夏のバックウォーターをベイトリールで攻略!使ってみたいタックルとルアーとは?

ベイトリール

ダイワ(Daiwa) ベイトリール ブレイゾン 100HL

夏の好ポイントといえばバックウォーターです。

バックウォーターはダム湖の最上流部のことを指し、夏になると特にブラックバスが多くなるポイントです。

このバックウォーターは強い流れなどの条件があるので、それに適したタックルとルアーを選んで使っていくことが必要となります。

今回はこのバックウォーターをベイトリールを使って攻略する方法を紹介していきたいと思います。



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バックウォーターについて

バックウォーターにブラックバスが集まる理由はいくつかあります。

まずはなんといっても暑さから逃れるためです。

流れがある上流域は人間にとって、扇風機やクーラーに当たっているような状態をブラックバスに与えてくれます。

夏には止水域だと、35度以上の水温になってしまうこともありますので、そこから逃れるためにバックウォーターにバスが集まるのも頷けます。

次にベイトフィッシュも多く集まるからです。

流れに乗って虫などのエサが流れてくることも多く、それを捕食するためにブラックバスのエサとなるベイトフィッシュも集まってきます。

しかし、ベイトフィッシュは時に流れによって泳ぐ姿勢を乱してしまうことがあります。

そういった時を狙ってブラックバスは捕食を行いますので、それをルアーで表現するのもよいでしょう。

最後にバックウォーターは酸素が豊富であるということが挙げられます。

先に挙げた水温とも関係してきますが、水は水温が上がれば上がるほど、溶け込む酸素の量が少なくなってしまいます。

酸欠状態になってしまってはやはりブラックバスにとっても厳しいです。

よく水が掻き回されていて、フレッシュな水が供給されるバックウォーターは夏の好ポイントとなってくれます。



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バックウォーターで使ってみたいルアー

ここでは夏のバックウォーターで使ってみたいルアーを紹介しておきます。

バックウォーターにはビッグバスが潜んでいることも多いですので、それを意識したルアーを使っていきましょう。

それでは下記に3つ紹介していきます。

ビッグベイト

バックウォーターで使ってみたいルアーの1つめはビッグベイトです。

ビッグベイトはハヤやハス、フナやブルーギルといったベイトフィッシュの大きさをそのまま真似て作られた大型のルアーです。

大きさによってできる波動と見た目で特にビッグバスに効果的となっています。

強い流れの中でも確実にブラックバスにアピールしてくれるのが長所となっています。

ペンシルベイト

バックウォーターで使ってみたいルアーの2つめはペンシルベイトです。

バックウォーターではベイトフィッシュが集まり、かつ活性の高いブラックバスも多いので、小魚を負ったボイルがよく発生します。

しかし、このボイルが起きていてもルアーの動きが遅いと見切られがちとなります。

また、発生したときには正確に素早くキャストしていく必要もあります。

このような状況には、アクションが多彩で水面を滑るようにできて、かつ飛行姿勢が良くロングキャストできるペンシルベイトは使い勝手が良いです。

ロングワーム

バックウォーターで使ってみたい最後のルアーはロングワームです。

バックウォーターでは小魚もですが、ミミズのような生物も流れてくることがあります。

また、見えバスが居ることも多く、それらを上手く誘うには流れを利用していく必要もあります。

この流れを利用しやすいのがロングワームです。

長さがあって、柔らかさのある6インチ以上のロングワームを使うと、流れに乗せてドリフトさせたり、シェイクを入れるだけでも機敏にアクションしてくれます。

ワッキーリグやネコリグで使っていくのがおすすめです。

次にそれぞれのルアーに対するタックルを紹介したいと思います。

ビッグベイトのタックル

ビッグベイトではまずその重量をしっかり受け止めて、破損しないような力強いタックルが必要となります。

しかしながらそれに合わせて流れの中でビッグベイトをコントロールしていく繊細さも求められます。

下記にそのタックル例を挙げていますので、参考にしてみてください。

ロッド

7フィート以上でエクストラヘビーのロッドがおすすめです。

長さがあることによってリトリーブコースを変えやすいです。

ヒットした時にはしっかりとファイト出来るように、リアグリップが長めのモデルが良いでしょう。

ベイトリール

ビッグベイトのベイトリールではラインキャパシティーが多く入るリールを選ぶ必要があります。

番手でいうと200番以上となる表示のものなどを選んでいくとよいです。

また、ギア比に関してはローギアのものが強く巻き取りできますので、おすすめとなります。

ライン

バックウォーターにおける擦れへの対応と、ビッグベイトをキャストした時にキャスト切れを起こさないセレクトが必要となります。

できればフロロカーボンの20ポンドから30ポンドを使っていくとよいですが、バックラッシュが多くなってしまうという人はナイロンラインでもよいでしょう。

ペンシルベイトのタックル

ペンシルベイトにおいてはロングキャストとアクションの操作性を重視してタックルを選ぶ必要があります。

もちろんパワーも重要ですので、ベイトタックルが良くなってきます。

下記にタックル例を上げますので、参考にしてください。

ロッド

ペンシルベイトで扱いやすいのは6.6フィートクラスのミディアムパワー程度のロッドです。

ボート釣りなどよりは長めのほうが良くなってきます。

できるだけ軽いロッドを選んでおくとアクションを続けても疲れにくいです。

ベイトリール

ベイトリールは流れの中から回収することを考えて、スーパーハイギアのベイトリールがおすすめとなります。

流れに乗ったペンシルベイトはコントロールを失いやすいので気を付けましょう。

スプール径は34ミリ前後のものが使いやすいでしょう。

ライン

アクションを妨げないナイロンラインがおすすめです。

太さは16ポンドくらいが良いと思います。

ヒットしたブラックバスに切られないようなラインセレクトをしましょう。

ロングワームのタックル

ロングワームではパワーを必要としつつも、細かなアクションができる繊細さが必要となってきます。

ベイトフィネスと言われる仕様のタックルを選んでいくことを基本としましょう。

それでは詳しく下記に解説していきます。

ロッド

6.6フィートクラスのミディアムライトパワーのベイトフィネスロッドがおすすめです。

できるだけガイドが小さなモデルを選んでみてください。

このようなモデルはブランクスのパワーが活かされるので、ファイトが行いやすくなります。

ベイトリール

ベイトフィネス仕様のハイギアがおすすめです。

ビッグバスが掛かることを考えて、ドラグ性能がよいものを選んでください。

キャストはゆっくりとロングワームの重みを感じつつ行うのがトラブルを起こさないコツです。

ライン

ラインはフロロカーボンを使っていきましょう。

太さは6ポンドから8ポンドくらいが良いと思います。

バックラッシュが多くなってしまうという人は、ラインを巻く量を少なくしてみてください。

まとめ

今回は夏のバックウォーターをベイトリールで攻略するときに使ってみたいルアーとタックルを紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

バックウォーターではブラックバスの引きと流れが相乗して、とても強く引っ張られることが多くなりますので、それを上手くかわすタックルセレクトとファイトをするようにしましょう。

それではぜひ今回の記事を参考に夏のバックウォーター攻略をしてみてくださいね。







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