最高級で知られるヤリイカに挑戦。今シーズンは、このエギングロッドでヤリイカ釣りにチャレンジしよう。

エギングロッド

アルファタックル(alpha tackle) 海人 ヤリイカ 170 51850

イカ釣りをやっていると、いずれはヤリイカ釣りに挑戦したくなるはずです。

当然、ヤリイカ釣りには、ヤリイカ用のエギングロッドが必要です。

ヤリイカは、比較的水深の深い場所に生息し、身切れもしやすいため、かなりのテクニックを要求されます。

しかし、そこは高級イカ、エギングをやっている以上いつかは、釣り師としてヤリイカを持ち帰りたいものです。

新鮮なヤリイカで磯辺巻きやユッケを作ると絶品です。

家族からも釣りに対する理解が得られること間違いなしです。

今回は、エギングの中でも難易度の高いヤリイカを取り上げてみたいと思います。



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ヤリイカとは

ヤリイカは、イカの中でも価格が高い高級イカに分類されます。

ヤリイカは、スルメイカよりグレードが高く、刺身や寿司ネタとして生食に利用されるほか、塩辛、焼き物、煮付けとしても調理されます。

一般的にヤリイカとケンサキイカが、最高級のイカと言われています。

ヤリイカは、性格的にはおとなしい部類に入ります。

釣り上げた後、スルメイカが噛みつこうとしてくるのに対し、ヤリイカはあきらめたようにおとなしくなります。

よく見てみるとわかると思いますが、ヤリイカの触腕や足は、他のイカと比較してかなり細くかつ短いです。

これは、釣り上げる過程で、身切れしやすいことを意味します。

よって、ポピュラーなマルイカ釣りに比べ、かなりのテクニックが要求されるのです。



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ヤリイカのシーズンはいつ頃なのか

ヤリイカ釣りは、8月の終わり頃から釣れはじめ、年を越す頃に最盛期を迎えます。

100~150mの水深で釣れることが多く、200mを超える深場でも釣れることがあります。

しかし、最近の温暖化による海水温度の上昇で、ヤリイカのシーズンは、かなり遅くなる傾向にあります。

年明けにシーズンがスタートし、夏場まで続くことも珍しくありません。

ただ、シーズンも重要ですが、まずはコンスタントに釣れる場所を選ぶことが大切になってきます。

ベテランが100杯くらいの釣果であれば、ビギナーでも50杯程度は期待できます。

高級イカだけに、自分だけではなく家族にも喜ばれるのがヤリイカです。

ヤリイカ釣りの求められるエギングロッドの条件

ヤリイカの足は細く短いという特徴があります。

また、強烈な引きがあるわけでもありません。

よって、プラズノに乗っていても、往々にしてアタリを見逃してしまう場合があります。

とはいえ、ヤリイカの場合、個体が小さくても乗った瞬間だけはアタリが出ます。

このアタリをいかに感知するかが、ヤリイカ釣りのコツなのです。

竿は感度重視でセレクトすべし

ヤリイカは、乗れば必ずアタリが出ます。

よって、先調子の竿を選びましょう。

感度の良い先調子の竿なら、アタリを見逃す回数もグンと少なくなります。

長さは1.7~2.0m程度のものが、おすすめです。

リールは軽量のものを選択しよう

ヤリイカ釣りの場合、リールはコンパクトなものがいいでしょう。

ヤリイカは、かなり水深の深いところまで生息するので、300m以上巻けるものが、おすすめです。

シマノなら1000番台、ダイワなら300番台が最適です。

予算があれば、電動のものを選んだほうが無難でしょう。

道糸は、PE3号がおすすめです。

細ければ細いほど、速く目的の水深に到達することができます。

いわゆる釣りの回転率が上がるわけです。

標準的なPE4号でもいいのですが、ワンランク上の釣果を目指すのであれば、PE3号を使うのがいいでしょう。

ヤリイカ釣りの注意点とは

ヤリイカ釣りの基本は、ブランコ仕掛けです。

ブランコ仕掛けは、道糸を幹とすれば、プラズノが枝のように伸びた形です。

ヤリイカ釣りで一番問題になるのは、アタリを確実に認識することです。

ヤリイカの場合、先調子の竿でないと、乗った感覚をつかめないことがあります。

そのためにも、ヤリイカ専用の竿を使うべきでしょう。

また、竿先をしっかり見ることも重要です。

ヤリイカ釣りでは、最初のアタリを見逃してしまうと、その後は穂先がほとんど動きません。

よって、穂先の動きに集中することが大切です。

またヤリイカは足が細く短いので、非常に身切れをおこしやすいです。

プラズノに乗った場合、速く巻き上げるのではなく、はやる気持ちを抑え、落ち着いて巻き上げましょう。

そうすれば、バラす確率も低くなります。

ビギナーの人は、ベテランの人の巻き上げスピードを参考にしてもいいでしょう。

ヤリイカ釣りの意外な邪魔者とは?

ヤリイカ釣りの邪魔者、それは「サバ」です。

イカを釣りに来たのに、サバばかり釣れて困った、そんな経験をした人も多いはずです。

しかし、サバが多いということは、エサが多いということでもあり、イカもいるということです。

逆にサバがいなければ、エサも少なく、イカも釣れない場合が多いのです。

とはいっても、サバも今や高級魚です。

例えば、大分県豊後水道の関サバは高級ブランド魚です。

特に大型のサバは、ぜひとも持ち帰りたいものです。

サバは、釣り上げた後すぐに締めて、クーラーボックスで保管します。

このとき、海水氷でガッチリ締めるのがコツです。

イカは海水が入ると傷むので、ジッパーパックに入れ水が入らないようにします。

こうすれば、両方おいしく持ち帰ることができ家族も大喜びです。

毎回釣果ゼロでは、家族から白眼視されるのが当然です。

本当に釣りに行っているの?

とあらぬ疑いをかけられることもあるでしょう。

釣り師たるもの、家族から今日もおいしい魚釣って来てと期待されてこそ、フィッシングに集中できるのです。

おすすめヤリイカタックル

今回は、シマノ、ダイワ、エイテックからヤリイカ専用のタックルを選んでみました。

2万円から3万円台の比較的手頃な価格のタックルです。

この価格帯であれば、家庭をもっている男性の方でも、奥さんにお伺いを立てやすいですよね。

ロッドの選択については、あくまで個人的なチョイスなので、これを参考に自分にあったエギングロッドを選んでください。

シマノベイゲームXヤリイカ190

シマノ ロッド ベイゲーム X ヤリイカ 190

全長1.9M、自重180g、先調子 8:2のヤリイカタックルです。

ヤリイカ釣りで要求される感度と軽さを追求したモデルです。

穂先は、グラスソリッドで微妙なアタリを捉えることが可能です。

多点掛けにも対応できるパワーと、身切れを防止する柔軟性を備えています。

実売価格は2万円前後となっています。

ダイワ メタリア ヤリイカ MH-175・J

ダイワ(Daiwa) メタリア ヤリイカ MH-175・J

全長1.75M、自重150g、先調子8:2のヤリイカタックルです。

高感度かつパワフルなメタルトップを搭載しています。

水深が150mを超える深場や小型のヤリイカのような微妙なアタリも手や目の感度で確実にキャッチできます。

「X45」で竿のネジレを防止し、深場でもしっかり仕掛けをシャクれる操作性と、多点掛けにも負けないパワーを確保しています。

なおロッドの軽量化により、一日中手持ちでシャクり続けても疲れない、軽快なヤリイカ釣りを楽しめます。

直結仕掛けを多用する上級者にもおすすめの鋭敏ショートモデルです。

実売価格は2万9000円前後となっています。

エイテックアルファタックル海人ヤリイカ170

アルファタックル(alpha tackle) 海人 ヤリイカ 170 51850

小型のヤリイカの微妙なアタリも確実に捉える先調子8:2のヤリイカ専用タックルです。

全長は、1.7m自重は195gとなっています。

トップには、H I – F L E X グラスソリッドを採用しているため、ヤリイカのデリケートな乗りにも対応できます。

バット部も従来品と比較してさらに強化されているため、シャクリのような動作も自由自在に行うことができます。

実売価格は2万円前後となっています。

まとめ

活魚料理店に行くと、いけすでイカが泳いでいます。

そのほとんどが、この記事で紹介したヤリイカです。

活き造りにすれば、数千円もする高級なイカですが、海へ出れば比較的簡単に釣ることができます。

ジッパーパックに入れて持ち帰り、自宅でさばけば家にいながらにして高級料理店の味を楽しむことができるのです。

ヤリイカの新鮮な刺身でやる一杯は、至福の時間です。

さぁ、今日からあなたもエギングロッドを持って海に繰り出しましょう。

レッツ!フィッシングです。







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