ライトジギングロッドで狙う太刀魚! そのタックルと釣り方を解説!

ジギングロッド

メジャークラフト(Major Craft) クロステージ CRJ-S60LJ

太刀魚をライトジギングロッドで狙っていく釣り方が確立されてはや数年が経ちました。

釣れる時期が来ると、船団ができるくらい今では人気の釣りものです。

ただし、まだ太刀魚釣りに挑戦したことが無い人も多いのではないでしょうか?

今回は太刀魚のライトジギングを経験している私から、タックルと釣り方を解説していきたいと思います。



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太刀魚とはどんな魚か?

太刀魚とは他の魚とは違った見た目をしています。

非常に柔軟な体で、縦に泳ぐようにして獲物を待ち構えています。

人間が思っている以上に素早く縦へも横へも泳ぐことができます。

群れで生活することが多いようで、船の中で誰かが釣れれば周りも続けて釣れることが多いです。

そのチャンスを逃さないようにしていくのが釣果を伸ばすコツです。



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太刀魚で使うライトジギングロッドとは?

太刀魚で使うライトジギングロッドは、スピニング用のロッドです。

なぜなら、太刀魚の釣りではメタルジグを使うことが多いですが、そのメタルジグの大きさは30グラムから100グラムを超えるものまでさまざまだからです。

そしてそのほとんどがフォールを意識することで釣果を伸ばすことができます。

太刀魚は逃げるものよりも、落ちてくるものに対してよく反応するからです。

また、スピニングタックルであれば、常にリールといった重量のあるものの重心が下にあるため、長時間の釣りでも疲れにくく集中力を保つことができるからです。

長さは6フィートくらいがメタルジグをアクションさせたり、やり取りをして船に取り込むときに丁度良いです。

太刀魚に適したリールとは?

太刀魚にはスピニング用のライトジギングロッドが良いことは先に伝えましたが、それに適したリールの大きさは3000番くらいの大きさです。

このクラスのリールであれば、ラインの巻き量、巻き取りの強さ、重さのバランスが取れていて、太刀魚釣りに適しています。

太刀魚は思っている以上にヒットすると回ったり、バックするなど他の魚には無いファイトをしてくれます。

力も非常にありますので、巻き取りの力があるリールが必要になります。

ハンドルノブはT型のものがおすすめです。

ラインの選び方

太刀魚のライトジギングではPEラインを主に使います。

ラインの太さは1号から2号くらいまで人によってさまざまです。

ちなみに私はPE1号を使っています。

理由としては、潮の流れの影響を受けにくいこと、使うメタルジグの重さが幅広いことが挙げられます。

それと色付きのラインを選ぶようにしています。

太刀魚はフォールでバイトしてくることが多いので、それを見やすくするためです。

できればですが、ラインにマーカーが入ったものを使うとよりフォールでのバイトが分かりやすいです。

フロロリーダーとワイヤーどちらを使うべきか?

太刀魚は歯がとても鋭いので、ルアーの近くには対策を施します。

選択肢は2つあり、1つはフロロリーダーを使いこと、もう1つはワイヤーを使うことです。

フロロリーダーは太刀魚に違和感を与えにくいものの、歯で切られてしまう可能性があります。

ワイヤーは歯で切られることはないものの、太刀魚に違和感を与えやすいです。

私の場合ですが、フロロリーダーを使うようにしています。

歯で切られないようにする対策として、メタルジグのテールのみにフックを付けるようにしています。

頭側にフックを付けてしまうとやはり歯にリーダーが当たる可能性を高めてしまうからです。

ラインの結節でおすすめのノット

PEラインとリーダーの結束にはFGノットがおすすめです。

FGノットとは、リーダーにPEラインを編み込むような形で結び、非常に強度が安定し、ガイドへの干渉も少ないノットです。

初心者の方はいろんな結び方を覚えていくよりも、強度のある結び方をずっと使い続けて慣れていくほうが良いと思います。

このFGノットは他の魚釣りでも使え、ジギングでブリなどを狙っている人も愛用しているノットです。

ぜひ覚えてみてください。

メタルジグの選び方

太刀魚のメタルジグは深さに合わせて30グラムから100グラムくらいまでのものが使われます。

重さはできるだけ多くそろえていたほうがいろんな状況に対応できます。

形状は横幅のあるタイプがおすすめです。

細い形状だとアクションは良いですが、フォールが早すぎたりするので太刀魚にはあまり向きません。

横幅のあるタイプだとヒラヒラとフォールして太刀魚にバイトするタイミングを与えることができます。

色は潮の濁り具合や天候によって色はかなり左右されますので、レッドゴールド、シルバー、ゴールド、ブルーピンク、パープル、グローなどを基本にして揃えて持っておけばよいでしょう。

フックはテールにのみセットすることをおすすめします。

太刀魚の誘い方

太刀魚のメタルジグの誘い方の基本は、ワンピッチジャークです。

ワンピッチジャークとは、ロッド1アクションごとにリールのハンドルを1回転というリズムです。

イメージとしては、メタルジグを横にスライドさせるようにして、そのあとのフォールでヒラヒラと落ちていくようにしていく感じです。

あまり連続してジャークすると釣果はあまり伸びないように思います。

バイトが集中するのはフォールの時で、ラインの状態をよく見てバイトをとっていきます。

メタルジグのフォール中にラインが緩んだり、逆に引き込まれたら即フッキングするようにしてください。

そうしないと太刀魚はメタルジグの硬さに違和感を感じてすぐに離してしまいます。

ヒットしてからのやり取りから取り込みまで

太刀魚がヒットしたらロッドを固定した状態でラインを巻き取るようにしていきましょう。

ポンピングといった動作はバレる原因になります。

太刀魚は強く引いたり、時には外れたのではないかというくらいすーっと上がってくることがあります。

しかし、船に気づいた途端にまた暴れ出すことが多いです。

なので最後まで気を抜かずにファイトするようにしてください。

水面まで上がってきたら大きさにもよりますがあまり重量のある魚ではないので、水から引き上げてしまえることがほとんどです。

大きな場合はネットを使うようにしましょう。

一度船に引き上げたら、置いてしまうほうが安全です。

大人しくなったところでルアーを取り外しにかかることをおすすめします。

太刀魚におすすめのライトジギングロッド

「メジャークラフトのクロステージシリーズ・CRJ-S60LJ」

メジャークラフト(Major Craft) クロステージ CRJ-S60LJ

私が太刀魚におすすめするライトジギングロッドは、メジャークラフトのクロステージシリーズ・CRJ-S60LJです。

このロッドはスピニング用で、様々なジグの重さに対応が素早くできます。

ベイトロッドだと、ジグを落とし込むときのラインテンションの保ち方などにコツと慣れがいるからです。

素早くジグを落とすときには、ラインがバタつくことがあります。

特にPEラインだとバタついたラインがガイドに絡まってしまうことがあります。

その対策としてこのロッドには、絡みにくいKガイドが採用されています。

ガイドリングも摩擦熱の放出性に優れたSicで安心してPEラインを使うことができます。

価格が非常に抑えられていてコストパフォーマンスに優れています。

おすすめですのでぜひ使ってみてください。

まとめ

最後になりますが、太刀魚はとても歯が鋭い魚です。

釣り上げたら手で持つようなことを初心者はしないほうが良いでしょう。

指などが歯に触れると怪我につながってしまいます。

私はフィッシュグリップ、もしくは魚を掴むハサミを持って行っています。

これがあることでジグを太刀魚の口から外すときなどに怪我をしたことが1度もありません。

くれぐれも怪我には気を付けて、ライトジギングロッドを使った太刀魚釣りを楽しんでください。







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