失敗しない中古ベイトリールの選び方

ベイトリール

シマノ ロッド ルアーマチック スピニング S86ML

みなさんはロッドやベイトリールなどのタックルをどこで買っていますか?

たぶんほとんどの方は近くの釣り具屋さんかネットショッピングで購入していると思います。

では、「中古釣り具」ってどんなイメージを持っていますか?

「ちゃんと動かなそう…」などあまり良いイメージを持っていない方もいらっしゃると思いますが、実はそんなことはないんです。



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新品か中古か…

それなりの性能を持ったロッドやベイトリールをすべて新品で揃えようと思うと結構な出費になります。

さらにタックルの他に、餌やルアー、ときには船の乗船料など釣りは意外とお金がかかる趣味です。

金銭的に余裕のある方は別ですが、「できれば少しでも出費を抑えたい!」と思う方がほとんどではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが中古ロッドや中古リールなどの「中古タックル」です。

中古品というと抵抗を持つ方もいるかもしれませんが、ロッドやリールなどは毎年のように新しいものが発売されています。

「前の年に買ったリールを売って新しいリールを買う」と言う方も意外と多くいらっしゃいます。

そのため、まだまだ現役で使えるものが中古品として安く売られるようになってきました。

しかも比較的綺麗で使用回数が数回といった新品に近いものも多くあります。



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中古ベイトリールを選ぶ時はここに注意

中古ベイトリールを選ぶときに一番大切なのは「ハンドルを回したときに違和感のないもの」を選ぶことです。

ベイトリールやスピニングリールでもっとも重要なパーツは「ギア」と「ベアリング」です。

中古リールを選ぶときにはこの2つのパーツに異常が起きていないかを確認することがもっとも大切です。

外装が綺麗だったとしてもギアやベアリングに不具合が起きていることも多々ありますので注意が必要です。

ギアとベアリングの状態を確認するもっとも簡単な方法は「ハンドルを回してみる」ことです。

このとき、パーツに不具合が起きていればスプールがスムーズに回転しなかったり、ハンドルを回したときに異音が発生しているようなものは避けるようにしましょう。

不具合の中には、単にゴミが挟まっていたりオイルが切れているだけの場合もあります。

軽度な不具合であればゴミを取り除いたりオイルを注油すると解消できることもあります。

しかし、ゴミ詰まりやオイル切れを起こしたまま長期間使用されていたり、放置されていたような場合にはギアが固着したり削れてしまっていることもありますので注意が必要です。

オークションと中古釣り具ショップどっちがいいの?

さて、中古品を買うときには「どこで購入するか」と言うこともとても大切になってきます。

選択肢としては、オークションか中古釣り具ショップのどちらかで購入することになると思います。

それぞれの購入手段のおすすめの点と注意点についてお話したいと思います。

オークションは安いけど…

オークションは、古い製品から比較的新しい製品まで幅広く出品されています。

比較的安く購入することができるのでおすすめの購入方法だと言えます。

ただし、オークションでは実際に手にとってみることができないので写真や記載されている情報を元に判断しなければいけないのでそれなりのリスクが伴うことも頭にいれておかなければいけません。

また、商品によっては新品と同等の価格で出品されていることもあるので「本当にお得なのか?」を確認することが大切です。

高くてもいいなら中古釣り具ショップへ

中古リールを購入する方法として一番おすすめなのが中古釣り具ショップで購入することです。

中古釣り具ショップであれば知識を持ったスタッフによって製品のチェックが行われているのでリールの状態をきちんと把握することができます。

私がおすすめする中古釣り具ショップは「タックルベリー」です。

タックルベリーは北は北海道から南は沖縄まで全国各地に展開している中古釣り具ショップです。

実店舗たけでなくネットショッピングも展開しているので近くに店舗がない方もで購入することができます。

ネットショップでも購入の際には送料がかかりますので実際に購入する際にはそれを踏まえて判断してください。

中古品を買ったらまずは分解と清掃をしよう

中古リールを購入したら動作に不具合が起きていない場合でも分解と清掃をするようにしてください。

中古品なので多少のゴミの付着やオイル切れは避けられません。

特に長期間使用されていないリールの場合にはそのまま使ってしまうと不具合が発生することがあるので注意が必要です。

分解するときには可能であればメーカーが出している展開図を用意することをおすすめします。

ほとんどの製品には付属品として展開図がついていますが、もしないときにはメーカーのWEBページからダウンロードできることもありますので探してみてください。

分解と同時に簡単な清掃を行って付着しているゴミと古いオイルなどを洗い流すようにしましょう。

このときに「パーツクリーナー」を用意しておくと便利だと思います。

パーツクリーナーはホームセンターなどで300円ほどで購入することができます。

パーツクリーナーはリールのメンテナンスを行うときにも使いますので購入しておくことをおすすめします。

具合の悪いパーツは交換しよう

中古リールの中にはギアが欠けていたり、ベアリングがうまく回っていないものもあります。

実はリールのパーツは細かく分かれており単体で購入できるようになっている場合がほとんどです。

展開図にはパーツ番号が記載されているのでそれを元に近くの釣り具店などで注文することができます。

展開図がない場合は、直接リールを釣り具店に持ち込んで相談してみてください。

ほとんどの釣り具店はメーカーと代理店契約を結んでいるのでメーカーに問い合わせることができるはずです。

日頃のメンテナンスはとっても大事

中古品だからと行って日頃のメンテナンスを怠ってはいけません。

逆に中古品だからこそメンテナンスをきちんと行ってあげる必要があります。

水洗いは一番簡単で一番効果的

一番簡単なメンテナンスは「使った後の水洗い」です。

特に海水で使った場合には、放っておくと塩の結晶ができてベアリングに詰まってしまったり、オイルと混ざってギアに固着してしまうこともあります。

使った後に水で汚れや塩を洗い流しておけばそれを防ぐことができます。

これをしっかりと行っていればあとのメンテナンスは月に1度程度のオイル注油のみで問題ありません。

専用グリスとオイルを用意しよう

リールのメンテナンスに使うグリスやオイルはできればリールのメーカーが出している専用品がおすすめです。

グリスやオイルはメーカーによって「粘度」が異なっています。

専用品であればリールにあった粘度のオイルやグリスなので安心して使うことができます。

ただ、「異なるメーカーのものを使っていはいけない」と言うことではないのですでに手持ちのものがある方はそれを使ってメンテナンスを行っていただいて問題ありません。

まとめ

一昔前は「中古品」と言うと使い古されたものというイメージが強かったかもしれません。

最近ではベイトリールをはじめとした釣り用品のリリースサイクルは昔とは比べものにならないくらい早くなってきました。

そのため比較的新しい製品でも中古市場に流れるようになってきました。

タックルを少しでも安く手にいれたいと思っている方はこの記事を参考に色々と探してみてください。







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