冬のシャローは大きなブラックバスが狙える!攻略に必要なルアーとベイトリールのタックルとは

ベイトリール

ジャッカル 想流 ソウルシャッド58SP その2

冬はブラックバスにとって厳しい季節であることは間違いないですが、それでもシャローウォーターに居るブラックバスが居ます。

これにはちゃんと理由がありますが、そのシャローウォーターにはビッグバスがいる可能性が高いです。

ビッグバスをばらさないようにするにはやはりベイトリールがよいでしょう。

今回は冬のシャローウォーター攻略について必要なルアーとベイトリールタックルについて解説していきます。



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冬のシャローに大きなブラックバスが居る理由

冬は基本的に誰でも狙っていくのがディープウォーターだと思います。

ディープウォーターは水温が急激に変化したりしないので、ブラックバスにとっては厳しい冬を乗り切るための選択肢となっています。

そのディープウォーターを狙っていくのが定石ですが、冬でもシャローウォーターを狙っていくのもよいです。

それは冬のシャローウォーターには釣れればビッグバスである可能性が高いからです。

ビッグバスは体力があるので、シャローに居てもどうにかやり過ごせます。

なぜシャローに居るのかというと、来る春には一番最初に産卵エリアへと入っていくことができるからです。

ディープウォーターに居るブラックバスは春の産卵に入る前には、深度別の水質に慣れつつ徐々にシャローに上がってこなければなりません。

これには結構な時間が掛かります。

なので狙う場所としては、産卵エリア近くのシャローにある何かということになります。

特に縦ストラクチャーと言われる立ち木や橋脚が狙い目となってきます。

ちなみにですが、冬のシャローとは3メートルくらいまでの深さと思っておくとよいでしょう。

冬のシャローのビッグバスはとにかくうれしいのでぜひ狙ってみてもらいたいです。

続けて、冬のシャローのビッグバス攻略におすすめのルアーを3つ紹介していきます。



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シャッドプラグ

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シャッドプラグとは、小魚の形を模したリップが長めのルアーのことです。

長いリップで2.5メートルより深い場所を狙っていくことができます。

非常にこまかでピッチが速いアクションが特徴で、ウォブルとロールのミックスアクションでブラックバスを誘います。

また、サスペンドと言われる水中での停止ができるのも冬のシャローのビッグバスに効果的です。

やはりビッグバスであっても冬は動きが鈍いので、追いつかせるためにサスペンドという仕様は効果的です。

シャッドプラグが特に有効な状況

シャッドプラグが特に有効な状況は、天候や水温の条件が厳しくなればなるほど有効になります。

どういうことかというと、他のルアーではバイトを引き出すことができなかったり、ルアー全体をブラックバスが吸い込みきれない時といった状況です。

私はシャッドプラグで水温4度の状況でもバイトさせたことがあります。

シャッドプラグのタイトなアクションと潜行深度は、冬のシャローウォーター攻略には必須です。

しかし、そのシャッドプラグの性能を活かすには、タックルバランスがとても重要になってきます。

シャッドプラグにおすすめのベイトリール

シャッドプラグは軽いので、その軽さでもキャストできるベイトリールを使っていきましょう。

選ぶのはベイトフィネス用とされているものがよいでしょう。

ベイトフィネス用のリールは軽いものを投げるのに適しており、シャッドプラグに必要なポンド数のラインも十分巻くことができます。

また、ベイトリールを使うことでリトリーブのときに手元のブレが少なくなります。

手元のブレが少なくなると、冬のビッグバスの繊細なバイトをより感じとれるようになります。

シャッドプラグには、軽いウエイトでもキャストできるベイトリールを選んでみてください。

シャッドプラグに求められるロッド

冬のシャッドプラグに求められるロッドはとにかく柔らかいものです。

冬のブラックバスはバイトが非常に弱く、フックアップさせるタックルセレクトをしないといけません。

ロッドの硬さはウルトラライトからライトパワーくらいがよいでしょう。

柔らかいロッドはシャッドプラグのアクションを最大限に活かすことができ、またブラックバスのバイトを弾きにくいです。

バイトがあったら、徐々に力を入れるフッキングをするとよいでしょう。

ロッドの長さに関しては、6.3フィートくらいのものがダブルハンドでもシングルハンドでもキャストできるので扱いやすいと思います。

シャッドプラグのラインセレクト

冬のシャッドプラグのラインセレクトは、フロロカーボンの6ポンドです。

シャッドプラグはラインが太くなればなるほど、アクションが弱くなっていきます。

強度とベイトリールでの扱いやすさを考えるとフロロカーボンの6ポンドがよいでしょう。

それともう一つ6ポンドという太さを選ぶ理由ですが、サスペンドするシャッドプラグだとラインがあまりにも重すぎると沈んでしまうからです。

また、ポーズからの泳ぎだしもラインが太いと遅くなります。

冬のシャッドプラグには、フロロカーボン6ポンドがやはりよいと思います。

シャッドプラグの使い方

シャッドプラグの使い方ですが、主に2つあります。

1つはリッピングと呼ばれるもの、もう1つはトゥイッチングと呼ばれるものです。

リッピングとはロッドでシャッドプラグを引いてはポーズを入れるといった使い方です。

動き出しはアクションは弱く、途中は強く、最後はまた弱くなるといったアクションの強弱でブラックバスを誘います。

ポーズは最低でも5秒ほど入れるとよいでしょう。

もう1つのトゥイッチングですが、ロッドでラインを弾き、シャッドプラグを左右にダートさせる使い方です。

このダート幅をあまり大きくしないことが冬のシャローウォーターでは重要です。

あまりにも大きなふり幅だと、ブラックバスがルアーを見失ってしまうからです。

この2つのアクション方法を使いつつ、シャッドプラグは使っていくとよいでしょう。

クランクベイト

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クランクベイトは大きなアクションでブラックバスを誘うルアーです。

丸っこいファットボディーと、薄いフラットサイドと呼ばれる2つの種類がありますが、冬のシャロー攻略で使いやすいのはフラットサイドタイプです。

フラットサイドタイプは水を掻き回す力があり、またピッチが多少ファットタイプに比べると遅いので、ブラックバスの目にとまりやすいといったメリットがあります。

クランクベイトが特に有効な状況

冬のシャローでクランクベイトが特に有効な状況は、ずばりマッディーウォーターのシャローです。

マッディーウォーターは、クリアウォーターに比べると日照があったときに温まりやすい傾向があります。

さまざまな粒子によって色が付いているからでしょう。

そんなシャローウォーターでは、クランクベイトの強く水を掻き回すアクションが効果的です。

シャローにあるちょっとしたストラクチャーをゆっくりと釣ってみていくとよいでしょう。

クランクベイトでおすすめのベイトリール

冬のクランクベイトでおすすめのベイトリールは、スプール径33ミリ程度のバックラッシュを抑えやすいものです。

冬のシャローウォーターでのクランクベイトは、フラットサイドタイプが効果的ですが、このフラットサイドタイプは、キャストで回転しやすいといった欠点があります。

また、冬は強い風が突然吹くこともあるので、バックラッシュ対策はかなり必要です。

なので、バックラッシュしにくいベイトリールを選んでおくとよいでしょう。

また、ラインを少し少な目に巻いておくと過回転を抑えることができますのでやってみてください。

クランクベイトに求められるロッド

冬のクランクベイトに求められるロッドは、ティップが繊細で全体的に柔らかいロッドです。

ライトクラスのもので、低弾性カーボンやグラスを使ったロッドがあるとよいでしょう。

冬のブラックバスは、サイズが大きくてもやはり吸い込む力は弱いです。

その吸い込みを少しでも良くするためには、柔らかいロッドが必要になります。

ロッドの長さはできるだけ長いものを選んでおくとよいでしょう。

クランクベイトのラインセレクト

冬のクランクベイトのラインセレクトですが、ナイロンラインを使うことをおすすめします。

ナイロンラインは伸びがあるので、その伸びで吸い込みが弱い冬のブラックバスのバイトを弾きにくくなります。

太さは12ポンド程度を使っておくとよいでしょう。

また、ラインとクランクベイトの結束には、スナップを使ったほうがよいです。

スナップを使った方法がクランクベイトの動きを最も出しやすいので実践してみてください。

クランクベイトの使い方

冬のクランクベイトの使い方は、リトリーブ一辺倒です。

しかし、一辺倒とはいってもリトリーブのスピードに変化をつけていくとより効果的です。

基本はクランクベイトがアクションする最低限のスピードで巻いていきますが、時折、速く巻いたりすることもよいです。

速く巻くことでクランクベイトのアクション、および水の掻き方が変わるので、それによってリアクションバイトを誘発できることがあります。

さらにですが、ブラックバスが居るであろうポイントは数回クランクベイトを通してみるようにした方がよいです。

そうすることで、徐々にブラックバスにスイッチを入れさせていき、最終的にバイトさせるといったようになります。

ぜひやってみてください。

ジャークベイト

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ジャークベイトとは、ジャークアクションを起こすのに特化したタイプのルアーです。

見た目はミノーとほぼ同じですが、ロッドアクションを加えることでよいアクションをするようになっています。

冬のジャークベイトは少しボディーにボリュームがあるものがおすすめです。

ボリュームがあるもののほうが、あまり動きたくないビッグバスにとって求めるエサの条件であることがその理由です。

また、3フックタイプのジャークベイトがあれば、フックの数だけヒットの確率も上がりますのでおすすめです。

ジャークベイトが特に有効な状況

ジャークベイトが特に有効な状況は、低気圧がキーワードになります。

冬であっても低気圧の時は、ブラックバスの活性が少し上がり、泳いでいるレンジも少し浅くなります。

さらにこういった状況だと、上方向にブラックバスの意識が向きがちで、多少の移動であれば行うようになります。

さらにですが、クリアウォーターがジャークベイトの得意な状況になります。

ジャークベイトでおすすめのベイトリール

ジャークベイトでおすすめのベイトリールは、利き腕とは反対の腕でハンドルを巻くタイプのものです。

ジャークベイトはロッドアクションを加えることでその力を発揮します。

なので、利き腕でロッドを持っていないと疲れでアクションさせきれなくなってしまったりするからです。

私はどちらの腕でも試してみたのですが、思っている以上に利き腕の逆で長時間操作するのは難しいです。

なので、ジャークベイトを使う時には解説したようなベイトリールを選ぶとよいと思います。

ジャークベイトに求められるロッド

ジャークベイトに求められるロッドは、長時間のアクションでも疲れにくいものです。

できるだけ軽量で短めのロッドがよいでしょう。

高弾性のものが反発力を活かしつつアクションでき、6フィート程度のものがキャストの正確性とアクションのしやすさでバランスが取れています。

また、グリップ部分には滑りにくさもあったほうがよいでしょう。

自分の手が収まりやすいグリップも意識して選んでみましょう。

とにかく長時間のアクションをすることに重きをおいてジャークベイトのロッドは選んだ方がよいです。

ジャークベイトのラインセレクト

ジャークベイトのラインセレクトは、フロロカーボンラインがおすすめです。

伸びがほとんど無いのでロッドアクションの力がそのままルアーに伝わりやすいです。

太さは12ポンドくらいでよいと思います。

結束にはスナップを使うとよいでしょう。

もしラインアイにスプリットリングが付いていたら、外しておくことを私はおすすめします。

ジャークベイトの使い方

ジャークベイトは名前の通り、ジャーキングで使いましょう。

ジャーキングはロッドでラインを弾くようなイメージで行うとよいです。

見える水深で動きを確認するとよいです。

できるだけ右、左、右とルアーが移動するように練習すると、ブラックバスに効果的にアピールできるのでおすすめです。

まとめ

冬のシャローウォーターのビッグバス攻略についておさらいすると、効果的なルアーはシャッドプラグ、クランクベイト、ジャークベイトです。

全てハードルアーなのでイメージからすると釣りにくそうな気もしますが、私はワームよりも確実に釣果が得やすいと思いますし、実際に釣果を得てきました。

今回の記事を参考にして冬のシャローウォーターのビッグバスをぜひベイトリールタックルで攻略してもらえればと思います。







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