自分で出来る!ベイトリールの簡単メンテナンスで快適な釣りを楽しもう!

ベイトリール

メンテナンス

ベイトリールのメンテナンスというと、全部分解して、洗浄して、グリスアップしてなんてイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?
なので、メンテナンスは敬遠しがちになってしまい、気づいたときにはハンドルを回すとゴリゴリとした感触が伝わってきてしまったり。

今まで私はメンテナンスをしなかったためにリールを2台ダメにしてしまいました。

でも、そのダメになった原因はメインのギアなどではなく、今となっては日頃簡単に自分でメンテナンスできる部分が原因だったりしました。

そこで今回は私のようにならないように自分で出来る簡単なメンテナンスを紹介していきたいと思います!



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1.ハンドルノブのメンテナンス

それでは、ベイトリールの簡単に出来るおすすめのメンテナンスを紹介していきます!

まずは、ハンドルノブでメンテナンスをするところは主にベアリングです。

回転を良くするためのベアリングですが、オイル切れを起こすと異音、酷いときにはベアリングが潰れたりしてしまいます。

これを解消するには、こまめなオイル注入が必要です。

オイルの注入は、まずハンドルノブについているキャップを取り外します。

取り外すときに便利なのは針金です。

私はクリップを伸ばして引っかける部分を先端に設けたものを使っています。

ハンドルノブを外したら、そこからオイルを注入します。

できればおすすめなのは、釣具店においてある高回転タイプのオイルです。

多く注入しすぎた場合は、オイルをティッシュで拭きとっておきましょう。

メンテナンスの頻度は、釣行2~3回ごとくらいでいいと思います。



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2.レベルワインダーのメンテナンス

レベルワインダーとは、ラインの巻き取りを均等にするための機構です。

ハンドルと連動して左右に動くようになっています。

このレベルワインダーの可動部分がベイトリールの故障で最も多いのではないかと思います。

ベイトリールの構造上、どうしても露出する部分であり、ラインが拾ったアオミドロや枯草なんかが付着しやすい部分です。

この付着したものが溜まってしまうと正常なレベルワインダーの動きができなくなります。

正常な動きが出来ない状態で、無理やりハンドルを回してしまったりするとそれが故障の原因となります。

このレベルワインダーの可動部分をメンテナンスするには、パーツクリーナーとグリスが必要です。

まずはパーツクリーナーを吹き付けて、汚れと汚れが混ざりこんだグリスを落とします。

パーツクリーナーは釣具店で専用のものを買って使ってください。

釣り具専用のパーツクリーナー以外だと、プラスチック部分を溶かしてしまったりするものもあるので注意が必要です。

パーツクリーナーを吹き付けて、汚れを落としたあとはグリスを付けていきます。

私はグリスを付けるときは爪楊枝を使って付けています。

グリスは可動部分全体に行きわたるくらいがいいと思います。

グリスを付けて、ハンドルを回して全体の感じを見ながら徐々にグリスを付けていってください。

3.スプール周辺のメンテナンス

スプールはベイトリールの中で最も高稼働する部分です。

高回転による遠心力でオイルが飛び散りやすかったりするので、オイル切れを起こしがちな部分になります。

このスプールのメンテナンスに必要なのは、ノーマルタイプのオイルです。

高回転タイプのオイルを使うと釣りの最中にオイル切れを起こしたりしてしまいます。

オイルを注入するところはスプールの両軸と、そこにあるベアリングやカラースペーサーです。

メカニカルブレーキ側はメカニカルブレーキキャップを外せば、スプールの軸が見えるので、軸とベアリング・カラースペーサーにオイルを注入してください。

反対のブレーキシステム側は、コインを使ったり、レバーによって開くことができるものがほとんどです。

開いたら見える軸とベアリング・カラースペーサーにオイルを注入してください。

オイルの量は、全体にオイルが薄く行きわたるくらいが目安です。

まとめ

今回は自分で出来る簡単なメンテナンスとして、
1.ハンドルノブのメンテナンス
2.レベルワインダーのメンテナンス
3.スプール周辺のメンテナンス
の3つを紹介してきました。

時間もほとんどかからず、慣れてしまえば10~15分もあれば出来ると思います。

私のようにベイトリールをダメにしてしまわないようにも、日頃からメンテナンスを意識してみてください!






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