ベイトリールのハンドル軸のカスタム! 自分で選んでセッティングしてみよう!

ベイトリール

ベイトリールをはじめとして、ブラックバスフィッシングで使う道具というのはたくさんあります。

そのいろんな道具ですが、それぞれでみんなと同じものを使っていてはなんとなく嫌という人もいるのではないでしょうか?

そんなときにはカスタムして釣具を使ってみると良いと思います。

今回はそんなカスタムの中でもベイトリールのハンドル軸のカスタムを、どうやっていけばいいのか紹介していきたいと思います。



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ハンドル軸とは

まずは、ハンドル軸についてどんなものなのか解説していきます。

ハンドル軸とは、金属などでできているコの字型の部品となります。

このハンドル軸がしっかりしていないと巻き取りに不都合が出てきます。

基本的には強度のある素材で作られています。

それではどんな種類があるのかを下記に紹介していきたいと思います。

ハンドル軸の素材の種類

ハンドル軸には強度のある素材が使われていますが、大きく2種類あります。

1種類目は金属です。

アルミ素材をはじめとする強い金属素材が使われています。

2種類目はカーボン素材です。

炭素繊維を用いてあり、こちらも強度はしっかりあります。

それぞれのメリットとしては、金属素材についてはやはり金属特有の強さです。

ベイトリールは力強く巻くことができる巻き上げの力がメリットですので、それを活かすようにハンドル軸もしっかりしておかなくてはなりません。

さびにくいというのもメリットとして挙げられるでしょう。

次にカーボン素材ですが、これは軽さと感度というメリットがあります。

カーボン素材はロッドのブランクスにも多く使われるように、軽量で強度があることが特徴です。

このカーボン素材を密にすることでたわみが少ないハンドル軸を作ってあります。

そして感度という面においては、ロッドを考えてみると分かると思います。

特に巻き物系ルアーを使うときにはぜひ使ってもらいたいハンドル軸素材です。

ハンドル軸の長さ

ハンドル軸には数種類の長さがあります。

たいていですが、80ミリ、90ミリ、100ミリの3つになると思います。

短いほうのハンドルでは回転半径が小さくなるので、感度や取り回しが良くなる傾向があります。

主に巻き物系の釣りや繊細なベイトフィネスのような釣りのときに使っていくとよいと思います。

長くなると力が要れやすくなるのでパワーが必要な場合に有利となってきます。

カバーにルアーを撃っていきバスを引っ張り出してくる釣りや、ビッグベイトのような大きなルアーを使っていくときにおすすめです。

ハンドル軸の形状

ハンドル軸には2つの形状があります。

一つはストレートタイプ、もう一つはクランクタイプです。

ストレートタイプは主に目立った特徴はありませんが、製造が単純なため価格が少し低いという感じです。

クランクタイプはハンドルがよりボディーに近寄ることにより巻きブレを少なくする効果があります。

価格的には少し上がるような形です。



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ハンドル軸のおすすめカスタム方法

では具体的にどんなハンドル軸のカスタムがおすすめかを紹介していきます。

ずばりおすすめするのは、カーボン素材のクランクタイプです。

長さについては釣りに合わせて考えてもらえるとよいと思います。

短いものは感度優先の釣りにおいて、長いものはパワー優先の釣りにおいて使っていくとよいです。

カーボン素材のクランクタイプにハンドル軸を変えることによって、巻きが安定するようになり素材自体の感度の良さで水中の様子が手元に伝わってきます。

実際に水中の様子を感じ取りやすいのは、ハンドルを握っている手になりますので、ここをカスタムすることは非常にメリットがあります。

カーボン素材のクランクタイプのハンドル軸は多くのメーカーから販売されています。

それぞれベイトリールによってギア軸の大きさが変わってきますので、カタログやサイトで確認してもらい、自分の持っているリールに合わせたセレクトをするようにしてください。

実際のハンドル軸交換方法について

ではここからは実際にハンドル軸を交換する手順について解説していきます。

ここで解説する内容は基本となりますので、実際には各メーカーによって順序や手順が変わることがあると思いますので、それぞれで対応されてください。

それではかきに解説していきます。

1.ハンドルロックナットを外す

まずは、ハンドルを固定しているナットを外します。

このナットについてはたいていカバーが付いています。

小さなビスで止まっていることが多いですので、そのビスを外してあげると簡単にカバーは外れます。

ロックナットに関しては、スパナで外せるものが多いです。

傷を入れないようにしっかり大きさを合わせて回すようにしてください。

2.ハンドル軸を外す

ロックナットが外れたら、ハンドル軸は取り外せるようになります。

このときにスタードラグなどが飛び出さないように気を付けてください。

中にバネが入っていたりしていますので覚えておくとよいでしょう。

ハンドル軸にはワッシャーなど薄い金属板が付いていたりしますので、無くさないようにしましょう。

ここで黒くなったオイルなどがあれば拭き取っておきましょう。

3.ハンドルノブを外す

ハンドル軸が外れたら次にハンドルノブを外します。

まず、ハンドルノブの外側に位置する場所にはまっているのがハンドルノブキャップです。

このハンドルノブキャップの役割は、ハンドルノブを止めているビスや、そこにあるベアリングにゴミが入らないように防ぐものです。

これを取り外すと中にビスがあると思いますので外してください。

外すとハンドルノブが取り外せるようになります。

このときにボールベアリングやワッシャーが残らないようにしておいてください。

ここでできればですが、内部を成層しておきましょう。

パーツクリーナーを吹き付けて汚れを取り、オイルを注入しておくとハンドル軸交換後もスムーズに稼働してくれます。

4.元通りに組み立てる

ここまでできたらあとはハンドル軸を新しいものにして元通りに組み立ててください。

取扱説明書を見たり、分解していくときに順番通りに部品を並べるなどして、順番を間違わないようにしましょう。

組み立てるときにコツがいるのがハンドルロックナットとそのカバーを合わせるときです。

形がどうなっているかをしっかり見てから角度の調整をしてみるようにしてください。

ハンドル軸を交換するときに気を付けたいこと

ハンドル軸を交換するときに気を付けたいことは、ビスのネジヤマを絶対につぶさないことです。

これが潰れてしまうと、メーカーに出してもなかなか対応できなかったりします。

これを防ぐためには、良いドライバーを使っておくことがまず第一条件です。

安いドライバーだと柔らかかったり精度が良くなかったりしますので、余計な力を入れてしまい、結果としてネジヤマをつぶしてしまったりします。

そしてビスを回すときには押しつつ回すということが大事です。

これをせずにネジヤマにドライバーの先が浅く入っているときに回すとこれもネジヤマをつぶす要因となってしまいますので気を付けてください。

まとめ

現在ではベイトリールのカスタムに作っているメーカーも動いている様子が見られます。

それだけブラックバスフィッシングの道具にこだわってきた人も多くなっているのでしょう。

カスタムすることで所有していることの優越感や、道具を大事にしようという気持ちも出てくるのではないかと思います。

今回の記事を参考に、ぜひハンドル軸をカスタムしてはいかがでしょうか。







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