レンタルボートに乗ってエギングロッドで楽しむメバルの胴付き釣り

エギングロッド

OGK(オージーケー) 万能先調子 110M BSC110M

エギングロッドはアオリイカやコウイカ以外にも非常に多くの魚種を釣ることが出来ます。

今回紹介するメバルもそんな魚種の1つと言えます。

そこで今回は趣向を変えて、堤防周りから釣るのではなくレンタルボートを借りて自分が船長となって楽しむ方法について、タックル面なども含めて簡単にではありますが紹介したいと思います。



私が絶対おすすめするエギングロッドランキングはこちら





オフショアという選択肢

釣りと言うのはある程度年数を重ねていくと「もっと自分でポイントを開拓してみたい」という欲求が生まれてきます。

勿論、堤防やサーフといった手軽にエントリーする事ができる場所でも新しいポイントを開拓することは可能ですが、やはりより広大な範囲を開拓してさらに多くの魚を、あるいはさらに大きな魚を釣りたいというのであれば、沖に出るしかありません。

ひとたび沖合に出ればそこにはショアからの釣りとは全く別物と言っても良い世界が広がっているので、自分の理想のポイントをひたすらに追いかけることも可能です。

今回紹介するメバルでも、身近な足場の良い堤防から釣るということも確かに出来るのですが、やはり沖合に出れば良い日に当たれば数も型も堤防からの釣りとは比べ物にならないような爆発的な釣果を得る事が出来ます。

また、アタリが多いということはそれだけ心に余裕を持って釣りに望むことができ、普段は試せなかった新しいメソッドや仕掛けなども試験的に導入しながら挑戦することができて、レベルアップにも繋がります。



私が絶対おすすめするエギングロッドランキングはこちら





安く抑えられるレンタルボート

しかし、船というのは所有している限りその大きさを問わず何かと細かなメンテナンスが要求されます。

船底も放っておけばすぐに牡蠣殻やフジツボがびっしりと付いて船が走らなくなりますし、エンジンにしてもひとたび沖合に出てトラブルが起きると命に直結するので、面倒でも日々のチェックは欠かすことが出来ません。

そして単純に中古ボートを買うとしても100万円以上の出費は免れず、経済的にも非常に苦しくなってしまうというアングラーの方も多いのではないでしょうか。

そこで是非とも利用したいのが「レンタルボート」です。

レンタルボートであれば船舶免許さえあれば誰にでも借りることが出来て、最近では魚群探知機なども貸出しているショップが多くあるので、より効率的に釣りを楽しむことが出来ます。

使用するロッドは感度の良いエギングロッド

ボートでのメバル釣りでは、エギングロッドが1本あれば十分に楽しむことが出来ます。

エギングロッドは1本あればメバル以外にも様々な釣りに応用することが出来ますので、持っておいて損はありません。

値段も1000円を少し超えるくらいの格安のものも中にはありますので、最初はそうしたものから揃えるのがおすすめです。

安いロッドは性能が落ちるのではないかと思われる人もいるかもしれませんが、確かにルアー釣りをメインに行うのであればロッドの性能が釣りに及ぼす影響もかなりのものとなるかもしれませんが、エサ釣りの場合はそれほど関係無いと言って良いです。

アタリもルアーに比べるとダイレクトに竿先に伝わるので見逃すこともありません。

仮にメバリングをメインの釣りとして、エサ釣りをサブの釣りとするのであれば5000円代のロッドがあれば十分と言えます。

小型のスピニングリールが2台あれば釣りは成立

メバル釣りは相手の引きも青物のように強烈ではありませんので、小型のスピニングリールが予備も含めて2台ほどあれば十分楽しめます。

本当に性能にこだわらないのであれば1000円も出せば手に入れることが出来ますし、3000円も出せば十分高性能なものが見つかります。

リールに限らず釣り道具の値段は上を見れば本当にキリがありませんので、値段を参考にするのではなく、自分がある程度納得することが出来るものを利用するのが良いです。

ちなみに、水深50メートルを超えるような場所を探る場合はもちろんスピニングリールでも楽しむことは出来ますが、可能であればベイトリールの方がクラッチ操作1つで仕掛けの落下をコントロールすることが出来るので使い勝手は良いです。

なので、浅場用にスピニングリールを1台、深場用にベイトリール1台を用意しておくのも1つの方法と言えます。

PEラインは1号でも強度十分

メバル釣りに使用するPEラインは1号あれば十分です。

それ以上のラインでも釣れなくはないですが、細ければ細いほど感度も比例して良くなるのでいたずらに太くする必要性はどこにもありません。

ショックリーダーもナイロンラインの4号程度を結んでおけば切られることはありません。

仮に水深20メートルよりも浅い場所を中心に攻めるというのであれば、ナイロンラインをメインラインに使用したのでも釣り自体は十分成立しますし普段PEラインを使い慣れていないというのであればそちらの方がトラブルもなくおすすめです。

胴付き仕掛けが浅場から深場もオールマイティーに攻められて有利

メバル釣りと一言に言っても様々な仕掛けがありますが、オモリの重さを変えることで浅場から深場まであらゆる層を探ることが出来る胴付き仕掛けが初心者にも扱いやすいです。

ハリスはどんな場合も基本的には0.8号で統一したのでかまいません。

30センチを超えるような大きさのメバルは切られるのではないかと思うかもしれませんが、強引にやり取りしない限りドラグを効かせてやり取りすれば問題ありません。

もし不安なようであればハリス1号に上げると良いです。

エサはシラサエビが基本だが、大型を狙うのであれば小魚も有力

胴付き仕掛けで使用するエサは基本的にはシラサエビで十分ですが、もし25センチ以上の大型に的を絞って狙いたいというのであればモロコや小イワシなどの生きエサがあれば最高です。

やはりメバルも大きくなればなるほど魚食性が強くなるようなので、小~中型メバルが沸いているようなポイントであってもそうした生きエサを利用することでリリースサイズのヒットを避けて釣れる可能性が高くなります。

船を流す際はポイントに近づきすぎないように注意

ボートでの釣りで注意したいのが、船をどこまで流すのかということです。

メバルは非常に神経質で臆病な魚なので、ボードのエンジンによる振動で活性を下げてしまうのはどうしても避けたいところです。

従って、潮の流れと風を判断してポイントの数十メートル潮上からボートを流して、ポイントを通過する少し前くらいからエンジンを切るというのも食いが渋い日には試してみたい所です。

取り過ぎにも注意

この釣りは先述のように、堤防からの釣りと比べて圧倒的に数を釣りやすいです。

それ故に、乱獲には注意が必要です。

根魚というのは成長が非常に遅く、一度そのポイントの魚を釣り切ってしまえば個体数が元に戻るまで大変な時間が掛かるので、自分が必要な分だけを釣ってあとはリリースするか別のポイントに移動するようにしましょう。

活性が高い日に当たれば仕掛けを入れるだけで誰にでも簡単に釣れてしまうだけに、釣り人それぞれが注意したい所です。

まとめ

今回はレンタルボートを借りてエギングロッドで楽しむメバルの胴付き釣りを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

この釣りは簡単な仕掛けを使う分、非常に奥が深いです。

自らが船長となって自由な発想で釣りを楽しんでみて下さい。

遊漁船に乗って船長にポイントに連れて行ってもらう釣りとはまた違った楽しさがそこには広がっています。







エギングロッド