秋の数釣りシーズン攻略!エギングロッドで楽しむアオリイカのエギング

エギングロッド

ダイワ ロッド リバティクラブ エギング 802ML

日本人が古くから親しんでいる魚介類の1つに「イカ」が存在します。

イカと名前が付くものは様々なものがありますが、その中でもトップクラスの人気を誇っているのが「アオリイカ」です。

釣る楽しさもさることながら、どのような料理にしても抜群に美味しいのも人気の理由です。

そこで今回はそんなアオリイカを狙うのに最適な秋のシーズンをどう攻略していくのかを、エギングロッドなどタックル面も含めて簡単に紹介します。



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エギング入門に最適なシーズン

エギングをこれから始めたいと思うビギナーにとって、エギの動かし方など基本的な動きを習得するのに最適なシーズンが秋口です。

気候的にも真夏のうだるような厳しい暑さがひと段落して、朝夕はひんやりと冷たくもなるこの時期は、1日を通して快適に釣りを楽しむことが出来ます。

まさにエギング入門にはうってつけのシーズンと言えるでしょう。



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好奇心旺盛な若いイカが主体の秋

秋口のエギングの特徴として、非常に好奇心旺盛な若いイカが主体となるので、初心者であってもヒットに持ち込むことが出来る確率が格段に高くなることが挙げられます。

春先のような1発大物狙いの時期の難易度と比較すると1パイを手にする労力は遥かに少なくて済みます。

自分が動かすエギでもアオリイカが釣れたという結果を得ることが出来れば、初心者にとっては大きな自信にもなります。

また、次第に慣れてくれば数釣りも経験できるので非常に面白いです。

500g以下のイカは大型のものに比べて外敵に襲われる危険性が大きいので群れで泳いでいることが多いので、同じ場所であってもそうした食い気のある群れに当たれば10パイ近く釣れることも珍しくありません。

釣り場にはこだわるのも1つの方法

アオリイカのエギングは本来であれば身近な堤防や護岸などどこでも楽しめる釣りなのですが、最近は全国的なエギングブームの影響もあってかシーズンに入ると毎日のように大量の釣り人が押し寄せてエギを振る為に、釣り場周辺のアオリイカがエギを見切ってしまいスレていることが珍しくありません。

そこでおすすめなのが、いわゆる「穴場」と呼ばれる普段は釣り人がほとんど入っていないような場所を探して竿を出してみることです。

基本的に雑誌で出ているようなメジャーポイントは釣るのはそれ相応に難易度が高いと考えておいた方が良いです。

アオリイカはこちらが想像するよりも意外とそこかしこに泳いでいるので、あまり先入観を持たずに少しでも気になるポイントがあればとりあえず竿を出してみるというのがおすすめです。

食い気があるアオリイカがもしそこにいれば、ヒットまで持ち込めなくても必ずエギを追いかけてくるのですぐに分かります。

専用のエギングロッドがおすすめ

基本的に釣りというのはこだわらなければ特に専用ロッドを使用しなくても問題無く楽しむことが出来ますが、このエギングに関しては一般的なルアーロッドやコンパクトロッドではエギに満足なアクションを与えることが出来ない可能性が非常に高いので、専用のエギングロッドを購入することを強くおすすめします。

最近では価格も安いものが販売されているので、メーカー物であっても5000円も出せば十分に性能の良いものが手に入ります。

最初から高級モデルを使用するよりは、安いものから始めて徐々にランクを上げていく方が上達も早くなります。

どのロッドが良いのか初心者の段階で自分で判断するのは非常に難しいので、釣具店のスタッフやエギングに精通した知り合いに聞くと良いです。

リールは小型のスピニングリールが基本

リールですが秋の数釣りシーズンは大型のヒット率も低くそれほどパワーを要求されないので小型スピニングリールがあれば十分です。

ハンドルはシングルとダブルの2タイプがありますが、これは個人の好みなので使いやすい方を選んで下さい。

ダブルハンドルは手が滑ってもどちらか1方のハンドル部分に手が掛かりやすいのですぐに次の動作に移行できるというメリットがあります。

リールも安いものを探せば驚くほど安価なものもありますが、基本的にそうしたモデルは作りがそれほど頑丈ではない場合が多いので長期間の使用を考えると避けた方が無難です。

PEラインの1号~1.5号を使用

PEラインですが使用するのは1号~1.5号もあれば強度的には問題ありません。

それ以上のものは水の抵抗が大きくなってアクションが思うようにエギに伝わらない可能性が大きいです。

ショックリーダーとしてはナイロンラインの4号あたりを接続しておけば安心です。

エギは2号~2.5号あたりをメインに使用

肝心のエギですが、秋の数釣りシーズンでは小型のエギを使い過ぎるとヒットするイカも小型のものが多くなってしまいます。

アオリイカというのは獰猛なので、多少こちらが大きいと感じるエギでも躊躇なく抱いてきますので、資源保護の観点からも2号以上のエギをメインで使用して下さい。

基本的には大きなエギには大きなイカがヒットします。

見えイカがいれば狙ってみる

秋のシーズンには海面を覗き込むとアオリイカが群れているのが見えることが少なくありません。

こうした見えイカを見つけたらエギを少し沖に投入して誘ってみて下さい。

エギのシャクリは基本的に着底後に1回大きくしゃくって再度糸ふけの分を沈めます。

そして、沈んだらまた同じ動作を繰り返して下さい。

これを足元まで何度も行います。

イカはエギをしゃくり上げている途中ではヒットせずに、沈めている途中でヒットすることが非常に多いです。

なので、沈めている際にはラインを出来る限りたるませずに張った状態で沈めて下さい。

イカが抱き着くとラインが微妙に引っ張られたり、ラインの出が止まったりするのですぐにアワセを入れて下さい。

生きエサを使用した釣りの時とは違って、エギは偽物なのでタイミングを逃すとすぐにエギを離してしまいます。

即アワセをしっかりと意識して下さい。

反応が悪くなればすぐにエギのカラーを変える

エギングでは最初は順調に釣れていても次第に反応が悪くなってしまい最終的には見向きもしなくなる現象がよくあります。

これはイカが使用しているエギのカラーに飽きていることが原因となっていることが多いので、すぐにカラーチェンジを行いましょう。

エギのカラーは少なくとも5種類ほどは用意しておいた方が様々な場面に対応できるのでおすすめです。

こぼれた墨はすぐに洗い流す

イカは取り込み直後に大量に墨を吐くことがあるので、吐いた墨はすぐに海水で洗い流して下さい。

イカの墨はしばらくして乾いてしまうとなかなか取れなくなってしまうので、念のため100円均一で売られているようなブラシも持参すると良いです。

氷と直接触れさせない

アオリイカは直接氷と触れさせないようにして下さい。

その為に、ジップロックなどの密閉できる袋を用意してそこに1パイずつ入れてからクーラーの中に保管して下さい。

こうすることによって、万が一墨を大量に吐かれてもクーラー内は汚れずに済みます。

リリースする際にはエギを逆さまにする

小型のアオリイカが釣れてそれをリリースする際には、エギの頭の部分を持って下向きにして逆さまにすると、カンナにはカエシが付いていないのですぐに外れます。

まとめ

今回は秋口の数釣りシーズンに狙うアオリイカのエギングについて紹介しましたがいかがだったでしょうか。

この釣りは難しい釣りと考えられがちですが、決してそのようなことはありません。

女性や子どもでも気軽に楽しむことが出来るので、興味がある人は難しく考えずに是非エギングロッドを用意して気軽に挑戦してみて下さい。







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