意外と簡単? ショアジギングロッドでメタルジグを使って狙うヒラメ!

ジギングロッド

ヒラメをルアーで釣ってみたいと多くのソルトルアーを楽しむ人は思うと思います。

しかし、ヒラメを釣ったことがあるソルトルアーフィッシャーマンは私の周りを含め、あまりいないと感じています。

今回はそんなヒラメをショアジギングロッドを使って、かつメタルジグを使う方法を紹介していきたいと思います。

最後にはおすすめのフィッシングツールも紹介しますので、ぜひ読んでみてください。



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ショアジギングでヒラメを狙うポイント

ショアジギングではその遠投性能を活かして、他の釣りではなかなか届かないような沖にあるポイントを狙うことができます。

ただし、やみくもに狙っても釣りにくいと思います。

ですので、事前にヒラメが釣りやすいポイントを知っておく必要があります。

まずはなんといっても外せないのが、ボトムが砂地であるということです。

ヒラメは砂の中に潜ってエサを待ち伏せしたり、エイのような大型の他の生物が来たときには砂の中に身を隠したりしています。

また砂地であればメタルジグを使っていても引っかかることがほとんどないので、釣りのリズムが取りやすいです。

それに砂地では明確な変化が少ないのも事実ですので、メタルジグとショアジギングの遠投性能を活かして広範囲からヒラメが居るポイントを探っていくこともできます。

砂地であれば砂浜や河口、防波堤からといろんな場所で狙うことができます。

次に外せないポイントの条件がベイトフィッシュが居ることでしょう。

一番よいベイトフィッシュとなるのは、イワシです。

中でも遊泳力の弱いカタクチイワシが居る場所は狙い目となってくれます。

さらに大きさが10センチから15センチくらいだとなおベストです。

季節とエリアによって違ってきますが、私の住んでいる地域においては5月初旬からカタクチイワシが岸に寄ってきやすくなり、この時期からヒラメも狙うことができています。



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ヒラメがヒットしやすいタイミング

ヒラメ釣りではヒットしやすいタイミングが明確にあると思います。

それはなんといっても朝マズメのタイミングです。

太陽が上がり出してから完全に明るくなったと思うくらいまでの時間帯がよいタイミングだと思います。

これ以外の時間帯になってくるとなかなかヒットさせづらいです。

ヒラメはある程度の捕食を済ませてしまえば、あとは底でじっとしているため無理して動き回る必要が無いのでしょう。

ヒラメを狙いやすいショアジギングロッド

ヒラメは後に紹介しますが、メタルジグをフォールメインで使っていきます。

ですので、おすすめのショアジギングロッドはショアスロー用といわれるものになります。

ショアスロー用のロッドというのは、通常のショアジギングロッドよりも長く、かつしなやかさを持っているものです。

具体的には9.6フィートから10フィートあると非常に釣りやすいと思います。

長さがあることでよりメタルジグの遠投性能を活かすことができ、遠投した50メートル以上先であってもフッキングを上手く行うことができます。

ショアジギングロッド以外のタックルシステム

ヒラメ狙いのショアジギングロッドにはショアスロー用のものがおすすめですが、それ以外のタックルシステムもしっかりしておかないとヒラメのバイトは遠くなってしまいます。

タックルシステムはバランスで成り立つことを覚えておきましょう。

下記にその目安を紹介していきますので、参考にしてもらえると良いと思います。

リールはハイギアがおすすめ

ヒラメ狙いのショアジギングではリールはハイギアがおすすめです。

理由としてはフォールでヒットすることが多いためそのラインスラックを速く巻き取ることでバレが少なくなること、また時として遠投した先でメタルジグに付いているフックがラインと絡んでしまったりしたときでも回収が早ければロスする時間を減らすことができます。

大きさとしてはダイワであれば3000番から3500番、シマノであれば4000番から5000番くらいが良いと思います。

ロッドにセットした時に全体の重心が手元に近くなるようにできるものを選んでみてください。

ラインはPE1号で十分

ヒラメは激しい首振りなどのファイトを見せてくれますが、引き自体はそこまで強い魚ではありません。

ですので、メインラインはPE1号くらいで十分です。

このくらいのほうがメタルジグの操作と、ヒラメのバイトが取りやすいです。

ドラグはフッキングしたときに少し滑るくらいの設定がおすすめです。

リーダーはちょっと太目で

ヒラメはとても鋭い歯を持っており、ときにこの歯でリーダーを切られることがあります。

その可能性を少なくするために、リーダーはちょっと太いものを使っておきましょう。

具体的には素材はフロロカーボンで25ポンドを使っておくことをおすすめします。

メタルジグとの結束はフリーループノットが一番おすすめです。

ヒラメ狙いで使うメタルジグ

ヒラメ狙うで使うメタルジグはフォールの性能が優れたセンターバランスのものがおすすめです。

フォールアクションに関してはフラット形状がよく動くように見えて、かつフォールスピードが遅いので良いように見えますが、このフォールスピードの遅さがヒラメに見切られる原因となるようです。

ですので、細身で多少フォールが速く落ちるメタルジグがおすすめとなります。

ショアジギングロッドでのヒラメの誘い方

ヒラメをショアジギングロッドで狙うときの誘い方は、基本的に1ロッドアクションに対して1フォールがよいです。

ロッドアクションを加えるときはメタルジグを加速させるようにして、加速させた後はラインテンションを貼らず緩めずのテンションに持っていくようにするとよいです。

フォールのときはボトムに着くか着かないかのタイミングを意識するようにするとリズムよく、かつヒラメを効果的に誘っていくことができます。

バイトはロッドに重みが乗る感じになりますので、そのままフッキングしてロッドはあまり煽らずにリールで慎重に巻き取るようにしてくるのがおすすめとなります。

ヒラメ狙いにあると便利なフィッシングツール

ヒラメ狙うであると便利なフィッシングツールは2つあります。

まずは歯の鋭い魚を安全に掴むためのフィッシュグリップです。

このフィッシュグリップを使わずにヒラメを掴むのは非常に難しいです。

他のシーバス釣りや青物の釣りでも使うことができますので、ぜひ一つ購入しておくとよいでしょう。

2つめにあるとよいフィッシングツールがランディングネットです。

これはヒラメを寄せてきたときにバラシを少なくするために必要となります。

ヒラメが最も暴れるのは水面が近づいてきたとき、特に水面から顔が出たときとなります。

首を思いっきり振られるので、メタルジグの重み、そしてヒラメの口の柔らかさから非常にバレやすいです。

だいたいですが、ランディングネットの枠の大きさは55センチから60センチくらいの大きなものがおすすめです。

ランディングネットがあるかどうかで、取り込みのときのキャッチ率は大幅に変わりますので、ぜひ用意しておいてください。

まとめ

ヒラメをショアジギングロッドで狙ってみると意外とあっさり釣れたりします。

ただやはり狙う場所であったり、狙うべきタイミングを抑えておくことが重要となってくるでしょう。

ヒラメは皆さんご存知の通り、刺身で食べると非常に美味しい魚です。

自分で釣ったヒラメであればより一層おいしく感じることと思います。

今回の記事を参考にして、ぜひご自身でヒラメを狙ってみてください。







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