギア比の使い分けについて紹介していきます!

巻物におすすめのローギア!

ギア比が5.0前後のものがローギアと呼ばれます。

ローギアのベイトリールは巻き取りのときに力があるのが特徴で、巻物向きのギア比になります。

巻き取りに力があると何がいいかというと、巻き取り時のブレが少なく安定することがあげられます。

安定した一定のスピードで巻き続けることで効果を発揮しやすいクランクベイトやバイブレーションといったルアーがローギアには向いています。

また、巻き取りに力があるので、バスとのファイトがしやすいです。

ちょっと強引なやり取りが必要なときや、ビッグバスがヒットしたときにその力を発揮してくれます!

ノーマルギアを使っていて巻物系ルアーを使うことが多い人、もしくは俺は巻物ルアーしか使わんっという人(笑)におすすめのギア比です!

ワームやラバージグ向けのハイギア!

ギア比が7.0前後のものがハイギアと呼ばれます。

とにかく巻き取るスピードが速いのが特徴です!

この特徴を活かせるのは主にワームやラバージグを使った釣りになります。

アワセを入れるときのラインスラックの巻き取りや、ルアーの回収のときにそのギア比の高さから来る巻き取りの速さが役立ちます。

デメリットとして少し巻き取りの力が無いことが挙げられます。

でもこの力の無さも使い方によってはメリットになります!

例えばですが、私はクランクベイトを使うときにハイギアのベイトリールを使ったりします。

巻き取りの力が無いことで、ちょっとしたルアーの変化がわかりやすいです。

これは上級の使い方にはなりますが、参考にしていただけると釣果に差をつけられると思います!

まとめ

ベイトリールのギア比についてまとめると以下のようになります。

・ギア比とはハンドル1回転に対してスプールが何回転するかという比率のこと
・ギア比によって「ローギア」「ノーマルギア」「ハイギア」と呼ばれる
・まず1台ならノーマルギアがおすすめ!
・巻物につかうならローギアがおすすめ!
・ワームやラバージグの釣りならハイギアがおすすめ!

以上を参考にしてさらにベイトリールを使いこなしてみてください!
使いこなせれば釣果アップ間違い無しです!






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